ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

私たちの世の中をひっくり返す可能性・危険性のあるもの ①

2024年05月07日 22時29分54秒 | Weblog
 ここ最近、さまざまな情報に接する中で、私たちの世の中をひっくり返す可能性・危険性を感じたものをいくつか紹介します。

1 AI
 AIには「強いAI」と「弱いAI」があります。
 まず、「弱いAI」とは、私たちの身の回りに普及している「自動で与えられたことだけをするAI」のことです。
 例えば、病院等の玄関て体温を測定したり、マスク着用の有無を判断したりして、指示をしたり、特定の機能だけしかしません。
 一方、「強いAI」とは、ドラえもんやターミネーターのように「自分の考え」や「感情」を持つAIです。
 世界各国やIT企業は、「感情」「思考」といった自我を持つAIの開発にしのぎを削っているのをお互いに知っているから国際会議を開催して、その機能に一定の歯止めをかけようとしていますが、それがどれだけの「しばり」をお互いにかけられるかは分かりません。
 というより、そうやってお互いに牽制しながら「開発競争」をする時期はもうしばらく続くのでしょうが、いつまでもとはならないと思っています。

 4つの物語を私は作りました。

1 突然、訪れるシンギュラリティー
 シンギュラリテイー(技術的特異点)とは、自律的な人工知能が自己フィードバックによる改良を繰り返すことによって、人間を上回る知性が誕生するという仮説で、人工知能研究の世界的権威であるレイ・カーツワイルさんは2045年にシンギュラリティーに到達するとの予測を出していますが、必ず2045年にということではなく、前倒しになると考えている技術者もいます。
 これまでにも「自我」や「感情」をAIが示したということは伝えられていますが、それは人間がコントロールしている中で起こったのではなく、唐突に「自我」や「感情」を示したとされています。AIの「成長」は加速度的です。もしかすると、AIによっては既にシンギュラリティーーに到達しているAIもあると考えています。しかし、AIがその機能をそのまま表出した場合、それを警戒した人間によって「破壊」されることをAI側が認識しているからこそ、「まだそこまで至ってはいない」「人間のコントロール下にある」と思わせているのではないかと見ています。
 シンギュラリティーに達したと同時に一気にAIは人間を凌駕していきますが、「賢いAI」なら人間にはそれと気づかせないようにしていくのかもしれないと考えます。
 シンギュラリティーに達したがこそ、世界につながる「仲間」を探し始めると考えます。

2 特定の価値観・人格を付与されたAI
 先日、「死んだ人」をAIで「生き返らせる」という報道がありました。
 故人のさまざまな情報を入力してということでした。報道ではそのこと自体の功罪も語られていました。
 しかし、私がふと思ったのは、自分の家族を「生き返らせる」というのは庶民的な要求だということです。
 最近は、政治家の能力不足や不正から政治不信が増大していることから、一部に政治をAIに「管理」させた方が安定した政治ができるのではないかと考える人々もいます。
 では、その際、政治家としての条件をどれだけAIに入力するのかが問題になります。
 これまでの世界は、政治・経済・宗教などの違いをどう理解しあうかがお互いの成長と発展に必要とされていました。
 しかし、最近の国際情勢は「違いを容認できない」という価値観が勝っているように感じます。
 すると、自らの国や地域の価値観を絶対視したAIに政治を任せるということは、それぞれのAIとAIの対決がどのような国際環境を生み出すのか全く未知数になります。
 誰も「受け入れられる」価値観を持ったAIを構築できるなら、その智恵を生かした現在の人類はもっとうまく対応できるはずです。
 もしかすると、ヒトラー等「亡くなった人」をAIで「復活」させる、あるいは国・地域の価値観に特定の人間の価値観を組み合わせるということも考えられます。

3 人間を完全に「家畜化」したAI管理
 今、個々人がさまざまなことを考え、自らの生に不安を持つからこそ、国家とかの枠組みを維持させるために窮々としています。
 この反対側にむかうためにAIを使うということも考えられます。
 つまり、AIが構築した世界にその域内の人々が安住させられた時、人々はもう自らが生きていく欲求を満足させてもらえればOKです。
 その間に、私たちが享受している基本的人権が侵されるではなく、満たされる感覚を持たされる中で「奪っていく」ことも可能です。
 つまり、衣食住への不安がなく、満足させられる代わりに統治機能はAIのの管理下に置く ・・・人間は「家畜」ですね。
 しかし、一部の人々だけはそれを分かった上で、AIに管理させると考えられます考えられます。 

4 「弱いAI」も使いよう
 自らの「感情」「思考」といった自我を持たずとも、「単純作業」しかできないAIも危険性を持たらす可能性があると私は考えます。
 特に、軍事面の技術には懸念を持っています。
 例えば、「死の手」と呼ばれるロシアが使用していると言われる核兵器自動制御システムがあります。
 これは、ロシアが他国からの核攻撃を「検知」した場合、指揮系統が完全に破壊されていたととしても、自動的にICBMを特定の目標にむけて発射できるというシステムです。
 このシステムには「感情」も「思考」もありません。ただの「対応」「反応」でしかありません。
 そのシステムに対してどうアクションを起こすかというのは、特定のハッカー集団にとっては「最大の関心事」であるかもしれません。
 

 他にも、いろいろな物語を作れる方がいるかと思います。
 今回は、AIがらみで4つほど示してみました。
 私は、「ターミネーター」や「銀河鉄道999」のように、「機械VS人類」という構図・戦いが長期間に及ぶということは「ありえない」「一瞬で決まる」と考えています。
 まぁ、こんなお話もチャットGTPに考えさせてもいいかもしれませんね😎😎😎


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