うらはうらなりに ver.2

ばおばおのうらなり日記ブログ版。
あの時ワタシはこう感じたんだっ。

「バルダーズゲート・ダークアライアンスII」総合レビュー

2005-01-24 12:55:21 | バルダーズゲート2プレイ日記
【バルダーズゲート・ダークアライアンスII】メーカー:セガ(開発:インタープレイ) ジャンル:アクションRPG
総合:75点/グラフィック:A 音楽:C ストーリー:C 熱中度:B 操作性:B(各3段階評価)

「海外で大ヒットを飛ばしたアクションRPGゲームの続編。洋ゲーライクなデザインは好き嫌いが別れるとこだが、ゲームの出来自体は良好。続編とはいえ、1をプレイしていなくても特に問題なくゲームに入り込める。むしろ魔法のショートカット割り当てや、矢の本数無制限など、1よりもレスポンスはサスガに良くなっていて遊びやすさから言えば2の方が上だ。難易度は2の方がぬるめだが、難易度設定が出来るので、個人のアクションスキルによって自分にあった選択を出来るのはうれしい。ストーリーはあってないようなもので、1本道。このゲームは純粋にストーリーを楽しむようなタイプのゲームではなく、チクチクとキャラを育てながらアクションを楽しむ方に魅力がある。よってストーリー重視の方は避けた方が無難。ロードに関しては階層の切り替えやシーン切り替え時は多少時間はかかるものの、肝心の戦闘はエンカウントバトルではないため、いちいちロードをしないのでスムーズでストレスなしだ。グラフィックは文句なしに綺麗なので、リアルな戦闘と相まって臨場感もたっぷり。後半取得出来るスキルが強力なため、終盤ややだれるが、さして気にならない範囲だろう。何はともあれ、日本のRPGにはない洋ゲーの楽しさが味わえる良作なので、硬派なRPGをしたい方にもオススメだ。」
(プレイ時間:約20時間・クリア済)

ゲームの詳しい概要は公式サイトをどうぞ。
バルダーズゲート2公式サイト:http://www.titusgames.co.jp/games/bgda2/index.html

また、ワタシが実際にプレイしてみてのプレイ日記もよかったら参考までにどうぞ。ただしネタバレもありますのでご注意下さい。

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.1
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.2
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.3
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.4
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.5
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.6
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.7
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.8
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.9
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.10
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.11
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.12
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.13
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.14
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.15
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.16
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.17
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.18
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.19
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.20
バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.21

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.21(最終回)

2005-01-22 10:52:02 | バルダーズゲート2プレイ日記
アルカロセとの激闘を無事に制した。倒れたヤツの体内からプレイジア・オブ・エターナル・フレームを取り出し、ジェレックから依頼されたアイテム回収もこれでようやく4つとも成功だ。さっそくジェレックの元に戻ろう!

隠れ家の独房に隠されていた、地上に戻るエスケープトンネルを見つけ、一瞬で地上に生還。町に戻る前に、忘れずに地下ダンジョンで回収したテンパスの聖なるシンボルであるメダリオンをフェレスに渡す。そういえば、フェレスが話していた黒く武装した男達とは結局出くわさなかったな…。フレームはこうして手に入れたし、ヤツらはこれにたどり着くまでにモンスターにでもやられてしまったのかもしれない。それともアルカロセの奴隷と化していたヤツらがそうだったのか…?まあ、どうでもいいや、興味ナシだ。(笑)

町に帰還し、ジェレックにプレイジア・オブ・エターナル・フレームを渡した。これで依頼は全て終了だ。しかし、ジェレックとのパートナーシップが終わりというわけではないようだ。重要な話したいことがたくさんあるという。ただ今は時と場所が悪いということで、後でオムドゥイルの館で会おうと言われる。とりあえず、OKの返事をし、この場は別れた。まだまだ彼とのつきあいも続きそうだ。重要な話っていったい何だろう…?

そして、第2章もこれにて幕を閉じ、舞台は第3章へと移っていく。オープニングから所々で登場していた黒幕と見られる怪しい男も、幕間のムービーでは相変わらず部下と野望めいた会話を交わしている。

果たしてこれからイスランの行く先には何が待っているのだろうか?そしてイスランの謎の過去とはいったい?まだまだ風雲急を告げるバルダーズゲートの町を舞台に、徐々に明かされていくであろうストーリーとその結末は、プレイヤーであるあなた自身の目で確かめて欲しい。

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記(完)

バルダーズゲート2公式サイト:http://www.titusgames.co.jp/games/bgda2/index.html
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今までこの「バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記」をごらんになっていただいていたみなさま、アリガトウございました。vol.1でも書いていたように、最初からエンディングまで書き続けるつもりはありませんでしたので、ここいらで終わりにさせていただきます。
我が竜日記に引き続きこのバルダーズゲート2もこうして長いこと続けられたのは、ひとえにみなさんの応援のおかげでもあります。このゲームのおかげでまた新たな方とも知り合えましたし、ああ、このゲームを選択して良かったなぁというのが今の気持ちです。

また、このゲームは選択したキャラクターによっても遊んだ印象が変わるものと思いますし、この日記はあくまでイスランを選んでプレイした個人の主観日記と言うことでご理解をしていただければと思います。とはいえ、バルダーズゲート・ダークアライアンス2とはシステム等を含め、どういうゲームなのかと言うことはわかってもらえたつもりです。まだこのゲームをプレイされたことのない方がこの日記を読まれたことで興味を持ってもらえたら幸いです。

日記は終わりましたが、最後に総合レビューが残っています。これはワタシがまだゲームをクリアーしておりませんので、クリアー後に掲載したいと思います。とりあえずクソゲーではないですね。(笑)それでわ。

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.20

2005-01-21 11:16:01 | バルダーズゲート2プレイ日記
ダンジョンの中には、炎を吐く犬など新手のモンスターも出てきたが、特に問題のない敵であった。にしても、せっかく召喚スケルトンを盾のように使っているのに、スケルトンを無視し、気が狂ったようにイスランに向かってくるモンスターもいて、笑えると同時にそんな敵の思考回路もまたバリエーションがあってヨシだ。

ダンジョン内のレバーを作動させつつ探索に励む。このダンジョンはレバー操作が鍵のようだ。くまなく調べていけば迷う理由もない。
とある箇所で、テンパスの聖なるシンボルであるメダリオンを見つける。これをフェレスに持ち帰れば、喜んでくれるだろう。さあ、あとは一番の目的、プレイジア・オブ・エターナル・フレームを目指して、先に進むのみだ。

そして、上層のダンジョンの探索も終了、下層へと降りていく。下層も広くはあったが、さして苦労もせず、探索を終えた。中心部でドラゴンスピアの洞窟に至る穴に降りていく。

ドラゴンスピアの洞窟は、暗い暗い、鍾乳洞のような洞窟だった。先ほどまでの城下のダンジョンとは景色も一変し、見通しも悪い。慎重に進んでいくとしよう。鍾乳洞の中を突き進む。蝙蝠が飛び回り、所々に毒キノコも生えている。ポイズンガスには気をつけなければ。あまりの暗さにメルフアローを時折ぶっ放しつつ、その放出時の閃光による一瞬のかすかな明かりを頼りに歩を進めた。

奥へ進んでいくと、このゲームの序章で出会った、上半身人間、下半身はクモというモンスターに再び出会う。当初は中ボス的な存在だったが、今のイスランには単なるザコキャラだ。しかし、数は多いしうようよ現れるので、手当たり次第蹴散らしてやった。現実のクモは気持ち悪いが、ゲームとなれば話は別だ。少しスッキリする。(笑)

探索を続けていくうちに、最奥部でアルカロセの隠れ家と呼ばれる所を見つけた。アルカロセとはこの洞窟の主であろうか?いよいよこの暗い洞窟ともおさらばの時が来たようだ。中に入る。

