豊後ピートのブログ

元北アルプス槍ヶ岳の小屋番&白馬岳周辺の夏山パトロールを13シーズン。今はただのおっさん

ご案内

注意事項
なるべく読んでね。
プロフィールおよび作品実績
○電子書籍出しました


ツイッターはじめました

高山病対策、それは寝ないこと

2015年06月29日 | 遭難と救助について考える
国際山岳医の大城先生が静岡新聞の記事で高山病対策について語っています。 高山病対策を伝授 山岳医、大城さん講演 富士宮 静岡新聞  2015/6/24 08:07 今シーズンは大城先生が富士山の診療所にしばらく滞在して診療にあたるそうです。うむむ・・・ 山に登って診療にあたる先生が北アルプスや富士山やその他様々な山域におられますけど、そのほとんどはボランティアですからねえ。ただでさえ多忙 . . . 本文を読む

静岡県における富士山入山料の使い途は一年遅れで決まるのだとか

2015年06月22日 | 入山料・入山規制
いきなり最後の方から引用しますけど・・・ 保全と地域振興の両立目指す まだ道半ば 中日新聞  2015年6月21日 引用 入山料は今夏で三回目となる。過去二年間に集まったのは両県で計一億九千百万円、静岡側は五千八百万円。ただ昨年の協力率は静岡側で41%と低調だった。  おととし分は昨年の夏山シーズン後、静岡県の登山者動向調査など環境保全の取り組みに使うことになった。使い道は一年遅れで決 . . . 本文を読む

道迷いから転倒転落滑落して救助要請するケースは、結構多いのかもしれない

2015年06月22日 | 道迷い遭難を防ぐシリーズ
久々に東京消防庁奥多摩消防署のサイトを見ました。ご存知の方も多いと思いますが、奥多摩消防署のサイトには山岳救助を扱ったページがあり、事故の詳細と救出活動の様子が簡潔に掲載されています。 で、つらつらと読んでいたのですが、道迷いを起こした登山者が転落したり滑落したりで負傷するケースが頻出するんですよね。例えば「平成25年 山岳事故等の詳細 【奥多摩湖周辺】」のページには4件の事故が出ていますけど、 . . . 本文を読む

2014年の山岳遭難が過去最多

2015年06月20日 | 遭難と救助について考える
昨年の山岳遭難ですが、件数が2293件、遭難者が2794人と、いずれも過去最多になったようです。 山での遭難、過去最多に 半数が60歳以上 朝日新聞  2015年6月18日19時04分 ここ十年では、前年度に比べて遭難が減ったのは東日本大震災があった2011年ぐらいであり、ほぼ毎年増加しています。頭の痛い問題ですね。 「山岳遭難が過去最多」ネタは当ブログにおいて繰り返し書いていますけど . . . 本文を読む

敦賀の岩籠山で中学生25人が一時不明 その2

2015年06月10日 | 山岳遭難
この事故については先月書いたのですが、珍しいことに読売の地方版で続報が出ています。 学校登山 潜む危険 読売新聞  2015年06月09日 学校登山についてはいろいろ思うことがあるので、この事故を再度取り上げた読売の記者に対してはGJってところですな。 学校登山をどうするべー、ってことについては、このケースを参考にして近日中に書いてみたいと思うのですが、とりあえず思ったことをつら . . . 本文を読む