虞美人草

競馬予想を定期的・恣意的に行います。

18 日本ダービー

2018-05-27 03:18:35 | 予想
 先週のオークスデイからかなり速い時計が頻発しているので、2分23秒台、ペースによっては22秒台の決着が予想される。

 本命はブラストワンピース。デビュー二戦目で東京2400を走っているような馬というのはあまり大成しない印象だが、この馬はダービーのためにその次のレースで阪神1800・毎日杯を選択したのがファインプレイ。昨今の高速決着のダービー勝利にはマイル向きのスピードを保有していることは基本条件であり、過去にNHKマイルCの勝ち馬も多く輩出したこのレースは条件的に3歳春のG1に到達できるかどうかの一つの試金石となる。2400からの短縮で厳しい結果になることも覚悟しなければなかったレースで、内枠も味方したとは言え2着以下に2馬身の完勝。その2着はNHKマイルCで一番強い競馬をして2着に粘ったギベオンである。ダービーのメンバーに入ってもトップクラスの実力と言える。
 ゆりかもめ賞も毎日杯もそうだが、この馬は直線で追ってからのフォームとフットワークがよく、しっかり地面を捕まえる感じで走ることができる。ダノンプレミアムが皐月賞をパスして参戦となるレースで2倍前半の支持を集めているのはブラストワンピース派にとっては好都合。毎日杯を終えた時からダービー有力だと思っていた、その初志貫徹で本命とする。

 連勝を狙うならダノンは3着以下想定、走られたら仕方ないと割り切っていくのがよいかと思っている。
 
 皐月賞馬エポカドーロは今回も展開がカギだが、逃げても面白いと思っているし、とにかくダノンプレミアムよりも前で競馬したいのではないだろうか。しぶとさを生かせる展開が理想。
 ジェネラーレウーノは皐月賞で前に行って驚異の粘りを見せた。今回も逃げれば面白く、その場合1000m59秒くらいでケレン味なくいくのがよいと思われる。その勇気が鞍上にあればアッと言わせるシーンもある。
 ステイフーリッシュ。高速の京都新聞杯勝ちからの参戦はトーセンホマレボシを思い出させる。前走は強かったし、ここにきて馬もよくなっている様子。先行粘りこみが怖い。
 グレイルは、皐月賞敗退組の中で最も最後の脚が良かったように思われる。


<30,000円勝負>
単勝 8 10,000円
複勝 8 18,000円
馬連 8-12,8-16,8-10,8-13 各500円

18 オークス 結論

2018-05-20 02:10:06 | 予想
 3歳牝馬が未知の距離で1倍台の一本被りになるレースで、わざわざその1倍台の馬を狙いに行く必要はない。
 人気を落としている馬の中から期待値の高いものを選べるレースだろう。

 おあつらえ向きの馬がいる。レッドサクヤ。エルフィンS勝ちから桜花賞挑戦して7着だが、この着順は許容範囲。過去もっと悪い桜花賞着順からオークスで巻き返した馬もいる。エルフィンSから2カ月あけての桜花賞に直行というのはあまり良いローテーションではないと考えていて、そこで持ち時計をかなり詰めて1分33秒台で走破したというのは悪くないし、何より先行して直線では積極的に前に並びかけるレースをしてのものである。ゆったりオークスに向けて調整できてさらに上積みが期待できると見た。
 
 姉エバーブロッサムはオークス2着馬。血統的にここで良さが出るという希望も強ち夢物語というわけではない。
 前日段階で単勝78倍というオッズになっているが、ロサグラウカ、パイオニアバイオよりも低い人気というのは不当。妙味はある。

 アーモンドアイはケチのつけにくい実力だと思われるが、あえて、あえてあえて言うならば、私にとってフットワークの印象が最も近い馬は、日の出の勢いであった頃のキンシャサノキセキである。1400以下向きのスプリンターに成長していくとするならばここで不発ということもないではないかもしれない。

<10,000円勝負>
単勝 10 1,000
複勝 10 6,000
馬連 10-13 5-10 各1,000 
   10流し相手1,2,3,6,8 各200
   