アルカロセは、4本の長い管が伸びたような口をしており、SF映画で登場するような侵略宇宙人のようでもある造形をした、見るからに化け物だった。
"止まれ。こっちへおいでペットちゃん…" ん?何だっ!?何やら頭の中に語りかけてくるような感じで声が聞こえる。"抵抗するな、服従しろ…" "お前の意思は私の意思なのだ。お前の考えは水のように見透かすことが出来る…" くっ、女性のような声だ…、どこか静かだが抑圧的だ…。"こっちへおいで、私はお前の友でご主人様だよ…" "ジェレックはお前に新しい仕事を与えた。私に仕えるのだ…" どうやらイスランをマインドコントロールで操ろうとしているようだっ!
しかし、イスランの強力な意思は、アルカロセの思念を受け付けなかった。操れないと悟ったアルカロセは、奴隷と呼ぶコントロールされた僕と共に襲ってきた。きっと僕達はアルカロセのマインドコントロールに屈したのだろう。やるしかないっ!こんな暗い地下の底で死ぬのはまっぴらゴメンだ。アルカロセとのバトルに突入したのである。

バルダーズゲート2公式サイト:http://www.titusgames.co.jp/games/bgda2/index.html

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.19

2005-01-18 09:46:26 | バルダーズゲート2プレイ日記
ヒルズエッジでは、いきなり棍棒を持った大巨人が待ちかまえていたが、軽く撃破、何やら薄暗い丘陵の探索を続ける。そして無事盗賊達を見つけ、殲滅した。借りを返し、オセアニック・アーンを取り戻す。よかった、まだゼンタリムの手には渡っていなかったようだ。さあ、ジェレックの元に戻ろう。

ジェレックにアーンを渡し、これで残りはプレイジア・オブ・エターナル・フレームだけになった。さっそく回収に向かおう。それは、ドラゴンスピアキャッスルの地下のどこかに眠っているという。

ドラゴンスピアキャッスルに向かう途中、またもや待ち伏せにあった。真夜中のキャンプ中、近くのトロールフローから来たモンスター達に襲われたのだ。寝込みを襲われたため慌てたが、すぐさま反撃を開始する。
レベルが18になる。HP:198、EP:281に上昇。アビリティは、エンデュアランスとエンチャントアイテムの強化、さらに残りポイントで、フォーティチュードを初取得した。これはHPの回復速度を早めてくれる。
モンスターの襲撃を乗り越え、無事ドラゴンスピアキャッスルにたどり着く。いつの間にか雨が降ってきていた。そこはキャッスルの名の通り、城だった。とはいえ廃墟化していたが。城門から中に突入する。やはりここもモンスターの巣窟になっているようだ。慎重に探索していくことにしよう。場内は、所々に僧侶のような格好をした人々の死体が転がっていた。寺院のようなものもある。この廃墟の上に立てたらしい。この死体はモンスターどもにやられたのだろうか?

探索していくと、テンパスのクレリックだというフェレスという人物に会った。話してみると、地下にあるダンジョンに入るためにここへ来たのか?と聞かれ、そうだと答える。すると、戦いの成功をと祝福され、テンパスはあなた方と共にと言われた。どうやら敵ではないらしい。もう少し詳しく話を聞いてみる。
フェレスはこのドラゴンスピア城の廃墟に立つテンパスの寺院の僧侶で、この呪われたホールを見張っているらしい。この城は、英雄、デロス・ドラゴンスピアが亡くなった際、捨て去られ、と同時に、邪悪なるもの達が住み着くようになったそうだ。そしてそのうちに、城の奥深くで地獄の間の扉が開かれたらしい。テンパスの僧侶達は、ここに寺院を建て、アンダーダークからモンスター達がダンジョンに入ってくるのを阻止するためにとどまっているという。故に、冒険者達などはここでは歓迎されるそうだ。
財宝は自由に持ち帰っていいそうだが、その中のひとつ、テンパスの聖なるシンボルだけは返して欲しいという。そうすれば報酬もくれるそうだ。なるほど、これが歓迎の理由でもあるのか。モンスターを倒してくれてシンボルも取ってきてくれる。テンパスが冒険者を拒む理由などどこにもない。

そしてイスランの他にも、黒く武装した男達が数日前に廃墟に入っていくのを見たそうだ。きっとゼンタリム達だろう。先を越されてはいけない、急ごう!
フェレスと別れ、地下のダンジョンへと足を運んだ。

バルダーズゲート2公式サイト:http://www.titusgames.co.jp/games/bgda2/index.html

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.18

2005-01-17 10:21:08 | バルダーズゲート2プレイ日記
シャープティースの森は、予想どーりたいしたことなかった。(笑)いや、これも今のイスランにとってはと言う但し書きが付いてのことだ。現れるモンスターももはや敵ではない。あっという間に探索も終了、町に帰還する。

さて、回り道が多かったが、サブクエストももはや他にはない。ようやくと言うべきか、本編クエストである、3つ目の物体回収に行くとするか。ワタシはジェレックの元に向かい、残り2つになっていた案件のうち、オセアニック・アーンの回収を選択した。ロンダーラに船を借り、オセアニック・アーンを最後に手にしていたという海賊のアジトがある、シアーズアイルに向かう。

無事に船でたどり着くと、そこは、シアーズケーブという、洞窟の中だった。思った通り、水の多い場所だ。洞窟の中を突き進む。中には、赤鬼のようなアンデッドの海賊達がわらわらと襲ってきたが、大して強くもない。アンデッドにも効果を発揮する酸攻撃メルフアローのせいもあるだろう。快調に探索していくと、最深部でこの海賊達のボスだろうか、キャプテン・ユーリスというヤツと対峙した。決戦に突入する。無事に撃破に成功するが、期待していたオセアニック・アーンは、もうここにはなかったのであった。どうやらシアーズアイルの地下にあると言われている、伝説のシーテンプルという場所にあるようだ。しょうがない、そこへ向かおう。
この探索でレベルは17に上昇し、HP:187、EP:268になっていた。アビリティはエンデュアランスとクラリティの強化にあてていた。

シーテンプルは、寺院と言うよりは、どこか宇宙船の内部のようなダークグリーンの施設だった。中にはカエル人間のようなモンスターがいる。蹴散らしつつ先に進む。イソギンチャクのような壁をしたその空間は、わりかし広かった。上層の探索もつつがなく終了、下層へと降りていく。
引き続きカエルどもを倒しつつ、下層もくまなく調べていくと、ディプトルプトという司教が現れた。この寺院の一番のお偉いさんらしい。なにやら、シーマザー様への生け贄になれなど、わけのわからんことを言っている。こんな邪教のカエル野郎の言うことなんか聞く耳も持たない、直ちに戦闘に突入だ。そしてあっさりと撃破してやる。(笑)

奥の祭壇でようやくオセアニック・アーンを見つけた。これで3つめだ。あとひとつ・・。さて、ジェレックの元に報告に返るか。

ところが、町に帰還すると、せっかく苦労して取ってきたオセアニック・アーンが手元にないことに気づく。あれ?いつなくなったんだ?おぼえがない?もしかして、帰る途中の船の中か・・?
やはりそうだった。どうやら、ずるがしこいシーフが、船の乗組員に化け、イスランに気づかれないよう盗んだらしい。仕方がない、とりあえず、ジェレックの元に行き事情を説明しよう。

ジェレックは盗まれたことを知っていたようだ。ただ、それは単なる噂だと良いと思っていたそうだが・・・。ゴメン、ジェレック、ホントなんだよ。(笑)
笑い事じゃなかった、一瞬気まずい空気が流れたが、ジェレックは盗賊の足取りはつかんでいたようだ。少しホッとする。ジェレックが言うには、ヤツらはヒルズエッジに向かっており、そこでオセアニック・アーンをゼンタリムに渡すようだとのこと、取り戻せるか?と聞かれ、もちろん、この失態を挽回すべくヒルズエッジに向かい、オセアニック・アーンを奪還することを誓った。よしっ、ヒルズエッジにさっそく出発だ!

