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スリック・マスター3にフィルムカメラのα-7(縦グリ付き)を載せてみました。
マスター3で使われている雲台はフリーターン雲台というヤツで、スリックしか作っていない特殊なものです。で、この雲台は上下左右しか動かせないから脚部でしっかり水平を出さないと使えないのでは?という疑問を誰でも持つと思います。実際、ネットで調べてみると「フリーターン雲台つかえね~」と、あきらかに間違った使い方している人を見かけます。
というわけで、もうちょっとフリーターン雲台について詳しく書いてみましょう。
フリーターン雲台は太いグリップのついたパーン棒で上下左右に動かします。で、雲台の横についている雲台レバーで、カメラ自体を回転させるようになっています。こんな感じですね↓
三脚の脚部が完ペキに水平なら上下左右に動かすだけで問題ありませんが、不整地などでは脚部を水平にできなかったりします。となるとカメラ本体も水平にできなくなるので、普通に考えると「使えねー」ってことになります。が、フリーターン雲台の場合はパーン棒が上下左右を動かす以外に雲台自体が回転することでカメラの水平を取れるように考えてあります。というわけで、スリックのサイトにもあったフリーターン雲台の解説の真似事をしてみましょう。
わざと三脚を傾けてみます。この状態でカメラをしっかり握り(緑色でマークしたところ)、雲台レバーとパーン棒を緩めます。
で、この状態でファインダーをのぞきこみ、フレーミングしながらパーン棒をとりあえず左右に振ってみると、フリーターン雲台の動きがわかると思います。この場合、撮影者が時計回りにパーン棒を動かすと、斜めになっていたカメラが水平に起き上がるような動きになります。
ここまでパーン棒を動かすと、カメラが水平になりました。
では、「もうちょっと狙いを上にしたい」なんて時にはどうすればいいのでしょうか。この状態では雲台の上下方向とカメラの上下方向がぜんぜん違いますので、普通に考えるとカメラを上下させられません。
そんな場合は一度パーン棒を戻し、カメラを傾いた元の状態に戻します。
で、パーン棒を操作してカメラを上に向けます。カメラは傾いたままになります。
その後、カメラ本体を右手で押さえ、フレーミングしながらパーン棒を今度は反時計回りに動かしてみると、カメラの水平が取れるようになります。
同様の操作で、カメラを下に向けることができます。
実際には、これほど三脚を傾けると非常に不安定で危険なので、ある程度は脚部の操作で水平を出しておくのが基本です。その場合、それほど極端な操作にはなりません。
スリック・マスター3は身長182センチの私なら、エレベータを伸ばさなくてもほぼ目線にカメラが来ます。しかしその状態でカメラを下に向けた場合、パーン棒が胸につかえて邪魔です。
そんな時にはパーン棒を前に持ってくると楽です。
雲台は、普通のデジカメ+標準ズーム程度なら過剰なくらいしっかりしています。ピタっと止まりますね。エレベータはスムーズさを調整できるので、スルスルスルっとカメラが落ちていくのを防止できます。
ローポジができないという欠点がありますけど、180センチまで高さを稼げる上にギア付きのエレベータがあって、そこそこ頑丈そうな三脚でお値段¥20,000ですから、お買い得かもしれません。
スリック・マスター3にフィルムカメラのα-7(縦グリ付き)を載せてみました。
マスター3で使われている雲台はフリーターン雲台というヤツで、スリックしか作っていない特殊なものです。で、この雲台は上下左右しか動かせないから脚部でしっかり水平を出さないと使えないのでは?という疑問を誰でも持つと思います。実際、ネットで調べてみると「フリーターン雲台つかえね~」と、あきらかに間違った使い方している人を見かけます。
というわけで、もうちょっとフリーターン雲台について詳しく書いてみましょう。
フリーターン雲台は太いグリップのついたパーン棒で上下左右に動かします。で、雲台の横についている雲台レバーで、カメラ自体を回転させるようになっています。こんな感じですね↓
三脚の脚部が完ペキに水平なら上下左右に動かすだけで問題ありませんが、不整地などでは脚部を水平にできなかったりします。となるとカメラ本体も水平にできなくなるので、普通に考えると「使えねー」ってことになります。が、フリーターン雲台の場合はパーン棒が上下左右を動かす以外に雲台自体が回転することでカメラの水平を取れるように考えてあります。というわけで、スリックのサイトにもあったフリーターン雲台の解説の真似事をしてみましょう。
わざと三脚を傾けてみます。この状態でカメラをしっかり握り(緑色でマークしたところ)、雲台レバーとパーン棒を緩めます。
で、この状態でファインダーをのぞきこみ、フレーミングしながらパーン棒をとりあえず左右に振ってみると、フリーターン雲台の動きがわかると思います。この場合、撮影者が時計回りにパーン棒を動かすと、斜めになっていたカメラが水平に起き上がるような動きになります。
ここまでパーン棒を動かすと、カメラが水平になりました。
では、「もうちょっと狙いを上にしたい」なんて時にはどうすればいいのでしょうか。この状態では雲台の上下方向とカメラの上下方向がぜんぜん違いますので、普通に考えるとカメラを上下させられません。
そんな場合は一度パーン棒を戻し、カメラを傾いた元の状態に戻します。
で、パーン棒を操作してカメラを上に向けます。カメラは傾いたままになります。
その後、カメラ本体を右手で押さえ、フレーミングしながらパーン棒を今度は反時計回りに動かしてみると、カメラの水平が取れるようになります。
同様の操作で、カメラを下に向けることができます。
実際には、これほど三脚を傾けると非常に不安定で危険なので、ある程度は脚部の操作で水平を出しておくのが基本です。その場合、それほど極端な操作にはなりません。
スリック・マスター3は身長182センチの私なら、エレベータを伸ばさなくてもほぼ目線にカメラが来ます。しかしその状態でカメラを下に向けた場合、パーン棒が胸につかえて邪魔です。
そんな時にはパーン棒を前に持ってくると楽です。
雲台は、普通のデジカメ+標準ズーム程度なら過剰なくらいしっかりしています。ピタっと止まりますね。エレベータはスムーズさを調整できるので、スルスルスルっとカメラが落ちていくのを防止できます。
ローポジができないという欠点がありますけど、180センチまで高さを稼げる上にギア付きのエレベータがあって、そこそこ頑丈そうな三脚でお値段¥20,000ですから、お買い得かもしれません。
後押ししてくれる記事がないかなと思っていましたらここを発見しました。
やはり、マスターⅢ良いですね。アングル調整時、油圧の心地良い抵抗感はあるのでしょうか。
是非、一眼レフカメラ用に購入しようと思います。
とあるサイトで、昨日より本日2kほど値上がりしてました。昨日買っておけばよかったです。
フリーターンはなかなか便利で特に不満は無いのですが、自分の仕事上で考えると同じスリックのAF2100が一番いいかな?と思っていますので、雲台は今後変更してしまうかもしれません。
グリップを握れば簡単に向きの調整が出来て良さそうですね。
ただ、マスターⅢの脚のみ買うと\19,000くらいしてたと思いますので、私もフリーターン雲台とセットのマスターⅢ買おうと思ってます。
雲台は、追々考えようかと思います。