ゆふいん月燈庵 渓酔居のつづき。(前編はこちら)
上は つり橋の上からとった由布岳の写真。心の癒される、静かで雄大な景色です。
夕食までしばらくあるので、さっき杵築城の城下町で買った味噌饅頭でもいただきましょうか。白あんに味噌を混ぜてあるもので、柏餅の味噌あんがお好きな方はきっとお気に召すと思います。お店の名は松山堂です。私はオーソドックスな粒あんの「やぶれ」のほうが好きでしたが、お土産なら味噌饅頭が珍しくお勧めです。
「傘亭」の床の間には「莞爾」という掛け軸が。千家の方がかかれたもののようです。
でも豊臣秀吉の茶室を模した部屋に、秀吉の不興を買い切腹に追い込まれた千利休の子孫(一派)のものを欠けるのもなんだか微妙な気もしますねえ・・。
ちなみに「莞爾」は「にっこり笑う」という意味。莞は、「まるみをおびる」「にっこりと」という意で、爾は様子を示す言葉。石原莞爾のように、名前にも使われていましたね。
さて、いよいよお楽しみの夕食です。離れ用のお食事どころでいただきます。
どれもおいしくてお酒の進むこと!コースが進み、鮎を揚げて出汁と絡ませた一品のあとは、豊後牛が出てきました。
昨日のホテル白菊の「浜菊」でいただいた「いけす会席」では、豊後牛と野菜を網焼きする趣向でしたが、
今日は、石焼!じんわり火が通ります。網焼きのほうが表面が焦がせるので調理法としては好みですが、石焼は珍しくて楽しい♪
↓お造り、八寸など。ダイナミックな演出で非日常気分が味わえます。お造りはただわさびとお醤油だけではなく、カンパチにとろろを絡ませたりなど目で楽しむ工夫がされています。
おなかがいっぱいになりながらも、デザートの果物まですべておいしくいただきました!
次の朝のお食事もまたすごい!夕食のときもそうでしたが(お味噌汁に隠れてしまっていますが)メッセージカードが一人一人に添えられて供されます。
手前左は印象深い「ゆばどうふ」まったり、とろんとした口当たりが最高です。(ご飯の後ろに隠れている)ふるふるした手作りこんにゃくも群馬旅行以来(ちなみに群馬の宿ならここがおススメ)
ご飯を盛っている竹の器がステキです。本館売店においてあったのですが購入しそびれました・・。
↓朝食後、散歩。渓流が敷地を横切っています。樹齢の高そうな木々に囲まれ、水はたいそう冷たかったです。なんだか遠足に来たみたい。
ゆふいん月燈庵にはまたとまりに来たいです。「傘亭」、「時雨亭」、また来ますね~
(↓こんなかわいい鏡が)
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