たそかれの散策

都会から田舎に移って4年経ち、周りの農地、寺、古代の雰囲気に興味を持つようになり、ランダムに書いてみようかと思う。

睡眠のいろいろ <睡眠障害 どんな病気?>を読みながら

2018-05-04 | 健康に生きるとは

180504 睡眠のいろいろ <睡眠障害 どんな病気?>を読みながら

 

昨日は憲法施行71年目ということで、連休後半初日ということもあり、多くの関連記事が掲載されていました。若い世代は北朝鮮や中国の脅威が成長過程で繰り返し報道などを通じて身近なのでしょう。自衛隊明記を含む9条改正論議に注目しているように見えます。他方で、戦前戦中世代や私のような安保世代だと、大半は平和憲法の根底を揺るがすことには消極的な姿勢ではないでしょうか。

 

とはいえ、憲法は国家統治を定める根本法であるとともに、国家から国民の権利を守る基本的人権を定めているわけですから、私たち庶民にとっても日々の日常生活の隅々までかかわってくるわけですね。生活保護の受給が受けられないとか、支給額が減額されるとか、あるいは介護・医療費の負担が増額されるといったことは、憲法の規定やその趣旨に悖るものではないかといった議論もあってよいことだと思います。

 

イラク派兵などの日報が隠ぺいされたり、発見されても一部しか開示されないといった問題も、憲法の知る権利との関係でも問題にされてよいことでしょう。いやいや、教育の自由や教育を受ける権利との関係では、茶髪ダメとかさまざまな校則により生徒を規制するやり方がはたして合理的なものかも議論されてよいと思います。

 

わが国では、アメリカで憲法論議が活発になった50年代以降の黒人差別とそれへの抵抗運動など、多くの死傷者を招くような論争はさほど多くなかったように思います。アメリカ人は多くの人がとても合衆国憲法を大事にしているように感じます。まったく異なる対立した意見を持っていながらも。銃所持の権利なんかはまったく相いれない見方で対立しているように思えます。

 

それに比べ、わが国は人種差別がアメリカほど深刻でない、銃による乱射事件といったものも稀有に近いこともあり、憲法論議が高まらないのでしょうかね。いいことかもしれません。自然に憲法意識が定着しているのであれば・・・

 

ところで、みどりの日はいつできたのでしたか。あまり実感がわかないのはどうしてでしょう。いや、多くの人はこの連休を利用して、海はまだ早いので、新緑が萌える山、川などの緑地で行楽を楽しんでいるということでしょうか。いやいや、緑地保全の活動を各地で連休中にやっていますよということでしょうか。

 

ともかく以前は自ら休みをとることが躊躇するような社会文化の中で、政府が祝日を用意することで、長い連休をとれるように仕組み、過重労働を緩和させようと試みたのでしょうかね。

 

しかし、大企業労働者や公務員は別にして、中小企業だと長期の連休をとれているところばかりではないのではと思うのです。それに地方だと、この連休はたいてい田植えなど農作業が忙しいので、農事にいそしんでいるように思えます。

 

農家の一年を見ていると、カレンダーの曜日は関係なく、なにかの農作業をしているように感じます。それでもずっと身近な自然の中にいるので、四季の変化を暦以上に感じて、愛でる気持ちを自然に抱いているかもしれません。

 

と今日の本題と関係のない話をしてしまいましたが、どうもここのところ体調不調で、睡眠をしっかりとっているのに、昼間ぼっとしているのです。それで3日、4日の祝日の話題も遠くに感じつつ、報道をぼっと見ていました。

 

すると今朝の毎日記事<くらしナビ・ライフスタイル 睡眠障害 どんな病気?>というのが目に留まりました。これはいまの私の状況に少し似ていないかな、と思いましたが、ま、私の場合は風邪気味なせいもあるのだろうと、この記事での症状との違いを見ながら納得してしまいました。

 

しかし、睡眠の問題は多様で、この記事で紹介されている方は長い間誰にも悩みを話せず苦労されたのだと思うのです。そういう症状は、睡眠障害だけでなく、相当な種類・数があると思うのです。医師を目指すもの、そういう悩みに積極的にかかわって治してあげてほしいと思うのです。

 

<夜間に十分寝ているはずなのに、日中耐えられないほど眠い--。時と場所を選ばず居眠りしてしまうなら、もしかしたら睡眠障害なのかもしれない。>ということで「睡眠障害」が取り上げられています。

 

<「寝てはいけないとわかっていても寝てしまう。ずっとつらかった」。千葉県八千代市の会社員、大端郁美さん(44)は、夜中に十分な睡眠時間を確保しているのに日中、時と場所を選ばず居眠りする症状に悩まされてきた。発症は11歳の頃。自宅で友達と会話していて発作的に寝てしまい、翌日その友人がむくれていたのを覚えている。

 中学に進学すると授業中の居眠りが増え、成績は右肩下がり。志望していた高校の入学試験中に寝ることもあった。この頃から、喜んだり怒ったりすると全身の力が抜ける「脱力発作」を伴うようになったため、病院で内科を受診したが異常は見つからなかった。企業に就職しても居眠りが続き、眠気防止にコーヒーを飲んで、体をつねりながら職場に立ったが睡魔には勝てなかった。結果、ついたあだ名は「眠眠(ねむねむ)大魔王」。自信を失い、転職を繰り返し、ふさぎ込む日々が長く続いた。>

 

睡眠障害というと、睡眠できないことかと思うのですが、逆にいつでも突然眠ってしまうわけですから、もっと適切な命名があってよいだろうと思いますね。

 

すると30歳のときにTV番組で<「過眠症」の代表的な病気だという。>ということが紹介され、<睡眠の専門医をすぐに訪ね、脳波や遺伝子の検査でナルコレプシーと診断された。>とのこと。その結果<今は眠気を取る薬で症状を抑えているが、服用しない日は寝てしまうため、苦労は尽きない。>眠気をとる薬を服用し続けないといけないなんて、気の毒です。いったい、原因はなんなんでしょうね。

 

ともかく薬を服用することで、眠気を抑えることができるようになったわけですから、仕事など普通の生活ができるようになったのでしょうね。

 

睡眠不足から生じる場合は、十分な睡眠をとるように生活改善をすればいいのですが、長時間眠っていても、睡眠時無呼吸状態とか、適切な睡眠がとれていない場合もあるでしょうから、やはり過眠症の疑いがあれば、睡眠専門医の診断を仰ぐのがベターでしょう。

 

私は今のところ、疲れからきているようで、一時的なものだと思っています。打ち合わせなど仕事中に起こることはありませんので。ま、連休中は、いつも以上に休息をとれということでしょうか。今日も昼間はほとんど寝てしまいました。連休明けは打ち合わせで忙しいので、出かけるのを取りやめて、自宅療養して、睡眠障害なるものに近づかないようにしたいと思うのです。

 

今日はこれにておしまい。また明日。