バルダーズゲート2公式サイト:http://www.titusgames.co.jp/games/bgda2/index.html

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.17

2005-01-14 08:58:08 | バルダーズゲート2プレイ日記
無事にキメラを倒したイスランであったが、その部屋には隅に宝箱が6個置いてあった。意気揚々と宝箱を開けつつうろうろしていると、そこは部屋と言うよりも、切り立った断層の上にあるひとつの空間だったのだ。暗いなと思っていた所は壁ではなく、壁との間にあった底も見えない崖だったのだ。あわれ、イスランは地面から転落、即死である。当然キメラ退治の前に逆戻りだ。恐ろしい…、恐るべき罠だった。いや、罠とは言い過ぎか、ワタシが注意深く見れば良かったのである。油断はいつ降りかかってくるかわからない。何事にも慎重に行動するよう再度気をつけなければ。キメラを倒した後だけに、気が緩んでしまっていた。
その後、再度キメラを倒し、今度は慎重に部屋を探索、宝箱を回収し、帰路についた。

ジェレックからは、ホールズ・オブ・ザ・ハンマーから戻った者はほとんどいない、よくやったと褒められ報酬をもらう。その報酬の経験値獲得により、レベルも16になった。HP:176、EP:255に上昇、アビリティはメルフアローを強化、これでメルフアローも最高ランクになった。そして他にクラリティを初取得する。クラリティは魔法にかかるEP量を減らしてくれる、ネクロマンサーにはありがたいアビリティだ。ランク1では-10%の減少である。さらに4回目の能力値の割り振りを迎える。やはりここも判断力を上げ、これでやっと獲得経験値に+10%ボーナスが付くようになった。

さて、この後どうするかだが、引き続き、ジェレック依頼の残りの2つの物体を回収するのもいいのだが、その前に、以前ロンダーラから聞いていた、スカルゴージの件を片付けてみよう。地図を元に、スカルゴージへ赴く。まだ見ぬ宝物とはいったい何なのだろうか…?

と、その前に、バートレーの鍛冶屋で今度はリングを強化することにした。リングは元々の重量も軽い。ほとんど荷重なしだ。だから合成によりこのリングに防御力強化や宝石の効能による能力値アップを付ければスゴイ便利なのだ。今まで詳しく書いてこなかったが、武具にしろこのリングやアミュレット類にしろ、合成前の素材は普通以上のクオリティが求められるが、そのクオリティを表す言葉として、頭にファインだとかリマーカブルだとか言う名称が付いている。でもこのクオリティの名前の違いは単に金額の差だけなのだ。重量は変わらないし、能力も変わらない。となれば、合成費用はこの素材の元金により左右されるので、元の値段が安い方が合成費も安いのだ。つまり、合成が出来るクオリティの中で一番安いランクのファイン系を使った方が、同じ合成でも料金はかなり安くなる。効果が同じなだけに安く作った方がいいに決まっている。故に、ワタシはファイン・リングにルーンストーン×4、トパーズ×4、パール×4を合成し、防御力+3、判断力+3、敏捷力+3の効能を持った、+3ファイン・オゾニック・リングを制作した。判断力アップで更に獲得経験値ボーナスがアップ、敏捷力で更に防御力もアップだ。しかも重さはないも同然。リングやアミュレット系は武具よりも真っ先に改造すべき類かもしれない。
よし、これで準備も整えた。ますますイスランは強くなっていく。

スカルゴージへ着くと、そこはいくつかの洞窟が点在する、荒れた荒野だった。いったいどんな所かと身構えていたが、そこに住み着いていた現れるモンスターは、とても弱かった。というより、ここまでいろんな冒険をしてきたイスランが強くなっていたのだ。どうやら、このスカルゴージにはもう少し早く来るべきだったかもしれない。完全なるサブクエストだったが、そんなわけで、ろくに苦戦もしなかった。もっと早い段階で来れば、ありがたいお宝だったかもしれないものも、今のイスランにとっては、手に入れるモノはもはやいらないモノばかりだった。全ての探索を終了し、町に戻る。

酒場で再びロンダーラと話した。じつは先のスカルゴージの他にももう一つクエストの話をしてくれていたのだ。スカルゴージがあの調子であれば、今のイスランにはもはやこのクエストも敵が弱く拍子抜けする冒険に成り下がっているかもしれない。よし、今まで後回しにしていたが、ジェレックの本編クエストをやるまえに、このクエストも片付けておくかと引き受けることにした。依頼と言うよりは、興味があればどうぞ的なモノだったそのクエストは、シャープティースの森の奥深くにあるという廃墟に関することだった。そこにはモンスターや宝物がごろごろしているらしい。そしてそこに至る地図をロンダーラが手に入れたそうだ。買うだけの価値はあるんじゃない?と言われ、800枚の金貨を払い地図を手に入れる。それじゃあチャチャッと探索してくるか。ワタシはシャープティースの森へと向かった。

バルダーズゲート2公式サイト:http://www.titusgames.co.jp/games/bgda2/index.html

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.16

2005-01-13 09:09:22 | バルダーズゲート2プレイ日記
ホールズ・オブ・ザ・ハンマーに向かう途中、ハイムーアと呼ばれる場所で、山賊集団に待ち伏せに遭う。全てのモンスターを撃破すると、そこに傷ついたランデンというボディガードがいた。モンスターを蹴散らした礼を言われる。ここで何かあったのか?と聞くと、トログロダイト達が襲ってきたという。ここで待ち伏せした奴らのことか。荒野には旅人を襲う輩がいるというが、レッドファングを壊滅させたと思ったら、また新たな奴らが出てきたものだ。トログロダイトはブリガンズ・ホールドに拠点があるらしいが、彼のご主人、キャドミア伯爵とその夫人が、バルダーズゲートに戻る道すがら襲われたらしい。
彼が言うには、夫人が野獣の肩に担がれて行ったのを見たそうだ。伯爵はどうなったかわからないらしい。他のガードもみんな死んでしまったようだという。どうだい?手伝ってくれるかい?と聞かれた。手伝うと言うことは、夫人を救出すると言うことだろう。ジェレックのクエストの途中だが、こうして傷ついたランデンの頼みを無視して行くのも後味が悪い。困った人を助けずにはいられないのがイスランだったはずだ。ここはランデンの頼みを聞いてやることにし、族の拠点であるブリガンズ・ホールドに向かうことにした。そこは廃墟と化した村で、山賊達がよく潜伏するのに使っているらしい。

ブリガンズ・ホールドは、まさにランデンから聞いたとおりの廃墟化した村だった。現れる山賊どもを撃破しつつ奥に進み、地下のホールに降りる階段を見つける。やはりここは山賊どものアジトのようだ。
レベルが15になる。HP:165、EP:242へ上昇。アビリティは、ウィルパワーの強化、及び、エンパワーを初取得だ。このエンパワーは、覚えているだけで、魔法の効果をアップさせる。ランク1では+15%魔法ダメージアップだ。

ホールの奥で、トログロダイト達のボスらしい、サート・サーカットと出くわした。こいつを倒せば…!
そして無事撃破する。と同時に鍵を見つけた。伯爵夫人が捕らわれている部屋の鍵に違いない。奥へ進み、無事捕らわれていた夫人を救出する。クエストクリアーで報酬を得、これでランデンの依頼も果たせた。少し回り道をしたが、ホールズ・オブ・ザ・ハンマーに向かおう。

