虞美人草

競馬予想を定期的・恣意的に行います。

18 天皇賞秋

2018-10-27 23:58:17 | 予想
 サングレーザー本命。

 昨秋スワンSを勝って以来の戦績が非常に安定している。陣営が言っている「調子の波の少ない馬」という内容を証明していると言えるだろう。格の高いG2をもう3度制していて、レベル的には十分G1を狙っていいところにいる。G2勝ちを量産する馬になるかG1を勝ち切れるかは今回あたりが分水嶺になるのかもしれない。
 マイル路線をあっさり捨てて2000に真価を求めに来た陣営の判断は、私には相当に機敏であると思われる。いや、厳密に言えば「捨てた」のではないかもしれないが、マイルに主軸を置くならばぶっつけで天皇賞、そこからマイルCS→香港といったローテーション、あるいは毎日王冠始動なども考えられる中、2000の札幌記念から天皇賞への参戦というところに、この距離でG1を勝つことを念頭に置いていることがひしひし伝わってくる。今回ライバルも相当強力であるが、レイデオロが古馬になって初の58キロ、スワーヴリチャードが休み明け、マカヒキは不振で4歳時をやや無為に過ごしての5歳秋、とそれぞれに難を抱えており、まだG1勝ちのないサングレーザーにも付け入る隙があるのではないかと考えた次第だ。
 安田記念については初の58キロが気にかかっていた。マイラーズCで先着したモズアスコットに足下をすくわれたのは残念だったが、前残り傾向の馬場で31秒台で走破し前と0.2差ならそれほど悲観する内容ではない。札幌記念は評価が分かれるところかもしれないが、初距離で、かつ直線いったん出るところを失ってから一瞬でマカヒキに食いついてかわし切った内容には個人的には余裕が感じられ、この馬の強さを再認識するものとなった。時計勝負に対応して渋った馬場にも強く、1400から2000まででG2を勝利する。古い馬にはなるがヤマニンゼファーのような名馬になる可能性を感じる。是非ここは初G1に手が届いてほしい。

 相手最強はスワーヴリチャード。今年の春の内容からして、東京の2000なら単勝2倍台前半でもおかしくはない馬だと考えている。
 伏兵では先行策をとったときのキセキ、5歳秋でもレース数を使われておらず今回盲点になりそうなヴィブロスを挙げておく。マカヒキは軽視している。

<10,000円勝負>
 単勝 9  4,000円
 馬連 5-9 3,000円
 3連単フォーメーション 5,9-5,9-3,4,10 各500

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