美文字への道!!

2017年、ユーキャンの「実用ボールペン字講座」から始まった超ゆるゆるな美文字生活をを綴ってみたいと思います^^

般若心経-1

2019-06-30 22:02:08 | 般若心経で筆ペン練習!
今回から般若心経の本文に入ります。
まずは内容の理解ですね^^

三蔵法師玄奘が翻訳されたという般若心経訳を見つけましたので
テキストの解説に加えて
それも参考にしていこうと思います。
読み方が難しいところもあるのでふりがなもつけて^^


観自在菩薩      かんじざいぼさつ
行深般若波羅蜜多時 ぎょうじんはんにゃはらみったじ
照見五蘊皆空     しょうけんごうんかいくう
度一切苦厄      どいっさいくやく

観音菩薩が
深遠な知恵を完成するための実践をされている時
人間の心身を構成している五つの要素が
いずれも本質的なものではなく「空」であると見極めて
すべての苦しみを取り除かれたのである。


観自在菩薩とはいわゆる観音さまのことなのですね。

「五蘊」とは人が生きていくうえでどうしても避けられない五つの現象で

①この世に存在する全ての物質を表す「色蘊(しきうん)」
②見る・聞く・触るなどの感覚を表す「受蘊(じゅうん)」
③無意識に沸き起こってくる感情を表す「想蘊(そううん)」
④行動したい、という欲求を表す「行蘊(ぎょううん)」
⑤生きてきた中で身についた知識を表す「識蘊(しきうん)」

人はこの五蘊によって悩み苦しんでしまう。
けれども、それをわかったうえで
「本来この『五蘊』はすべて表面的な現象にすぎず
その正体はなんの実態も持たない「空」であると知れば
苦しみから解放されるだろう」

と言われた、ということだそうです。

うーん、そんな心の持ちようだけで苦しみから解放されるのかな?
とか思ってしまったりと、完全に理解納得できてはいませんが
何を言っているのか内容はわかりました。
勉強になりますね^^

練習したところまでを書いてみました。
ちゃんと意味を考えながら書きましたよ^^


左側がぺんてる筆、右側がくれ竹・完美王で書いています。
どちらも書きやすいですが
ぺんてるの方がより筆先が思ったように動く気がします。

「五蘊」の「蘊」が違いますが
テキストでは草かんむりに「温」となっていました。
調べてみると、お手本でもこちらの字が多かったのでこれにしました。
「蘊」なんて難しすぎますし(><)

だいぶ小さい文字で書いたつもりでしたが
枠からいうとまだ大きい感じですね。
そしてやっぱり中心が揃わない・・(TT)


ずっと写経用紙についていたお手本を下に敷いていたのですが
つい下の文字をなぞってしまうので
「これでは自分で書けたことにはならない!・・ような気がする」
と思ってしまいまして(><)
横線を入れた枠だけの下敷きにしてみました。

これで自分の字で書けるかな・・・


第九首・・小野小町

2019-06-29 13:02:54 | 百人一首で万年筆練習!
九首めです。

花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに
 小野小町

歌意

桜の花はむなしく色あせてしまった。春の長雨が降っていた間に・・・
私の容姿もすっかり衰えてしまった。生きていることのもの思いにふけっている間に。

きた~~!!ヾ(o≧∀≦o)ノ゙
私でもよく知ってる超有名作品!!
小野小町さんですねぇ~~

六歌仙の一人で、三十六歌仙にも選ばれてる一流歌人。
かの小野篁の孫とか諸説あるみたいですが、詳細は不明だと。
絶世の美女ということで、いろんな伝説・逸話がありますね。

小野小町といえば思い出すのは深草少将ですね!
彼女に恋焦がれて、プロポーズしたら
「100日通ってくれたら気持ちを信じてOKします!!」って言われて
欠かさず毎日通ったのに、あと1日というところで
真冬の吹雪に襲われて凍死してしまった・・と(TT)
彼の住んでいた深草から小野までは5Kmほどあるのだそうですよ!
毎日往復10Kmを歩いてたなんて・・・ホントに好きだったんですね^^

・・・まあ色んな伝説がありますが! 
以前に大阪から京都へ京阪電車で通勤していたのですが
途中に「深草」という駅があって
いつもこの恋物語に想いをはせていたものです。

話は逸れますが、京阪電車に乗ってて京都に入ると
駅名が素敵だな~と思います。
「墨染(すみぞめ)」「藤森(ふじのもり)」「深草(ふかくさ)」 京都らしいですよね(*^^*)

ちょっと逸れすぎました・・



うーん・・調子よくいってたのに「世」を失敗した!!
と思いましたが、見返してみるとひらがなが全然ダメでした(いつもこれ)
「いたづらに」でまず失敗してますね。
「つ」で乱れることが多いんですよねぇ・・・
「ながめせしまに」もバランス悪いですね。

