先日、ワタシの事務所のHPから問い合せがあり、話を聞いてみて驚いた。
もちろん、面識もなく初めて会話したのだったが、その相手、某社の代表Sさんは、ばおばおさん(注:実際はワタシの本名)はお若いでしょうから知らないかもしれませんが、昔、仮面の忍者赤影という特撮時代劇・・・。
とんでもない、ワタシは赤影の大ファンなんである。もちろん見たのは再放送だけど。
いえ、知ってます、ワタシ大ファンで、確か関連本も2冊ほど出されてて買いましたよと言ったら、向こうも驚いた感じで、その本私が書きましたとのこと。ええーーーっ!であった。
詳しく聞けば、赤影の主人公役、坂口さんは残念ながら昨年亡くなられたんだけど、坂口さん本人はむろんのこと赤影全般の版権等を管理している企画制作会社で、赤影はもちろん、横山光輝先生の光プロとも親交があるらしく、そんな会社がワタシと同じ市内にあるとは全然知らなかった。
で、話が盛り上がり、もしかしたら違う分野かもだけど、ワタシがやってきた仕事の内容とかでなにか協力態勢が取れないか云々と言ったような話であった。とりあえずそこら辺のビジネス面も含めてもっと詳しい話をと言うことで、先方まで出向いた。
そしたら、気づけば4時間も語り合って、仕事の話はほとんど出来なかった。(笑)赤影で実際使用された赤い仮面も見せてもらって、感激であったり、他にも東映とのつきあいもあるらしくて、様々なプロジェクトを考えているようで、ワタシが培ってきたモノで何かお力になれることがあればと言う話でその場は終わった。
まだ出会ったばかりなので、今後どうなるかわからないが、今まで堅いクライアントの仕事ばかりだったので、こういったキャラクター的な仕事もすごい面白そうだし、専門外のことでももしかしたら新たな発見があったりして、自分の仕事の幅が広がるようなことにもなるかもしれない。
モノは東京発信になるだろうけど、企画自体は地方にいても出来るのだ。ホント奇遇であったが、これも何かの縁と思い、いい方向に進めばいいなあと思った。