自治会からの回覧を回す時、いつも回覧物の一覧を一緒につけることにしています。
でないと、どこか途中で回覧物が無くなった時に気がつかないですしね。
その対処が功を奏して、予測された事態の発生に気がついたのです。
回覧を回して数日後。
木村さんからメールが届きました。
『今回の資料8つある内、1番の資料が見当たりません。
予備とかお持ちではないですか?』
そう、私の作った資料が抜かれていたのです。
木村さんの前に回覧が回るのは野村さんのお宅。
その野村さんの前に回るお宅では、資料があったようです。
つまり...野村さん宅で勝手に回覧物を抜いてしまったようですね。
とはいえ、これはある意味予測できていたことです。
...まぁ本当にするとは思ってませんでしたが。
いくら資料を抜いてしまっても、こちらにはコンピュータのワープロで作成した電子ファイルがあるのです。
印刷すればすぐにまた回覧出来てしまうわけですから、通常の思考能力がある方ならたった一つの資料だけを抜くことの無意味さは分かるかと。
ある意味、回覧全部を破棄されなくて良かったと考えるべきかもしれません。
とりあえず、メールで『印刷して、明日にでも渡します』と返事を出しておき、帰宅後に早速印刷。
さすがに時間も遅いので、翌日Aちゃんに木村さん宅に持っていってもらうことにしたのです。
そして翌日。
仕事を終えて帰ってくると、なぜかAちゃんがご立腹の様子。
訳を聴いてみると、昼に木村さん宅に行った時にこんな事があったんだそうで。
私が作成した資料を持ったAちゃん。
昼過ぎ頃に早速木村さん宅に向かいました。
木村さんのお隣が野村さんのお宅。
誰も居ないようでしたが、少し扉が開いています。
でまぁ、用事は木村さんのお宅の方だったので木村さん宅のインターフォンを「ピンポーン」と鳴らした途端、野村さん宅の方から「
ピシャーン!」とものすごい音が聞こえてきたんだそうです。
びっくりしてお隣を見ると、先ほど少し空いていた扉がしっかり閉められてます。
どうやら、この扉を中から思いっきり閉めて脅したようですね。
「いつも相談にのってあげているのに、脅してくるとはどういうつもり~っ!」
さすがにAちゃんも相手が病気という事は理解しているのですが、やっぱり怒りを抑えるのは困難のご様子。
まぁ、次に野村さんと会う機会があったら注意しておくか、とその場はAちゃんをなだめたのでした。
回覧はその週の内に回され、私の手元に無事戻ってきました。
そして、その週末の事。
恐らくは勝手に奥さんが回覧を抜いてしまった事やその他もろもろの事を話そうと午前中に野村さんのご主人に連絡。
あいかわらずの留守電です。
まぁ、仕方ないのでいつもどおり「また連絡ください」の連絡だけ入れておきました。
そして、昼食を終えた午後。
特にやることもなかったので、たまには日中からゲームでもするかとコンピュータ部屋に向かいます。
マシンを立ち上げている途中、なにやらお客さんが来た様でAちゃんが対応している声がぼんやりと聞こえてきます。
まぁ、Aちゃんが対応してくれてるからいいかとゲームを始めようとした途端、部屋にAちゃんが駆け込んできました。
「ねぇ、大変!ゲームとかしてる場合じゃないみたいだよ!」
Aちゃんのものすごい慌て様を見て、こりゃ今だけじゃなく今日一日ゲームやることは無理っぽいなと感じたものです。
結果、その後はまさに予想通りとなってしまったのですが。
【参考資料】:
資料を持っていった日のAちゃんのブログ記事
Aちゃんの怒り具合が少しは分かってもらえるかと♪