ホールズ・オブ・ザ・ハンマーはドワーフの捨てられた本拠地らしく、巨大な洞窟のような所だった。慎重に探索していく。すると、ドワーフの代わりに中にいたのはスライムであった。巨大な緑色の姿をしたスライムは、自分の細胞を飛ばすのか、ゼリー状の物体をはき出し、攻撃してくる。しかも攻撃力が高いのだ。この物体に当たると、体力をかなり削られる。物体を避けながらメルフアローでの遠隔攻撃で対応だ。その他、山姥のような巨人やコボルドだろうかオークだろうか、そんな敵も槍を投げながら襲ってくる。なかなか手強くなってきた。しかし冷静に対処すれば大ジョブだ。
荷物が満杯になったので、リコールポーションを使い、いったん町に帰還、いらない物を売ると同時に、バートレーの鍛冶屋で、今まで使っていたリマーカブル・クロスボウにルーンストーン×2、アクアマリン×2、黒玉×2を合成、+2リマーカブル・グラシアル・クロスボウに改造した。初めての武器強化だ。攻撃力アップと共に、冷気ダメージを付加し敵の鈍化を誘い、黒玉で防御力もアップさせたわけだが、EP節約のためクロスボウもよく使うようになっていたので、こんな強化をしてみた。

再び洞窟に戻り、さっそく強化したクロスボウを使ってみると、敵が凍り付き粉々に砕け散る。視覚的にも楽しい。奥に進み、1階部分の探索を終了、地下2階に下りていく。にしても冷気ダメージ付加は強力だ。戦闘がずいぶん有利になったし、早くアクアマリンを合成しとけば良かったと思う。(笑)値段は高いが、1と違い、2は矢も無制限だし。

地下2階は遺跡のような場所だった。神殿のようなたたずまいだ。1階よりも強くなったモンスターどもを撃破しながら、2階の探索も終了、ダーベムから買っていた鍵で、見つけた宝部屋も開き、このクエストもクリアーする。
地下3階へ下りていく。この3階でついにこのホールズ・オブ・ザ・ハンマーの主らしい、キングギドラばりの3つの頭を持つドラゴンと遭遇した。その名もズバリ、キメラだ。決戦に突入する。メルフアローを連打し、無事キメラを撃破した。キメラのはらわたからジェード・オクタヘドロンを取り出し、これで2つ目も回収成功だ。ジェレックの元に戻り報告しよう。

ところがである。ホッと一息ついたイスランに恐るべき落とし穴が待っていた。全てはイスランを操作しているワタシが悪かったのだが…。

バルダーズゲート2公式サイト:http://www.titusgames.co.jp/games/bgda2/index.html

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.15

2005-01-12 09:15:22 | バルダーズゲート2プレイ日記
チッ!ゼンタリムだ。ジェレックはそう叫んだ。気づかれて邪魔される前に動きたかったのだがと言う。やはりジェレックは知っていた。ゼンタリムって?と聞くと、当初は強力な商人のグループとして動き出したのだが、殺人、スパイ、軍隊というのが実の正体らしい。闘争と憎しみが教理という、極悪非道の神を信仰しているベーンの教会がバックに付いている、力を持った政治組織だそうだ。ゼンタリムはいつも力を持ったものを手に入れようとする。奴らのスパイが我々の目的をかぎつけたのは間違いない、そして我々が探しているモノを自分たちも手に入れようとしているのだとジェレックは言った。

そういうことか…。で、話していた他に回収するモノっていったい?と聞くと、今回のオーブを含め、全部で4つあるという。残りの3つはそれぞれ、ジェード・オクタヘドロン、プレイジア・オブ・エターナル・フレーム、オセアニック・アーンと言うそうだ。ここでその3つの物体について、詳しく聞いてみることにした。
ジェード・オクタヘドロンは、8面体のルーン文字が刻まれた石碑で、大きさはトロールの拳ぐらいだといい、ドワーフの捨てられた本拠地である、ホールズ・オブ・ザ・ハンマーにあるという。
プレイジア・オブ・エターナル・フレームは、大きな銅製の火鉢で、あちこちにキラキラ光るヒアシンスの模様が散りばめられているそうだ。かつてはドラゴンスピアキャッスルの宝殿にあったのだが、モンスターに盗まれ、今は地下の洞窟のどこかにあるらしい。
オセアニック・アーンは、アクアマリンが散りばめられた金の壺で、シアーズコーヴを拠点にする海賊の手にあったのが最後らしい。ロンダーラの船でそこに行くと良いそうだ。

さて、この3つはいずれ全て回収しなければならないだろうが、とりあえずこの場は話を聞くだけにし、酒場に出向いてみることにした。他にも何か情報があるかもしれないからだ。
酒場にいたダーベムと話してみた。じつは初めてこのバルダーズゲートに来たときから彼とは同じ話が出来たのだが、無視していた。(笑)というのも、何やらホールズ・オブ・ザ・ハンマーのお宝部屋の鍵を持っているそうだが、その鍵をもらうには、金貨を4000枚も要求されたからだ。それ以下の枚数では、俺様のブーツすら買えねえよ!と、アホ呼ばわりもされる始末だった。アホ面のドワーフに、アホ呼ばわりされるのも形無しだが、こちとら陰気なネクロマンサーのエルフだ、顔も青白いし何も返せない。しかしお互いどっこいどっこいの変キャラだと思う。
話がズレた。そう、ホールズ・オブ・ザ・ハンマーといえば、先ほどのジェレックとの会話に出てきた、ジェード・オクタヘドロンのある場所じゃないか。よし、この機会に鍵をもらいうけ、ジェード・オクタヘドロンを回収すると同時に、ダーベムのクエストもクリアーすれば一石二鳥だ。残り3つのうち、まずは、ジェード・オクタヘドロンに狙いを定めよう!

その前にせっかく酒場に来たのだ、ロンダーラとも会話してみよう。ところが、そのロンダーラもまた興味深い話をしてくれたのである。何やらスカルゴージという場所に、まだ見つかっていない宝物がたくさんあるらしい。人間とオークとデーモンの大きな戦いがあった所だという。地図に印を入れてもらい、スカルゴージに行けるようになった。しかし、イスランの身体はひとつしかない。やりたいことはたくさん出てきたが、とりあえずスカルゴージの件は後回しにし、ジェード・オクタヘドロンを回収した後にでも行ってみるとしよう。冷静に目の前のクエストをひとつずつ片づけていくことが大事だ。

ホールズ・オブ・ザ・ハンマーに向かう前に、バートレーの店で更に防具やリングを改造した。これで更にイスランの防御力もアップ、準備万端整え、ジェード・オクタヘドロンを求めて、ホールズ・オブ・ザ・ハンマーに旅立ったのである。

バルダーズゲート2公式サイト:http://www.titusgames.co.jp/games/bgda2/index.html

バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.14

2005-01-11 08:56:59 | バルダーズゲート2プレイ日記
地下室に着くと、目の前にライランが立ちはだかった。その先に行くんじゃないと、何かを恐れているようだ。だったら、行かないわけがない。ライランを避け、奥に進む。そしてライランの納骨堂と呼ばれる部屋にたどり着いた。納骨堂か…。いよいよライランとの最終決戦だ。ライランは語ってきた。どうやら知りすぎたようだな、おまえの命はここで終わる。私がそうだったようにな。だが私はここで永遠の命を手に入れた。おまえにはただ冷淡な死が待っているだけだと…。何が永遠の命だ、スピリット風情のばかげた戯言だ。そんな姿で生きているつもりならいっそ成仏した方がよほど幸せであろうに。よしっ、イスランに任せておけっ!ライランよ、迷わず成仏させてやるからなっ!!そしてバトルは始まった。成仏したのはイスランの方だった。(笑)

