環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

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国連へのポスト京都提案 日本、締め切り遅れ、

2008-03-12 22:26:41 | 温暖化/オゾン層
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何ということでしょうか。3月5日の毎日新聞のこの記事を読んで、私は愕然としました。そして、18年前のリオデジャネイロの地球サミットのときのことを思い出しました。この時も、日本は国連環境会議に提出すべき報告書を提出期限内に提出できなかったのだそうです。最も、この時はスウェーデン以外は皆、状況は同じだったようですが。

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日本は、CO2排出量が世界の2%以上ある主要国の中で、ロシアとカナダとともに、2月22日の締め切りを過ぎてもまだ国連に「ポスト京都議定書の提案」を提出していないのだそうです。


そして、未提出の理由が「国内での合意形成の遅れ」という、何とも日本特有の理由であることに失望感を禁じえません。




社会的な合意形成はスウェーデンが最も得意とすることですし日本が最も不得意とするところです。私のブログでも2007年2月28日の「社会的な合意形成① 合意形成への2つのアプローチ」 から 3月8日の「社会的な合意形成⑩ 私たちには英知があるのだろうか」 まで10回にわたって検証してきました。あれから1年経ってしまったのですね。もう一度1年前を振り返ってみることが必要でしょう。


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