18 オークス 2

2018-05-20 02:04:47 | 予想
 よっぽどのことがない限り今年はアーモンドアイの年になりそうだが、オークスで他馬で巻き返せる馬があるとすれば、年明けのオープンを勝利した桜花賞出走馬である。
 桜花賞出走組と非出走組では出走組に利があるというのが私の考えで、結局その年の3歳牝馬の最大目標とも言える桜花賞に出られた馬の方が高い素質を備えている可能性は高い。フローラSやスイートピーSは桜花賞に出られなかった馬どうしの戦いである、とするのが基本的な考え方だ。

 

18 オークス 1

2018-05-17 21:41:24 | 予想
 桜花賞からの距離延長が取りざたされるオークスだが、私のオークスでの距離についての問題への見解は、
 
 桜花賞で勝ち負けしたくらいの素質馬ならば(特に桜花賞馬であれば)、
 1、大概の場合オークスでも3着以内が有望。(例…エフティマイア、レジネッタ)
 2、先行馬よりは差し脚質の馬の方が有望。(例…キョウエイマーチ、ダンスインザムード)
 3、古馬になってスプリントを走っていそうな馬は危険。母系や兄弟馬などから距離適性を探る方がよい。(例…レッツゴードンキ、アズマサンダース)
 
 結論、素質あるマイラーであればオークスは十分勝ち負け。

 三カ月明けの競馬となった桜花賞の爆発的な末脚、押して押して上がっていった桜花賞の4角の様子、母が長距離向きだったフサイチパンドラ、関東での競馬、等、どれをとってもアーモンドアイの優位は動かないというのが私の見解。あえて言うならロードカナロア産駒の距離適性だが、走りだけを見ていると十分オークスでも抜けた力を持っていると思われる。

 ラッキーライラック・リリーノーブル・トーセンブレスあたりの桜花賞上位馬は、脚質、母の現役時代の戦績、桜花賞での走りの様子、などからアーモンドアイよりもむしろ距離伸びてコケる危険性は大きいのではないか。

 アーモンドアイが距離に対応するならば、これを負かす可能性とすれば、高速馬場でハイペースで先行、15馬身以上くらいの差をつけて直線に向かう、くらいの展開が必要になると思う。

 

18 ヴィクトリアM

2018-05-13 06:19:05 | 予想
 上位馬が伯仲していてそれほど荒れる結果にはならないのではないかと見ている。

 本命はアエロリット。昨年の桜花賞敗退→NHKマイルC圧勝の流れが忘れられない。クイーンCの好走を見てもこの馬のベストコース、最も向くレースはここだろう。中山記念の走りも見どころがあった。力を備えた逃げ馬であるマルターズアポジーに直線入り口で一旦引き離されつつジリジリ差を詰めて2着入選は立派であったと思う。牡馬相手に55キロで好走できるのだから牝馬どうしならばその実力は大威張り。

 高速馬場であるが雨の降りがいつ・どこになるのかが心配。一応相手はリスグラシュー、ミスパンテール、レーヌミノルと見ているが、早い段階で雨ならアドマイヤリードが勿論怖い。
 レーヌミノルは不当に人気を落としている気がするが、牝馬同士で高速馬場ならマイルでも大丈夫だと思っている。そして重馬場も上手い。


<10,000円勝負>
馬単 10 → 16,2,5 各2,000
   10 → 11    1,000
3連単2頭軸マルチ 10,5流し 相手 2,11,16,1,15 各100

18 新潟大賞典 ブリリアントS 

2018-05-06 01:30:40 | 予想
 トリオンフは今年の注目馬だが、能力開花して連勝した京都2000や重賞を制覇した小倉1800とは全く違うコースで、ハンデ戦であることも考慮すれば付け入る隙はある。
 マイル~1800で今一歩の競馬が続いていたハクサンルドルフが末脚の切れ味のみを要求される新潟コースの2000で逆転しないか。

 ブリリアントSは混戦だが、東京コースでメイショウウタゲに期待したい。

18 NHKマイルC

2018-05-06 01:18:00 | 予想
 タワーオブロンドンが中心視されるようだが2歳時の走りを見るに、やはりマイルが不安視されていた前走時の評価が気になるところではある。
 テレグノシスやキングカメハメハの昔から、スプリングSや毎日杯を使ってきた馬が好走できる傾向にあり、デムーロの騎乗にも期待してギベオン本命。
 相手には牝馬テトラドラクマ、プリモシーン、パクスアメリカーナ、ケイアイノーテック、レッドヴェイロンまで。

<10,000円勝負>
単勝 9 4,000円
馬連 3-9 2,000円 
   9流し5,10,11,17 各1,000円