ライランは強かったのだ。初めて出会った強敵でもあった。しかし、戦う途中で戦闘のカラクリもつかめたのだった。ポーションが切れなければ1回目でも勝てただろうが、気づくまであまりにも無駄が多かった。負けたのは戦い方がまずかったのである。次は間違いなく勝てるだろう。ここでは詳しく書かないが、勝利のためにはやはりライラン本体にはかまっててはいけないと言うことだった。ロード後、再び戦いに出向いたワタシは無事にライランを撃破、ひからびた手を見つける。これがあれば、展望台に行ける。さっそく、展望台に赴き、オーブ・オブ・サンダーを手に入れよう。

展望台で無事にオーブを手に入れる。よし、苦労したが、これでジェレックとの約束も果たせそうだ。さっそく戻ろう。その時であった。展望台にあのリザードマンのようなトカゲ野郎、スレイヴァスが部下を従え入ってきたのである。
このスレイヴァス様にオーブ・オブ・サンダーを渡せよ、こっちの方が多いし、武器もそろってるぜ、そっちの人数はそれだけかい?オーブを置いてさっさと消えなっ!そう脅されても、たじろぐイスランではない。おまえは誰だ?何でオーブが欲しいんだと聞き返す。するとスレイヴァスはこう答えた。お前のようにオレもご主人様のためにオーブを探しているという。お前のご主人は疫病神って知っていたのかい?ヤツに仕えるものはみんな死ぬんだよと。ご主人とはジェレックのことか?別にご主人様のつもりはないが、ヤツから見れば依頼主もそう見えるんだろう。

当然、こんなヤツにオーブを渡すつもりはない。戦いは人数勝負ではないのだ。強い方が勝つ、ただそれだけのことだ。よしっ、返り討ちにしてやるっ!かかってこいコノヤロウっ!
そして無事返り討ちにした。(笑)スレイヴァスも口ほどにもない。さあ、ジェレックの元へ戻ろう。

バルダーズゲートに帰還し、ジェレックにオーブを渡す。代わりに報酬をもらえた。その報酬の経験値獲得で、レベルも14になる。HP:154、EP:224に上昇。アビリティは前回上げ損なった、メルフアローの強化だ。今度は計算がピッタシ、たまったポイント全てをつぎ込み、無事にランクを上げる。最高ランクまで後1段階を残すのみだ。

そして気になっていたことを聞く。襲ってきたスレイヴァス達のことだ。ジェレックなら何か知っているかもしれない。

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バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.13

2005-01-10 10:57:40 | バルダーズゲート2プレイ日記
オムデュイル邸で8000枚の金貨を払い、イスランのさらなる過去を聞く。なかなかに興味深い話だ。さらに8000ポイントの経験値をもらい、レベルが12になった。HP:132、EP:188へと上昇する。4の倍数と言うことで、ここで3度目の能力値アップの画面になる。みたび判断力を+1にした。次はレベル16の時だろうか、その時も判断力を上げ、合わせて+2毎の5%経験値ボーナスプラスを狙う。初期に比べれば、+10%よけいに経験値がもらえるようになるのだ。他の能力値には見向きもしないで、判断力特化にすることにしていた。
アビリティは、シールドを2段階強化、一気に最高ランクにする。これでシールド魔法使用時、ダメージ減少-50%だ。心強い。残りポイントは次回に持ち越し。またメルフアローを強化しよう。

さて、過去の話も聞けたし、装備類もパワーアップした。準備万端、いよいよジェレックの依頼を達成するため、バルダーズゲートを後にし、ウォームの森にあるライランズホールドへ向かう。ライランズホールドへはウォームの森を通らなければならなかったが、ここで突然、エッティンとホブゴブリンの盗賊集団に待ち伏せにあった。戦って、ここを切り抜けなければ!

エッティンは大巨人で、視覚的には見応えがあったが、落ち着いて攻撃すればそんなに強いヤツではなかった。盗賊連中を無事倒し、ライランズホールドにたどり着く。とここでムービーが挿入された。なにやら、リザードマンと言うべきか、トカゲのような容姿をしたスレイヴァスという男がとある男と会話している。どこかで見た男だ…レディFと話していたカーンだろうか…?ともあれ、オーブを狙っているのは我々だけではないらしい。まだまだ敵は多そうだ、慎重に探索していくことにしよう。

ライランズホールドはどこかこぎれいな建物ではあったが、やはり広い。そして、当然のごとくモンスターも襲ってくる。しかし相手はどこか不思議な感じで、ジェレックが言っていたとおり、危険で呪われた場所であることは間違いなさそうだ。中には、ポルターガイスト現象のように、イスや机なども襲ってきた。召喚スケルトン&メルフアローを駆使しつつ、さらにEPを使いすぎないよう、遠隔武器のクロスボウも併用し、進んでいった。
地下室や展望台に入る扉はあったが、鍵がかかっていて中には入れない。モノには順序があるようだ。1階の探索を終了し、2階へ駆け上がる。
レベルが13になる。HP:143、EP:211に上昇。アビリティは計画通り、メルフアローを強化するつもりが計算ちがいで1ポイント足りなかったため(笑)、次回に回し、代わりに最大荷重量をアップするエンデュアランスの強化と、鍛冶屋の合成費を安くするエンチャント・アイテムを2段階上げ、さらにウィルパワーというエネルギーポイントが増えるアビリティに割り振った。EP:211にはこの上昇分も入っている。鍛冶合成費は高いため、ここにきて初めて覚えたエンチャント・アイテムも後々のことを考えれば重宝だ。

とある部屋で、古の巻物の束を見つける。調べると、ライランの亡骸のありかを見つけた。と同時に、地下室に入り、生きる者達の世界からライランを永遠に抹殺するのだとの訓辞を受ける。ライランはその昔に実在した人物のようだ。ライランズホールドとは彼の名前から来ていたのか。しかし、ライランがどのような人物だったのかはわからない。そしてこの部屋の宝箱から、書斎に通じる鍵を見つける。書斎に入ると、ムービーが挿入された。現れたのはライランだった。しかしとうてい在りし日のライランの姿とは思われない。その姿は着ているものは当時のモノであれ、中身はもはやリッチ化した化け物だった。
ライランは、おめでとう、ここは私の家だ。書斎を見つけたのはおまえが初めてだという。しかし、残念だが、おまえの運命もここまでだと言ってきた。なぜに?ワタシはライランなんて知らない。何か悪いことでもしたのか?不法侵入が行けなかったのか?オーブを狙おうとしたからか?ライランは有無を言わさず襲ってきた。となれば黙って殺されるわけにもいかない、戦わなければ!
ところがである。ライランは倒れる気配がない。無敵状態だったのだ。これはおかしい、そういえば巻物には地下室に入りと書いてあった…。そうだっ、そうに違いない、この場で戦っていても無意味だ。ワタシはライランから逃げるようにその場をはなれ、謎を明かすべく地下室を目指して急行した。ライランは不気味な声と共に後から追いかけてくる。

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バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.12

2005-01-09 08:46:29 | バルダーズゲート2プレイ日記
オムデュイルの館へ向かう途中、バートレーじーさんの所へ寄った。そういや2章にも突入したことだし、新しい武具などが入荷しているかもしれないと思ったからだ。予想通り、バートレーの店には、新しい武具や宝石などが大量に入荷していた。よし、お金も貯まってることだし、イスランの防具を強化しよう。イスランは魔法メインのネクロマンサーであるため、攻撃は武器よりも魔法に頼っている。ほとんど使ってない武器よりもまずは防具を強化し、ダメージを最小限に食い止めたい。リストをながめていると、防具には、名称の頭に+1とか+2とか付くモノが売りに出されるようになっていた。今までの冒険中でも宝箱とかからは+付きもチラホラと目にしていたが、この+はいわゆるこのゲームのウリのひとつ、鍛冶合成システムにより武具の通常の能力をより高めている証なのだった。

