自分が後輩たちに、これまでかなり厳しく指導してきて、
そして後輩たちが守ってきたのは、
世の中に自然にある指示を活用するということです。
※現場では「ナチュラルキュー」とよく良いってます。
自閉症や発達障害者への支援で、
視覚支援の有効性は実証されてきたと思います。
しかし、あまりに視覚支援が、ベッタ、ベタの過剰支援になっていることがあります。過剰な指示。過剰な明瞭化。過剰な整理統合。
世の中には、たくさんの自然にある指示があります。(スライドを見てください)
しかし、特別支援学校や施設で支援者が用意された視覚支援にしか注目できない方を見ることができなくなり。自然にある指示に注目できないケースもあります。
例えば、本来はファーストフードで、一番後ろを確認して並ぶを教えられる人にも、わざわざ並ぶ場所をシートで伝えるとか。(もちろん、そのような支援が必要な時もあります。)
ちょっとまえに職場の中の自然にある指示を探したら、
1分も立たないでスライドの写真を含めて数十個の自然な指示を発見できました。
自然にある商品の説明書や手順
キャップの自然な開け閉めの方向
禁止、中止のマーク
人の行列・・その後ろ
本来は、自然にある指示をつかみ行動する。それを補助するのが構造化や視覚支援です。(視覚支援や構造化がダメでありません。私はおすすめします)
まずは、自然にある指示に着目することが大切です。
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