鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

大宮バイパスの仕打ち~大宮から川越へ

2014-10-02 | チャリ旅


2 0 1 4 年 8 月 1 5 日 ( 金 )

さ い た ま 市 大 宮 区



時刻は何時だったか忘れましたが、ともかく起床。
男の部屋に客が一気に集まったときによくあるシングルベッドのダブル利用でベッドに寝ていたのですが、なんともよく眠れませんでした。
窓際に寄り付くように寝ていた私に、ブラインドの隙間から太陽光線が差し込んできたからです。
朝だというのに、エアコンつけっ放しだったのに、暑い。

走行距離100km超を進んできた私の体から疲れはなかなかとれず、出発する気力が出ないまま、なんとなく時を過ごしてしまいます。


自宅で立てた計画では、この日の早朝に出発して、武蔵国一ノ宮・氷川神社を詣でて旅の無事を祈願するはずでしたが、
「まあ、いいか」
計画を変えてしまいます。

その後も出発時間を1時間後、また1時間後に繰り延べて、とうとう夏の太陽がその力を出そうかという時刻になってしまいました。




午 前 1 0 時 3 5 分

2 日 め の 走 行 開 始


大宮駅付近から出発した私は、本日の目的地・横浜からは逆方向の北へと進路をとります。

大宮から南に進路をとれば、国道17号・中山道、国道15号・第一京浜を経由してだいたい60kmほどの距離ですが、今回は「国道16号完全走破」の旅。
まずは前日の終着地点である吉野町インターへわざわざ戻ります。



そして国道16号線でぐる~っと回って横浜へ。
2日めの終着地点は、横浜市内の吉野町、国道16号と鎌倉街道が分岐する地点となります。
吉野町から吉野町へ。なんという偶然の一致でしょうか。


天気は快晴。朝から暑いです。
JR宮原駅付近にある吉野町インターに着きました。



「この歩道はこの先通り抜け出来ません。・・・」
中山道に立っている国道事務所の看板です。



前日にチラ見してなんとなく予感していました。
それにしても2日連続で出発地は国道を通れないという展開です。
仕方がないので、立て看板に従いつつ、脇道を探すことにします。



どうやら国道らしい大ガードです。
描かれている絵は、おそらく西洋のお城をイメージしたものなのでしょうが、屋根の形がなんだか和風な感じがします(^_^;)
この大ガードをくぐらず、左に曲がって脇道へ。



家のそばを通る私道のような脇道。その先には・・・



恐るべき地を這う大蛇のごときJR高崎線
か細き脇道はここで途切れています。
高崎線を越えようとしますが、周囲に踏切は見当たりません。



歩道橋はあるのですが・・・ご覧のとおり自転車通行帯がない!!
考えられる手段はもちろん自転車を担いで突破の一手のみ。



高崎線を越えたところで、自転車はようやく国道16号の走行を許されます。


この日最初のキロポスト。



国道16号は、吉野町インターから約3kmの間は国道17号と重複していて、新大宮バイパスと呼ばれます。



距離を表示する青看も、16号と17号の併記となっています。
「東京 36km」「池袋 28km」とありますが、池袋は東京じゃないのでしょうか?
国道17号は日本橋を起点としているのだから、素直に「日本橋 36km」と表示すればいいのに。



国道16号と17号の分岐点・宮前インターです。新大宮バイパスはここまでとなります。
これまた自転車にとってはしちめんどくさいところです。
このまま進むと国道17号に入ってしまいそうだったので、歩道橋で反対側へ渡ります。



ここの歩道橋も自転車に冷たい歩道橋です。
自転車通行帯のまぁ~細いこと。中央の階段の不可解さ。
埼玉は歩道橋を通るたびに私の怒りゲージが上がってきそうです。



歩道橋を渡ると、インターチェンジの脇道による丁字路にたどり着きました。
国道16号の方向を意識して左に曲がったところ・・・



迷うことなく国道16号に入ることができました。
青看には、この日の中間地点・八王子が初めて登場。



時刻は正午前で「八王子 46km」です。
宮前インターから川越市内までは西大宮バイパスという呼称がついています。



スポーツ強化推進で有名な埼玉栄高校の前を通ります。
この日は豪栄道関が大関に昇進したことを祝う垂れ幕が掛かっていました。

(それにしても「豪栄道」が一発変換できるのを初めて知りました。著名な力士の四股名は一発変換できるようです)

埼玉栄高校のあたりから、西大宮バイパスは高架の上を進みます。
自転車は下の脇道を通ることになりますが、千葉とは違いアップダウンがほぼ皆無なのでとても通りやすかったです。

脇道を進むことおよそ2km。



埼玉恒例・自転車に冷たい歩道橋で16号に合流しなければなりません。
今回の歩道橋はカーブがかかっているので、自転車脱輪のリスクが高いです。
歩道橋で脱輪して階段の角にタイヤが当たり、自転車がパンクした経験がある私は、当然慎重に進めていきます。

ここ宝来インターは、国道16号と埼玉県道2号、そしてサイクリングロードが交差するので注意しないと道を失います。
こういった立体交差の箇所では、たいていの場合自転車への案内看板がありません。



ふたたび国道16号に合流。




午 後 1 2 時 0 9 分

川 越 市 へ




1キロ近い長さを誇る上江橋
川を渡る前に川越市に入ります。

この橋は一挙に川を2本渡ります。
一本目は荒川、二本目は入間川です。



渡河したところで、自転車は脇道に下りることになります。


脇道から合流。



川越市内の国道16号はこんな様子です。



横浜の高島町まではあと80kmです。



80kmのキロポストからほどなくして「大衆食堂 半田屋」が現れます。
元仙台市民の私はなつかしさのあまり、吸い込まれるように入店してしまいました。



「半田屋」でがっつり食らった私は、この日最初の寄り道である小江戸川越の街並みへ向かいます。



小仙波(中)交差点・・・の青看だけ。
小江戸川越の街並みへは、ここで16号を外れるのが一番近いのですが、「16号をなるべく進む」という制約のためもう少し進みます。
なお、ここは県道の平面交差とともに国道254号の高架が頭上を通っており、ここから少しの間は国道254号との重複区間となります。



国道16号と国道254号のおにぎり。



1.5kmほどで重複区間は終わり、新宿町(北)交差点で国道254号とお別れ。
こちらの国道254号は川越街道という名がついていて、この道をまっすぐ行けば池袋に着きます・・・が、ここの青看は「池袋」ではなく「東京」になっています。

そして新宿町(北)交差点は、まさに東武東上線JR川越線の跨線橋のところにあるので、川越の街並みに通じる道は「右折禁止」になっています。
ただそれは自動車の制約であって、自転車には関係ないこと。

私はここを右折して、川越の街並みへと向かっていきました。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