今までもバートレーのところで鍛冶合成もできてはいたのだが、これまでは宝石もルビーぐらいしか売っていなく、合成しなくても全然楽勝だったし、お金もないしで、鍛冶合成システムはまだ使っていなかった。しかしこれから敵も強くなることが予想される。お金もある今、まさにこのシステムを試す絶好の機会到来といえるだろう。
鍛冶システムとは、武具やリング類などをルーンストーンという魔法の中和剤を介すことにより、さらに宝石を合成しつつするなどして強化するシステムである。プレイヤーの方針により好みでスキなように改造出来るが、とりあえず、店に売っているものを調べてみることにした。例えばアーマーを例に取り紹介してみよう。通常のスケイルメールは改造も出来なく、防御力は+15、重量+30ポンド、金貨2400枚で売っている。これが改造出来るリマーカブル・スケイルメールだと、改造前でも、防御力+19、重量は同じ+30、金額は5600だ。防御力が増えた分値段も上がっている。さらに、改造済みの+2ファイン・フェイ・スケイルメールだと、値段は15400とお高いが、防御力は+19なものの、エメラルドが2個付いているおかげで、+10エネルギーポイントに、なんと重量が-30%削減で、結果+21ポンドと軽くなっている。この9ポンド差は大きい。その分よけいに他のものを持てるからだ。と言うことはこのことから、宝石エメラルドは防具に使うと、1個あたり、+5エネルギーポイント&-15%重量削減の効能があることがわかる。ひ弱なネクロマンサーにとっては、重要な宝石になりそうだ。

さてどうするかだ。最初から合成してあるものを買うのも手っ取り早いが、色々試してから買うのも遅くはない。リセットを前提に合成システムのことを色々と確認してみた。
まず、合成にはルーンストーンが必ず必要だ。そして使うルーンストーンの個数により、能力値の差が出る。防具で言うと、1個使えば、+1と頭に付き、防御力が+1される。2個使えば、+2だ。ところが3個使っても+3にはならない。+3になるためには4個必要だった。そして+4になるためには8個、+5は16個ものルーンストーンが必要になる。それ以上は強化出来ない。少なくとも難易度ノーマルでは。故に、個数は無駄なく使いたい所だ。3個使うよりは4個というわけである。これが武器だと、防御力の変わりに攻撃力ダメージが+されていく。

このまま防御力強化だけでもいいのだが、更に宝石を追加合成することによって、様々な能力が付加されていく。防具の場合前提でちょっと調べてみた。武器やリング等ではまた効能も違うのでソレはご自身の目で確かめてもらいたい。以下は1個使ったときの効能である。ちなみに、この情報は、R1ボタンで確認出来る。
◆アクアマリン:+5% 冷気ダメージ抵抗が付加。
◆ダイアモンド:+3% 炎・冷気・電気・酸・毒それぞれのダメージ抵抗が付加。
◆ムーンストーン:スローと気絶時間-20%ダウン。
◆珊瑚:+1 盾習熟度アップ。
◆ヒアシンス石:+5% 炎ダメージ抵抗が付加。
◆翡翠:+5% 酸・毒それぞれのダメージ抵抗が付加。
◆黒玉:+5 HPがアップ。
◆サファイア:+1 パワー攻撃アップ。
◆パール:+1% 戦利品アップ。
◆トパーズ:+5% 電気ダメージ抵抗が付加。
◆ルビー:+5% ダメージの一部を反射。
ちなみに説明書に登場する残り2つ、アメジストとエメラルドは第2章開始時まだ単体では売っていなかった。しかし、エメラルドの効能は前述の通りだろう。

宝石にはこのような効能があるようなので、自分が追加したいものを選んで改造すればいいと思う。そして宝石はひとつの武具に2種類まで合成出来る。当然効能も2種類分だ。そして、投入する個数によって、更に能力もアップするので、お金に余裕があれば増やしたい。ただし注意しなければいけないのは、ルーンストーンと同じ個数でなければ意味がないことだ。例えば、ルーンストーンを2個使用で+2なのに、アクアマリン1個では+1に低下しルーンストーン1個の無駄遣いだ。ルーンストーンが2個ならばアクアマリンも2個にしたほうが、+10%冷気ダメージ抵抗と倍になり、+も2のままなので、最大限に有効利用していると言うことになる。ちなみに、改造の内容によって、武具の名称が変わる。後ろに、オブ・スピードとか、オブ・ウォーディグなどと付くようになる。

改造は、OKしない限り、お金を払うわけではないので、R1ボタンを駆使し、画面上で色々と数値も確認しつつ試しながら、気に入ったものにすればよい。もちろん、試すにしても合成するにはすでに宝石とかは買っておかないといけないのでご注意を。最低ルーンストーンが持ち物の中にないと合成も断られる。

そんなわけで、ワタシは、色々と迷った末、エメラルドが売ってない以上、それをすでに2つも宿している売り物の+2ファイン・フェイ・スケイルメールを買った。重量削減の魅力は何ともデカイ。EPも+10アップだ。お金に余裕が出来たとはいえ、合成には金がかかる。オムデュイルにさらなる過去を聞くためには8000枚の金貨が必要だ。となればもはやそんなに余裕もない。他に、装備していたリマーカブル・ウードシールドにルーンストーンを4個付け+3防御力をアップ、さらに同じく装備していたファイン・スタデッド・ヘルメットもルーンストーン4個を付け、+3防御力をアップさせた。これでだいぶイスランの総防御力もアップした。シールド魔法と合わせれば多少の攻撃も恐くないだろう。バートレーの店を後にし、オムデュイルの館に向かった。

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バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.11

2005-01-08 11:58:31 | バルダーズゲート2プレイ日記
ソーラスからは無事クエストクリアーの報酬をもらえ、と同時に、以前の下水道クエストも復活した。よかった、やはり無くなったわけではなかったのだ。これでこのクエストもまたやりたいときに出来る。

その後、ロンダーラに会いに行った。すると、今回の事件についてよくやったと褒めてもらえた。イスランの武勲も町の内外に広まっているそうだ。そのせいもあるのだろうか、ロンダーラの友達が、イスランに会いたがっているという。友達って?とロンダーラに聞くと、名前はジェレックというらしく、とても強くてコネをあちこちに持っているという。イスランのことを話したら、知り合いになりたいと言うことだった。会って損はない人よ、保証するわと言われ、それならばと倉庫にいるらしいジェレックに会いに行くことにした。と同時に第1章も終了、舞台は第2章へと進んでいく…。


とりあえず第1章を終えてのこれまでの感想は、洋ゲー独特のキャラデザインが嫌いでなければ普通に良ゲーで買いだ。なおかつアクションがあまりにも苦手&リアルな蜘蛛やネズミの硬派なグラフィック系が苦手でなければオススメ出来る。戦闘バランスはぬるめで、なおかつ難易度イージーも選べるので、案外アクション下手な人でも大ジョブかもしれない。グラフィックも綺麗だし、チクチク育っていくキャラクターを見るのも楽しい。ロードの早さも問題ない。とにかく、これこそ洋ゲーの醍醐味、日本のRPGに慣れた人には新鮮さがあって楽しいこと受け合いだ。ただし地味だが。(笑)これからの心配としてはボリュームがどのくらいかと言うことぐらいか。それも総合レビュー時には触れられるだろうが。にしても出荷数が少ないため手軽に手に入れられないのは困ったモノだ。売れろ!売れてくれっ!再販してくれっ!(笑)

