ピース・ダイアリー

競わないで、奪わないで、争わないで。
分けあって、話しあって、助けあって。
この世が、そのようであったらいい、と。

花の5月ですが

2011年05月17日 14時42分23秒 | 日記
 きのうは、ママチャリ・風来号で、10キロも15キロも走りました。あの絵本を贈ろうと、地図で探して、保育園・幼稚園に。それから、小児科医院、お寺さんなどに。きょうあたり、絵を見せながら、読んであげていますね。

 そして、きょう5月17日は、あの平和な国・ノルウェーの憲法記念日です。音楽隊を先頭に、子どもたちが、村でも町でも行進していますね。1日はメーデー、8日はさきの大戦の戦勝記念日、そして憲法記念日と、北の国の5月はにぎやかです。

 そして、山岳地帯が多く、水力発電がさかんで、原子力発電所は1基もありません。余剰の電力は、隣国のスウェーデンに輸出しているようです。そちらの国には、何基か原発はあり、フィンランドでは地面の岩を深く掘って、高濃度の放射性廃棄物の貯蔵施設を建造中とも。このさき10万年も監視つづけることになるとか、日本でも六ヶ所村に、ということでしたか。

 この地表、10万年前はどうだったか、極地は氷河におおわれていてヒトはいなかったか。そして、10万年後には、わたしたちヒトは絶滅しているか、どうでしょうね。

おにぎりのお弁当を

2011年05月12日 12時15分42秒 | 日記
 いま、このブログのバックナンバー、07年1月16日を開きましたら「おにぎり八つ」とありました。まあ、4年もまえに発想したものが、いまごろ1冊になって、ということです。

 幼稚園の小さい子どもたち、まだ文字を読めませんから、お母さんに読んでもらったようです。そのお母さんたちの書かれた感想が、園からとどけられました。そのうちの、いくつかを、ここに紹介させてもらいます。

「文字がいっぱいで、まだ早いかなあと思っていましたが、意外とおにぎりって言葉に反応してちゃんと聞いてくれました」
「モエちゃんの優しい気もちに、こちらの気もちも暖かくなりました。とてもかわいい絵本をありがとうございました」
「私も子供も優しい気持ちになりました。今日も読みたいと思います」
「モエちゃんがおにぎりをみんなで分けあって食べているところを読んだときは、胸が熱くなりました」
「日常の出来事をお話にしてくださっていたので、子供も親しみ易く楽しんで聞いていました。絵本好きな我が家の子にとって、また一つ宝物ができました」
「息子は、毎日寝る前に、この『おにぎり八つ』の絵本を持って来て、『これ読んで』とお気に入りのようです。ありがとうございました」
「モエとおばあちゃんのほのぼのとした日常、また幼いながらお友達とおにぎりを分け合うモエの心の成長と優しさに、とても心があたたまりました」
「家族みんなで、読ませていただきました。これからも、いろんな本を書きつづけて下さい」

 いやあ、こちらも、なぜか目頭があつくなるのです。2歳半のころの、娘のこと、思いだして。ほんとうに、すぐむこうのお寺へ、とことこ歩いていっていたのです。

故郷の子らへ

2011年05月02日 07時47分16秒 | 日記
 3月22日の「原発銀座の・・・」に書きましたが、日刊のローカル紙は3月16日から休刊、と。きのう、電話あり、この10日から復刊しますので、また金曜日に連載を、ということでした。「小屋は好日」というタイトルで、もう750回もつづけているものです。

 4月9日の「気になりますが」に書きましたが、ナターシャ・グジーのこと。おとといの土曜日、午後6時10分からNHKテレビで、「チェルノブイリはいま 歌姫の思い」が放送されました。

 この小屋にはテレビがありませんが、ラジオで、その音声だけききました。歌姫とは、ナターシャで、おしまいに聴衆と「故郷」を合唱、チェルノブイリで、フクシマで、原発に奪われたのはその「故里」でしたね。

 あの絵本『おにぎり八つ』は、お約束どおり近くの小学校、幼稚園、保育園の子どもたちにあげました。わたしの、「古里」への、贈りものです。