虞美人草

競馬予想を定期的・恣意的に行います。

16 セントウルS・京成杯AH

2016-09-10 22:45:30 | 予想
 秋競馬開始。再び大きな舞台に向けての戦いが始まる。

 セントウルSにはビッグアーサーが登場。58キロを背負っても楽勝のシーンも考えられるメンバー構成だろう。ただし高松宮記念以来の実戦だからその確率は必ずしも高いわけではない。
 相手としてはエイシンブルズアイ、スノードラゴンを考えたい。エイシンは前走が57キロを背負って1番人気で勝ちに行っての敗戦。今回は1キロ軽くなって人気も落ちる。自分の競馬に徹せる。スノードラゴンはこのところ58・59キロを普通に背負って走っているから今回の57キロは大分楽だろうという判断。
 ネロは予想外に人気しているが、これはG3までの馬という印象、前走も最も得意な舞台で1キロ差のベルカントの後塵を拝している。ダンスディレクターは出遅れの欠陥を抱えていて人気で中心視禁物という馬である。

 京成杯は季節の変わり目を感じさせる好きなレース。関屋記念からの転戦組が多数だが、新潟から中山へというこの場替わり、関屋記念の結果は当てになる部分もならない部分もあると考えている。当てになるというのはどちらも時計勝負になりやすい点だ。いつだったか、カンファ―ベストというクセ馬が高齢になってから関屋記念で穴を空けたことがあって、その勝利直後に京成杯に出てきた。私は関屋記念での勝利がフロックだったのかそうでないのか迷った覚えがあるが、関屋記念でのタイムと突き抜け方を信じて単複を勝った。結果は2着、もう少しだったが鞍上の江田もうまく乗って納得のレースだった気がする(ステキシンスケクンが逃げ切ったレースだったか?)。当てにならない、という理由の代表はもちろんコース形態の違い。
 ロードクエストはダービー出走の底力を得意のマイルで発揮するだろうが、中山というのはベストの舞台ではない。先行力があって時計勝負に対応、という観点からいくと4枠2頭のラングレー、ピークトラムは面白そうに思われるが。マイルで現役屈指の底力があると思っているダノンプラチナの復帰走としても注目したい。


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