イタリアの朝食

イタリアのホテルでいつも思うことは、「焼きたての、バターの香りがぷ～んと漂うサクサクのクロワッサンが食べたい！」です。
イタリアにももちろん、クロワッサンのようなものはあります。

が、しかし！

それらは全て甘い！！


中にチョコレートかジャムが入っています。その上、上からも粉砂糖をふっているか、糖衣がかけてあるので、手がベタベタする～。

甘くないパンもあるのですが、それらは概して硬い！！！

これは、私の思い込みかもしれませんが、イタリア人は基本的に、甘いものは甘い飲み物と、塩気のものは、水、ワイン、ビールと。と言う組み合わせが好きなのだと思います。
つまり、カップチーノにするならば、菓子パン。
ハムやチーズをはさんだパニーのならば、水。（一応コーラなどの炭酸も可）
だから、コンチネンタルブレックファーストの場合でも、菓子パンなんじゃないかと思うのです。

そうそう、ちょっと脱線しますが、ホテルで朝食を食べるときにいつも思うのは、

イタリア人がいない。


です。
確かに、ホテルと言うのは、「そこに住んでいない人」が利用する場所ではありますが、日本のホテルって、外人よりも日本人の比率が高いですよね。
でも、イタリアってドイツ人やアメリカ人の外国人はいても、イタリア人を見ることがほとんどないんですけど・・・
イタリア人は車で長期間どこかに行くようなバカンス以外では旅行しないのかしら・・・

ってなんだか脱線しましたが、そう、イタリア人は甘いパンが好き。ってことが言いたかったんです。私は正式な留学経験はないのですが、一週間ほどホームステイをしたことがあって、その時、毎日朝から超甘いクロスタータ（ジャムとかヌテッラを乗せて焼いたタルトのようなもの）とか、マフィンとか、パウンドケーキとかが出されました。
私が思うに、これはきっと血糖値を上げるためなんじゃないかと思います。
朝、甘いものを少し食べると、脳の活動が良くなる。と言う話を聞いたことがありますが、きっとあの「あんまぁ～い」パンと、ふあふあの泡がたっぷり乗ったカップチーノか牛乳たっぷりのカフェ・ラッテを飲むことで、イタリア人の身体は目覚めるのでしょうね。

今日も一日元気に働くぞー！って感じ？


私も朝食を食べないことが多い生活をしていますが、イタリア人を見習って朝から甘いものを食べたら元気がでるかな？




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