続いて第2章もプレイ日記を続けてみようと思う。


ジェレックに会うため倉庫に出向いた。彼はにこやかな表情で、来てくれてうれしいよ、私たちの利害は一致するのではないかなと言ってきた。一致するかどうかは置いといて、彼はさっそくイスランに依頼をしてきた。それによれば、ウェスタンハートランドに散らばってしまったモノがいくつかあって、それを集めたいとのことだ。信頼でき、力のある冒険者にそれを頼みたい、君のような冒険者にねとのことだった。危険な仕事だが報酬は弾むという。果たしてそのモノとはいったい…?詳しく聞いてみる。
まず初めは、オーブ・オブ・サンダーと呼ばれるもので、銅に縁取られた球体でトパーズが散りばめられているという。今は危険な呪われた場所になっているウォームの森にある、ライランズホールドの展望台で、気象変換器の動力として使われているそうだ。
なぜこのオーブが必要なんだと聞くと、依頼人のためだという。名前は明かせないが、悪い目的のためではないことは保証するそうだ。さて、引き受けるかどうかだが、ロンダーラの友人であれば安心してもいいだろう、彼女には世話になっているし、ここは一つ引き受けてみようじゃないか。ジェレックからクエストを請け負ったワタシは、倉庫を後にしたのだった。

さて、さっそくウォームの森に出かけようかとも思ったが、これまでの冒険で、だいぶ金貨も貯まった。となれば、やはりオムデュイルだ。イスランのさらなる過去を聞いた後に、準備を整え出発することにしよう。ワタシはオムデュイルの館へ赴いた。

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バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.10

2005-01-07 12:59:13 | バルダーズゲート2プレイ日記
突然、フェルデーンのゴーストという亡霊が現れた。彼は「フェルデーン家の地下室を覗いた生ける者よ、この罪は死をもって償ってもらおう」と賜っている。何?フェルデーン家?ここはファイアウインド邸じゃないのか?と聞くと、かつてはフェルデーン家だったのだという。突然の出来事で屋敷が大破した後、廃墟と化したフェルデーン家の跡地にレディFが屋敷を建てたらしい。てっきり最初はレディFの僕かと思った男も、話を聞くうちにどうやら違うようだ。彼はレディFを呪っているらしい。由緒正しき、フェルデーンの地に新たに屋敷を建てるとは、全くあの女は図々しいという。フェルデーンが没落した概要を更に聞いてみるが、どうにも自業自得であった。しかしそのことはおくびにも出さず、彼の思いに相づちを打つ。レディFに恨みを抱いているフェルデーンにとっては、イスランがレディFを倒すことは好都合なようだ。となると、ここで彼と戦って無駄な苦労を味わうよりは、彼の思い=フェルデーンの忌まわしき過去を公にしないためにレディF邸を破壊することで、二人の思いが一致するのなら、それに越したことはない。ゴーストとレディF邸破壊の約束を交わし、クエストが成立した。ゴーストと別れる。
さて、カタコンベを探索しつつ、下層からの脱出に励むとしよう。

わらわらと沸いて出てくるスケルトンやグールなどを撃破しつつ、奥に進むと、ついにファイアウインド邸に入る上り階段を見つけた。呼吸を整え、階段を上り邸内に侵入する。邸内はなにやらひっそりとしている。モンスターは出てこない。神経をとぎすませながら通路を進んでいった。すると前方の部屋から、なにやら二人の人物が話をしているのが聞こえてきた。近くの壁のくぼみに身を潜めて聞き耳を立てるか、部屋に飛び込み、話を遮るかを選べるようになる。当然、話の内容が気になる。ここは壁のくぼみに隠れ、こっそり会話を盗み聞きすることにした。
二人はレディFと、レディFがカーンと呼んでいる男だった。4つのファウンデーションが何たらとか、塔が何たらとか、話し込んでいる。いったい何のことだろうか?そしてどうやらレディFは館を焼却し、ここに侵入してきた冒険者、すなわちイスランもろとも葬り去ろうとしているらしい。そう思い通りになってたまるかという所だが、レディFはイスランが隠れているのに気づいていたようだ。カーンと話し終えたレディFは、カーンと別れた後こちらの方を振り向き、こっちに出てらっしゃいと言ってきた。見つかってはしょうがない、どのみち倒すつもりだったのだ、いよいよ決戦だっ。

レディFはイスランをあざけるような会話をしてきたかと思うと、私の真の力を見るがいいと叫んだ。「アイザゴーラの力の前にひれ伏すがよいっ!」!?アイザゴーラだと??レディFは人間ではなかったのか!一瞬の驚きと共に、彼女はドラゴンに変身をしたのだった。いや、レディFの姿こそ、ドラゴンが人間に化けていたものだったのだ。そしてルビアの研究に投資し、レッドファングを率い、ハンズ・オブ・グローリーをも操っていたのである。ドラゴン・アイザゴーラの大きな姿に思わずたじろぐが、アイザゴーラは向かってこなかった。屋敷に火を放つと同時に大きな羽を羽ばたかせながら、自らは屋根を突き破りいずこかへと飛び去っていった。自分の手を下すまでもないと言うことか。
火の回りが早い。天井は火の粉と共にどんどん崩れ落ちてくる。ファイアウインド邸が崩壊する前に早く脱出しなければ!
業火と共に崩れ落ち行く屋根や火の粉をかき分けながら、逃げ道を探しつつ出口を目指す。火炎に体力を奪われながらも、ポーションを駆使しつつ、途中、閉じこめられていた召使い達も救出、そして、フェルデーンのゴーストとも会った。ゴーストからは、屋敷も再び焼き尽くされ、これで残されたフェルデーンの不名誉も消え去るだろうとお礼を言われ報酬を受け取る。ありがたかったが、今はのんきに立ち止まっている場合ではない。焼死寸前なのだ。イスランもゴーストになってはしゃれにならない。つきあうのもここまでよとばかりに、迷わず成仏しろと願いつつゴーストと別れ、駆け足で脱出を目指した。そして多少やけどを負ったもののなんとか無事脱出に成功したのである。
レディF、いやドラゴンは逃がしたが、レッドファング党はもはやちりぢりの壊滅状態だ。よしっ、依頼主ソーラスに会いに行こう。

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バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.9

2005-01-06 11:38:34 | バルダーズゲート2プレイ日記
洞窟の中を快調に突き進む。やはり敵はここもさして強くない。楽勝だよの~となめきって進んでいたイスランだったが落とし穴が待っていた。洞窟の中は崖の裂け目があり、なにやら暗いなと思っていた所は底も見えない断層のデンジャラスゾーンだったのだ。油断大敵とはまさにこのことである。足を滑らしたイスランはそのまま真っ逆さまに転落、即死を味わった。敵はレッドファング党だけではなかったのである。
前回セーブ地点から再度やり直しだ。幸いこのゲームはわりかしセーブポイントはたくさん配置してある。やり直すのはめんどくさいが、この場合は5分と戻らなかった。今度は慎重に周りを確かめつつ、歩を進める。即死があるとわかっただけでも収穫だ。同じ過ちを犯さなければいいのだ。途中変な生き物もいたが、そいつらを倒しつつ、更に奥へと進む。するとレッドクイーンと呼ばれる人物のアジトが見つかった。レッドクイーン?こいつがレッドファング党のリーダーだろうか、よしっ、突撃だ。

レッドクイーンは全身を赤い甲冑に身を包んだ女だった。素顔はわからない。突入と同時にすぐさま戦闘が始まった。クイーンは全方向に衝撃波のようなものを駆使してきたが、こちらの基本戦闘はもはやオーソドックスだ。召喚スケルトンを盾代わりに攻撃を集中させ、イスランは逃げ回りつつメルフアローでの遠隔攻撃である。ポーションも適度に使用しつつ、クイーンを撃破、クイーンはさっと消え去った。しかし鎧を引きずる音だろうか、どこかで音が聞こえる。奥へ進んでみる。すると、通路に血が点々としたたり落ちている。血まみれの足跡だ。この秘密の通路を通って、クイーンは逃げたに違いない。追わなければ!

