身動き

自分自身が渦中にいると
身動きできないもの

あれもこれも
何を優先するか
何を切り捨てるか


他人事だから
それが歯がゆい

選ぶべき！
切り捨てるべき！

なんとでも言える


ゆく先は
大概が
不可抗力だったりする

川を流れる木の葉のように
生き様は

なすがまま

なされるがまま



神さえも
知らぬ明日

あなたとなら

気持ちをすべてはなせるような
気がします
何かを気にして、とりつくろうことなく
話したいとおもえます

誰かの言葉ではない
あなたの言葉なら
きっと
素直にうけとめられる

血の滲ませながらも
多分あなたは
優しく烈しく
語られることだろう


こんなふうにおもうのは
おそれおおく
おこがましすぎるのですけど


ひとりになられたあなたに
寄り添いたいとも
おもうのです


まだ、戦い続けるあなたに

なにも、なしえてない私は
会いたい

自転車と雨

お米がない！
郵便局で、振り込みも行かねば
コーン香もほしい

カッパかわりのパーカーとビニール袋も念のため用意して

自転車で
郵便局あたりでポツリポツリふりだしてきた

アーケード内の産直市でお米を買い
近くの紙屋さんにお香があったのでのぞく

ここでも、スティックしかない
聞いてみると

陶器屋さんに渦巻きタイプや多分コーン香もあるだろうと教えてくれた
恐縮し、感謝もし
きのうの百均ネタをサービスしてきた

陶器屋さんにありました
36個入り千円　ま、いいか
蓋付香炉も千円
ベランダでたくから蓋付き欲しかった
ま、買おう

さて、雨はやや本降り
パーカー着て
ビニール袋にカバンを入れ

雨と自転車
嫌いじゃない

全然いける
やっぱり郡部育ちだな
と、自分を納得

今度は、マントタイプのカッパが欲しくなる
まだ、買いませんけど

誰だって

はじめての職場の同期で
一番大成したのは
見た目守ってあげたくなるような風貌の
しっかり者


その彼女が
不定愁訴に陥っている

不可抗力の重圧に
いままで
愚痴を誰にもいわないような
堅固な彼女の心が
ポキッと行きかけた



どうしようもないしんどさ
諸々の更年期様の症状


ね、
誰だって
いつ
足をつっこむか
わからないんだよ

私は大丈夫なんて
思ってたら
大間違い

梅雨の晴れ間

というけれど

六月は晴れ間の梅雨
といったところ

この辺りは
お天気でも　北よりの風が強めで
涼しい

昼間など
風とおしのよくなった我が家は
小寒いくらい


爽やかな
まだ五月の名残をのこしたような
心地よい日が
続いている