どんぽのばぶさん61~

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気功を勉強しているグループに仲間入りしました

2017-12-04 22:01:18 | 健康と病気
たまたま知り合いの方が複数参加している気功のお教室の仲間入りをさせていただきました。
10/1に左被殻出血という脳卒中を体験して二カ月。何かリハビリーのようなものを始めたいと思っていましたのでちょうどいいと直感し今日からお稽古に参加しました。毎週1回(月曜日の19:30から1時間)のお稽古。月謝というような月極の受講料制度でなく一回ごとに清算の『参加費』方式もありがたい。健康づくりと健康志向の心持の整理に役立ちそう、新たな自分自身の身体の有り様に対しての発見のきっかけにもなりそうです。
今日は出がけにパラパラ小雨空。晴れていれば自転車で直行の会場なのですが、バスと歩きで行きは49分、帰りは試みに歩きのみでトライ。最短ルートを取るとなんと47分で移動できました。
良い初日体験をした思いです。

『氷河ネズミの毛皮』そして『水仙月の四日』   その2

2017-12-04 07:26:13 | アイラブ賢治さん
私にとって「水仙月の四日」のほうが先に出合っていた作品(宮沢賢治ワールド)なので正直いって
賢治さんが「氷河ネズミの毛皮」のような作品世界も描いているのは新鮮な発見でした。
どことなくミステリアスな雰囲気を漂わせながら始まるお話しの世界。
「ベーリング行きの最大急行」に乗るお客たちの描写。
北極海方面に生息する野生動物の毛皮を目当てに乱獲に身をやつす人間たちの傲慢さ。
この人間たちの身勝手さに怒れる動物たちの反撃。列車を強硬停車させ乱獲者たちを拉致しようと車内に乱入します。乗り合わせていた水夫の若者が済んでのところで拉致を阻止します。ここの描写が実にかっこいいのです。まるでアクション映画のワンシーンを連想させられます。青年は
『おい、熊ども。貴様等のしたことは尤もだ。 けれどもな 俺達だって仕方ない。
生きているにはきものも着なけぁいけないんだ。 おまへたちが魚をとるようなもんだぜ。
けれどもあんまり無法なことはこれから気を付けるようにいうから今度は許してくれ。
ちょっと汽車が動いたらおれの捕虜にしたこの男は返すから』

賢治さんが、さりげなく自然保護や文明批判をしている作品です。