カ・クリエの手帳に一首ずつ書いてるのですが
太字の冬柿で書いてみました。



いいですね、冬柿。これぐらい太いとインクの濃淡がわかります!
(画面ではわかりづらいですが・・・)
そして、やっぱり紙が書きやすい。
滲みが全くないですしね。
いつもはコピー用紙に枠を印刷したものに書いているのですが
やっぱり滲みますね・・
コピー用紙は「印刷用紙」で「筆記用紙」ではないので
特に万年筆には不向きだそうです。納得(><)
滲むとテンション下がりますね・・・
これからこっちを載せようかな・・




写経用紙と筆ペンを買いました♪

2019-06-16 13:17:07 | 般若心経で筆ペン練習!
またまた買ってしまいました。
アカンわ~、ずっと家にいると。
ネットでポチポチしすぎちゃいます・・
世の中には魅力的なものが多いですよねぇ(><)

今回は写経に向けて筆ペンと用紙です!!


ペンは、「写経用・おすすめ」で検索して出てくる中に
ウチにあったものが。

「くれ竹万年毛筆 八号」と、くもん教室で購入(任意です)したもの。
これ、どう見ても同じですよね^^
穂先も。


どこが違うかというと、インクです。
「くれ竹万年毛筆 八号」は染料インク、
教室のは顔料インクです。

顔料の方がにじみにくくて、くっきり黒いようです。
書き味は全く同じですね。


なのでこれでいいか・・と思っていたのですが。

他にもおすすめがあったのでつい・・(//∇//)



「ぺんてる筆<極細>(顔料インキ)」
 
普段教室で使っているのが同シリーズ<中字>の墨液タイプのものなので
同じ書き心地でいいかな、と思って。
<お写経に最適>って書いてありますね。お写経・・・^^

「くれ竹美文字 完美王 極細」こちらも顔料インキです。
完美王、って名前すごいですね^^

・・・どうでもいいですが、どちらも「インク」じゃなくて「インキ」なんですね。
インクの方が馴染みがあるなぁ・・・

ぺんてると呉竹の大きな違いが、穂先へのインクの供給。

ぺんてるはカートリッジを握る(押す)ことでインクが先へ送られるんですね。
これは、押し具合によっては出過ぎてボタボタになってしまったり
(って、実際よっぽど押さないとそんなことにはならないですが)
書いててかすれてきたりがちょっと面倒くさいとこあります。

呉竹は(少なくとも手元にある2種類は)そこが自動!!
勝手にインクが流れ出てくれるので、常に穂先はちょうどいいインクの状態に!
これは考えたらすごいですよね。画期的に嬉しい機能です^^

穂先の長さは以前からの2本の方が短いですね。


少し書いてみました。

左から「ぺんてる筆」「完美王」「くもんで購入」「くれ竹万年毛筆八号」です。
書き味は、もちろん力の入れ具合によるのですが
なんとなく、ぺんてるが一番細い感じがします。
でも、もともと持っていた2本に比べるとどちらも細いですね。
微妙な違いなのですが・・・




もう一つ買ったのが、写経用紙です!!


これも種類がすごくたくさんあったのですが
とりあえず安くて、口コミもさほど悪くないものを選びました。
50枚で1000円、格安です^^
練習なので書いて書いて書き散らす勢いで!!

本当の写経用紙は和紙なのですね。
今回買った紙も和紙っぽいです。和紙かな?(わからないのか・・)
文字を書く面はつるっとしてるのですが
裏面がでこぼこして和紙っぽいなぁ・・
しっかり厚みもあって、にじみもないですし
いいものなんじゃないかな~・・
他と比べたことないのでわかりませんが・・・
私には充分な品質だと思います。



「癒しの写経用紙」って・・なんかいいですよね^^
メイドイン京都なんて、オシャレやん!
ってよく見たら
MADA IN 京都 ってなってる!
これは直した方がいいと思うなぁ・・
せっかくのおしゃれ感じが台無しに・・

罫線の幅は18mm。
色々見ていると、どうやらこのサイズが多いようです。
(もっと広いor狭いものもありますが)
うーん・・狭いです・・
かなり小さな字で書かないとですねぇ・・・
書けるのかな・・・

お手本がついているので、下に敷いて書くといいみたいです。


透けてる透けてる・・

・・・書いてみました。

やっぱり小さっ!!
こんな小さい字で、払いとかハネとか書きにくいですねぇ。
でも、お手本を敷いて書いたので
なんとなくキレイに書けた気がする・・位置もそろってますし。

右から「万年毛筆八号」「くもん」「完美王」「ぺんてる筆」です。
やっぱり右の二行が少し太い感じがしますね。
ぺんてるが一番細く書けたかな・・完美王とほぼ変わりませんが。

書きやすさの差はよくわかりませんねぇ・・
評価できるほどの腕がないので・・・(TT)
でも、なんとなくぺんてるが一番書きやすいかなぁ・・・・という気がします。
感覚的なものなので、一番キレイな字が書けるということではなく・・です