サスガに秘密の通路と言うべきか、壁からはチェーンソー、所々から矢は飛んでくるは、侵入者の行く手を阻むように、様々な仕掛けが施されている。そんな仕掛けをかいくぐり、逃げ道を進んでいくと、その奥は、ファイアウインドの地下室と呼ばれる所に通じていた。ムービーが挿入され、逃げてきたレッドクイーンが奥様と呼ぶ女性と話をしている。ルビアではない。もしやこの女性がレディF?女性はクイーンの失態に激怒しているようだ。クイーンは次は必ずと懇願していた。この地下室の先に奴らはいるのだろうか、地下室と言うからにはきっとその上もあるはずだ。あの女性の館かもしれない。まずはこの地下室の探索が先決だ。やはりモンスターは現れてくる。慎重に進んでいくとしよう。

地下室は広かったが、ようやく最奥の部屋にたどりついた。神経を集中させながらゆっくりと中に入ると、そこに現れたのは、やはりというべきか、レディFと呼ばれる貴婦人だった。いや、貴婦人は言い過ぎだ、このレディFこそが、レッドファング党の影の支配者だったのだ。単なるクソババアである。レディFはフルネームをレディ・アロガージア・ファイアウインドというらしい、ようやく出会えたレディFに気持ちが高まったのもつかの間、その時突然、床がバカッと開き、と同時に身体ごと下層のダンジョンに落とされてしまったのである。レディFの高らかな笑い声が聞こえる…。くそっ、いつか必ずおまえを倒してやるからなっ。

勢いよく腰を打ち付けたがなんとか無事だったイスランは、落とされたダンジョンの状況を確かめようと、周りを注意深く凝視した。時代を感じさせる薄暗いダンジョンはどうやら地下牢が集まる石造りの迷宮のようだった。まずはここから脱出しなければ…。スケルトンを召喚し、一歩一歩慎重に探索を続ける。仕掛けと共にアンデッドのスケルトンが襲ってきたが、撃破しつつ、通路を進んでいった。どうやらここはアンデッドのたまり場のようだ。遙か昔からの怨念が渦巻いているようでもある。
レベルが11になる。HP:121、EP:165に上昇。アビリティはかねてからの計画通り、メルフアローを強化した。敵のスケルトンはなかなかに丈夫だ。レッドファング党とは大違いであったが、これでまた少し楽になるだろう。

ダンジョンの奥に進み、上へ上る階段を見つける。上がっていくと、そこはカタコンベと呼ばれる階層だった。カタコンベとはまさにピッタリのネーミングだ。周りの様子はまさにカタコンベのソレであった。

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バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記 vol.8

2005-01-05 09:53:17 | バルダーズゲート2プレイ日記
新年1発目の記事は只今連載中のPS2ゲームプレイ日記「バルダーズゲート・ダークアライアンス2プレイ日記」の続きの方から始めて参りたいと思います。ごらんになられていたみなさまお待たせしました。とはいえ帰省中は全然ゲーム出来なかったので、この回で早ストック切れです。(笑)このvol.8は去年書き上げたヤツでした。早く続きを遊ばなければーって焦ってます。(^-^;
ちなみにワタシのプレイ日記の方針としましては、基本的にこのゲームをまだやってない人にどんなゲームなのかというのをわかってもらえるような、もちろん、やってる人にも喜んでもらえるような、はたまたゲームに興味がない人でも一種の読み物としても楽しんでもらえるような、そんな感じで進めて行けたらナーって思ってます。それでは続きをドーゾ。
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アーゲッシュもまたイスランが来るのはわかっていたようだ。突入時のムービーで部下どもを怒鳴り散らしていた会話を聞くに、やはり町にはスパイがいるようだ。そしてルビアともやはりつながりがあったようで、ここにルビアがいたわけではないが、部下どもとの会話でアーゲッシュはルビアをルビア様と呼んでいるし、ルビアが作ったらしいモンスターどももいた。しかも、アーゲッシュ自体もルビアから改造を受けているようだ。こいつもモンスターだったのか。すぐさま決戦に陥った。

アーゲッシュを無事倒し、レッドファング党が潜んでいる場所を示す地図を手に入れる。戦いの前の部下との会話で、アーゲッシュがここに一部の人質を移動させろと命令していた。以前の戦いでレッドファングはまだ壊滅したワケじゃあなかったのか。ウェイフォーク村を襲ったハーナック・ブッチャーはただの一チームに過ぎなかったようだ。いずれここにも向かわなければ行けなくなるだろう。

とりあえず、ハンズ・オブ・グローリーは壊滅させた。人質も無事全員救出したことだし、ロンダーラに報告へ向かう。ロンダーラからは、クエストクリアーの報酬をいただき、彼女によれば、アーゲッシュは、たぶんルビアが誰かの依頼によって、その誰かに仕えるように作ったんじゃないかしらとのこと。となればルビアの手紙に出ていたレディFのことだろうか?レディFはまだ手紙の宛名で出てきただけでどんな人物か知らないが、いずれ対峙することになりそうな予感がひしひしと感じられた。なにはともあれ、ハンズ・オブ・グローリーはもうこの町にはいない。人々の不安も解消されるだろう。さあ、次の依頼が待っている。そこで思い出したのが、バルダーズゲートの町に着いて始めに会話した、ガード長、ソーラスのことだった。よし、彼の願いを聞くことにしよう。というわけで、ソーラスの元に出向いたのである。

ソーラスとは、以前会話したときに、下水道にいる獣退治のクエストの話を聞いていた。それを片づけてみようと思って、再びソーラスと会話したが、なんと、そのクエストは消えていた。ソーラスが話し始めたのは、さっそくというべきか、先ほどのレッドファング党のことだったのである。バルダーズゲートの町を荒らし回っていたレッドファング党もソーラス達ガードにはアジトがわからなかった。しかし、今イスランは誘拐事件のクエストクリアー時、アーゲッシュからレッドファング党のアジトを示す地図を手に入れていた。それにソーラスが反応したのである。アジトがわかればガード達が向かえば済むような気がしたが、大勢で出向くと、レッドファングは危険を察知して逃げてしまうだろうから、少人数がいいとのことだった。結果、やはりイスランが適任だと言うことだ。下水道のクエストはもう復活しないのだろうか?最初に引き受けとけば良かったなあなどと一抹の後悔も感じたが、乗りかかった船だ、この際レッドファング党も壊滅させてやろうじゃないか。

地図のおかげでレッドファング党のアジトは、町を出た先のクロークの森にあることがわかった。しかし正面から乗り込むより警戒が手薄だというソーラスのアドバイスに従い、森の東側、クロークウッドの崖から侵入を開始する。手薄だとはいっても、やはりレッドファング党は襲ってくる。白オオカミに乗ったゴブリンや、斧を振り回す大男などを撃破しつつ、崖の中腹にあった洞窟に入る。洞窟の中には、ラストモンスターと呼ばれるモンスターが潜んでいるとのことだった。注意書きが表示される。なにやら鉄のサビがスキで、鉄の匂いで襲ってくるらしい。故に鉄系の装備を外せば襲ってこないらしかったが、戦う前から弱気なのもばからしい。せっかくへんてこりんな姿をしたモンスターと出会えたのだ。戦う方がオモロイだろう。そして戦う。確かに体力は高めだったが、全然たいしたことなかった。(笑)イスランが強いのか敵が弱すぎるのか。全然苦戦もしないでここまで来たからには、どっちも当てはまる感じだ。難易度ノーマルの恩恵か?しかし、これよりも優しいイージーって?(笑)これならアクションが苦手な人でもオススメ出来る。

洞窟を抜け、クロークウッドの上の崖に出る。更に崖沿いを登っていき、ようやくクロークの森に着いた。ここにレッドファング党がキャンプをはっているらしい。慎重に探索していくことにする。つっても、全然レッドファング党は弱かった。(笑)宝箱を見逃さないようにしつつ、そういう意味での慎重な探索をし、森の奥でアジトにつながるほら穴を見つける。いよいよこの穴の奥でレッドファング党との最終決戦になるのかもしれない。身が引き締まる思いで、中に入った。

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