ひとりじゃない

　きのう２５日、友人のお招きで、映画『アントキノイノチ』を観にいきました。車で、迎えにきてくれて、１５キロもむこうの町まで。さだ・まさし原作か、「君に出会えたから、ひとりじゃないと思えたから、もういちど、生きたいと思った」というもの。

　そのきのうも、きょうも、よく晴れてあたたかく、わたしは敷布団を日に干しました。まだまだ、あんかなど不要で、そして暗くなったら寝てしまいます。その暗い寝間で、このごろは栃木放送を聞くようにしていますが、今夜はさだ・まさしさんの妹、玲子さんがでますね。

　むこうの町とは、太田市なのですが、新聞にそちらの放射線量がでています。前橋よりも高く、栃木放送では川向こうの佐野市の線量を伝えていますが、するとこの町も次のような値とおなじくらいかもしれません。

・きのうの放射線量・太田市＝０・０８０マイクロシーベルト毎時

きょうから８２歳で

　きょう、１１月２４日が誕生日、わたしは８２歳になります、１９２９年生で。このまえ気づいたこと、人の一生は喜怒哀楽を歩むかのようで、子どものころは喜のとき、若くして怒のとき、老いて哀のとき、そして安らかに息をひきとって楽のときか。

　なんとか、いまのうちに宿題を解かなければ、こころに宿した課題を。やっておきたいことあり、告げておきたいこと、問うておきたいこと、多々あって。

　いや、いまお風呂をわかしています、効率がわるく、１時間半もかかるのです。このまえ、あたたかな湯につかったのは２月１０日でしたから、夏のころの水では落ちなかった９か月半のよごれを洗い流しましょう。

　・きのうの放射線量・前橋市＝０・０３０マイクロシーベルト毎時

農と工との

　このまえ、ここに書いていました、このあたりで農から工への動きがすすんでいる、と。１キロもむこうの水田をつぶしての、あの工業団地、造成工事はほぼ完成したようで、これからだれかが、どこかの企業が建物を建てることになります。たぶん、エコでシンプルというスタイルの、わたしには必要でないものが、つくられて売られるのでしょう。

　そして、ここでまた、ＴＰＰ参加という問題が。きのうの、新聞の県版の文芸欄に、次のような川柳が紹介されていました。

　ТＰＰ農と工との腕相撲　(高崎市・大沢　覚)
　
　ТＰＰ過疎に土足で上がり込む　(富岡市・黛　猛)

　稲刈る手ТＰＰがふと止める　(富岡市・小野おのこ)

　・きのうの放射線量・前橋市＝０・０２６マイクロシーベルト毎時

１冊を編みたい

　１５年前の６月から、ローカル紙に、「小屋は好日」というエッセイを毎週金曜日の紙面に連載してきました。今月から配達エリアを拡大することになり、それだけ広域から記事を集めることになったようで、その連載は７７３回でおしまいということになりました。

　７７３枚ものコピーが保存してありますから、ここ数年のものからオリジナリティーのあるもの６０～７０回分を選んだら、１冊を編めそうです。これから、それにかかろうかと、思案しています。そうでした、「賢く老いたい」などと書いていました、自著のどこかに。

・きのうの放射線量・前橋市＝０・０３４マイクロシーベルト毎時

若さに感謝

　お年寄りさんに話しかけるのが、習慣になってしまったようで、きょうの朝がた。お店へ買い物にでかけ、その帰りらしいおばあさんが両足をひきずるように歩いていましたから、こちらは自転車をとめました。

　家はすぐそこなんですが、どちらの足も関節がよくなくて、と。自転車に乗れていいですね、わたしも若いころのように乗ってみようかしら、危ないかしら。８４歳で、夫は８２歳で二つ年下なんですが「うつ」で、引きこもってて、ね。ふたり暮らしなんです、娘は東京にいるんですが、定年にならないと帰ってこない、もう少しの辛抱ですよ、と。

　わたしも、くりかえすように書いていますが、まもなく８２歳。ママチャリの風来号で、１０キロも１５キロも、すいすいと遠出したり、この実年齢の若さに、感謝しなければなりません。