これから色々使って練習してみます。
その中でコレ!って思えるかもしれません。

ということで、とりあえず一枚書き上げてみました。



うーん、やっぱり書きやすさはよくわかりませんが。
やっぱりぺんてるが一番細いかな・・
そして万年毛筆八号が一番太い。
でも、こうして見てみるとどのペンも書き始めが細いですね!!
だんだん太くなってきています・・・
なんでかな?だんだん力が入ってくるのでしょうか。

そしてだんだん雑になってきてる・・・
これはもちろんペンのせいではなく自分のせいですが。
うーん、どうしても一画一画丁寧に・・の気持ちが抜けてきてしまうんですねぇ。
なんかサラサラっと書いてしまうというか。書けもしないのに(><)

でも、これでも一時間ぐらいかかりました。
「毎日一枚書いてます」という方もおられますが
すごいなぁ・・・
私にはまだまだ遠い道のりです。(*>ω<*)ゞ

内容も、まだ最初の一行しか理解していませんが
これから意味をを知りながら
じっくり取り組んでいこうと思います。

楽しみです♪

第八首・・喜撰法師

2019-06-13 15:46:03 | 百人一首で万年筆練習!
八首めです。

わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり 喜撰法師

歌意

私の庵は都の東南の宇治山にあって、このように心のどかに暮らしている。
なのに、私がこの世をつらいと思って「うぢ」山に住んでいるのだろうと
世間の人は言っているようだ

「うぢ山」は「宇治」と「憂し」の掛詞になっています。
世間では自分のことを、世の中を憂しと感じて隠棲しているように
言っているみたいだけど
私は何の憂いもなく心のどかに暮らしてるんだよ~
って感じで、世俗から離れて自由気ままに生きる楽しさと
ユーモアたっぷりに詠んだ、オシャレで明るい歌なのですね。

「しかぞすむ」の「しか」とは「このように」という意味で
「このように暮らしている」となるのですね。
てっきり「鹿が住んでる」・・だと思いました(><)

喜撰法師という方はもちろん私は知りませんでしたが
実際、宇治山の僧という以外経歴不明らしいです。
六歌仙の一人!
おお!今まで出てきた三十六歌仙より上な感じがする!

六歌仙は「古今和歌集」に記されているそうで
私も知ってる紀貫之さんが選んだのだそうです。
僧正遍照・在原業平・文屋康秀・喜撰法師・小野小町・大友黒主の六人。
百人一首は大友黒主以外が登場しています。
これから出てきますね^^

調べてみると紀貫之は、この六人を選んだくせに
結構ボロクソに批評してるのが面白かったです^^
彼にとっては柿本人麻呂と山部赤人が偉大な歌人だったのだって。
まあ全体の中ではこの六人がいい線いってるけど
偉大な二人に比べたらまだまだや!って感じだったのかな(*^_^*)



今回結構うまく書けた!!!
「うぢ山」だけ失敗したな~・・・
なんて思ってたのですが
意外と書けてないなぁ・・・(意外とって・・)

ひらがなが続くと特に中心が揃わないんですよねぇ・・・
どうしたらちゃんと揃うのかなぁ・・・・
練習あるのみ!ですね!!(≧▽≦)b

※って思ってたら「うぢ山」を間違って「うじ山」って書いてた!!
 字の上手下手以前の問題でした・・・(><)

・・ちょっとはいいとこ書いてテンションアップしとこう!

「庵」はなかなかカッコよく書けてる気がします!
「都」と「住」もなかなかかな・・・
「人」は左払いをもっとシッカリ書いたほうがいいですね!
ひらがなは・・「わが」がいい!
どうも「つ」と「し」が苦手です・・・
単純な線なのに・・書いていつも「あちゃ-」てなる(*>ω<*)ゞ
それと「と」が中心ずれるんですよねぇ・・・

まだまだ問題山積です!!



ガラスペンが届きました♪

2019-06-10 23:39:36 | 美文字生活あれこれ
以前にもう一つ買っていたのが今日届きました。
中国から直送だったので結構日にちがかかりましたね。




ペン先が前のと違いますね。
コロンとして可愛いです。
しかし、どちらもブルーを買ってたのか・・・・
綺麗だからいいですけど。

インクをつけても可愛いです^^
プラチナのクラシックインク・カシスブラックで書いてみました。




書き心地は・・前に買った方がいいかな。
カリカリした感じは好きなんですが
ちょっとカリカリしすぎるかなぁ・・・
いや、でもこれはこれでいいかな。

前のより線が細い感じがします。
でもこれはインクの量で結構変わりますので
そんなに差はないのかもしれません。

書いた文字の色とティッシュで拭きとったインクの色の違い!!


カシスブラック面白いですね~^^

う~ん、やっぱり綺麗ですガラスペン。
なかなか使う機会ないですが
並べて見てるだけで幸せですね。(。╯ᴗ╰)〜♡