どんぽのばぶさん61~

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恩師が語った「ボケないための3K」

2020-01-05 23:22:37 | 華麗なる加齢ライフ
恩師が語った「ぼけないための3K 」




1月4日(土) 高校生時代の仲間の新年会を兼ねた懇親会に参加しました。
これまでも毎年開いているのですが都合が合わず出られずにいました。
事前の案内で、母校が統廃合されることになり高名が変わるという情報や
恩師のお一人も参加されるという情報などもあり今回は参加せねばと思いました。
当時の部活の武勇伝やら、社会人になってからの紆余曲折やら話は様々に
盛り上がりました。
恩師のW先生は御年82歳ということでしたが、大変お元気でした。
私は介護の仕事に関わっているのでいろいろな82歳の方に接しています。
そんなことも手伝ってW先生の『ぼけない秘訣』をお伺いしてみました。
すると大変興味深いユニークなお話をきけました。
「私はきょういくときょうようと好奇心を大事にしている」といわれました。
「教育と教養と好奇心」という意味なのかなと聞き耳を立てて訊き出しましたら
そうじゃないんだといわれました。 
『きょういく』…というのは「今日行くところがある」という意味。
家にこもっていてはダメ、どんどん外に出掛けなくてはいけない。
『きょうよう』…というのは「今日用事がある」という意味。
地域や社会とつながって自分が役に立っているという実感を持っていること。
不断に好奇心のアンテナを張って自分を活性化することを怠らない暮らし。
「Kyouiku,Kyouyou,Koukishin・・・『3K』を大切にしているのだそうです。
成程、W先生がぼけない秘訣極意はこれなんだなと妙に納得してしまいました。

加齢と眠り…身の丈を考える

2019-10-06 07:18:37 | 華麗なる加齢ライフ
加齢と眠り…身の丈をかんがえる




健康診断で身長を測るとわずかに縮んでいる自分の身体です。
高校生だった頃がマックスだったとして、その頃の数値を起点に考えてみますと
約2cm近くまで縮んでいる66歳の現在の私です。

『身の丈に応じた暮らし』ということばがあります。良い言葉だと思います。
少しずつ変わりつつある自分の身体と上手に付き合っていけるよう
発想もアプローチも変えるように心がけています。

例えば眠りが浅くなっています。夜間トイレに行きます。平均2回から多い時で4回行きます。
そのことを悩みの対象にせず「眠りが浅くなっている」という自分の身体の変化と向き合います。
それなりの眠り方の工夫を思いつく限り試みます。

起床時間にアラームが鳴ります。
朝行動を開始しなくてはならないリミットの時刻から前倒しして、
60~90分くらい前から鳴らします。
眠りが足りているわけではありませんからスッとは起きれません。
スマホのアラームは便利です。
スッと起きれないときには「スヌーズ」機能を使って再セットです。
もう15分追加で眠ります。
この時間のことを最近は『積極的なまどろみタイム』と呼んでいます。
まどろみの中で「眠りは足りたかい?」と対話します。 
次のアラームで起きれるときもあれば再セットをもう1~2回することもあります。

夜間たっぷり深くは眠れないのですから暮らしの別の場面、例えば食事のあとだとか、
バイトの勤務明けの帰宅の車を走らせる直前だとか、ピンポイントで15分仮眠をしています。
スマホのアラームは便利です。セットして仮眠します。
15分経たないで目覚めることが増えてきました。
目覚めたら「眠りは足りたかい?」と自分の身体と対話します。

長寿と心の準備

2019-10-01 22:55:09 | 華麗なる加齢ライフ
長寿と心の準備



4月半ばから務めているデイサービスセンターでの仕事です。
実にさまざまの後期高齢者が居られます。
介護の仕事に就いていて、4月から9月までの半年間の中で
ご利用者様のどなたかがある日何気に発した言葉があります。
その言葉が不思議なくらい一番心に残っています。
それはその方お一人のつぶやきだったのか、
それとも臨席するどなたかとの会話(世間話)だったのかは
思い出せません。
その一言とは
「(自分が)こんなに長生きするとは思っていなかった」・・・です。
悲喜こもごもの思いが溢れている一言だったでしょうから、
この一言を自分自身に当てはめてじっくりと味わってみたいと思います。
昭和28年(1953年)に生まれ今年66歳になった私です。
私の寿命が何歳までなのかは判りませんが、
もしかしたら私も長寿の人生を送れるかもしれません。
もしそうだとしたら、ありがたいことに今からでも心の準備をする猶予が
与えられている世代の一人なのでしょう。
日々の暮らしは当たり前ですが「毎日は誰かの誕生日であり誰かの祥月命日」です。
今日という日に満100歳のお誕生日を迎えた方が日本全国だけでも十数人は
おられることでしょう。
地球全体でみればさらに一桁か二桁多い数かもしれませんね。

どこに向かってどのように進むのか」

2019-09-15 21:30:54 | 華麗なる加齢ライフ
どこに向かってどのように進むのか  




私は9/11で66歳になりました。母は先月8/11に92歳1か月で永眠しました。
着実に「高齢者」のゾーンから「後期高齢者」のゾーンへとスライドしつつある私です。

さてそこで、自分の立ち位置について思いを馳せてみます。
「長寿と健康の国づくり」を頑張って目指した私たちの国ニッポンです。
「長寿」は見事に短時間のペースで達成できて「超高齢化社会」は達成できました。
一方「高齢者の健康の維持」という意味では多くの問題点が露出してしまいました。
自分がこんなに長生きするとは思ってもみなかったという世代を多く含みます。

デイサービスセンターの介護のスタッフとして就職し、めでたく半年が過ぎ
7カ月目に入ろうとしています。なかなか覚えがスムーズでない高齢者の職員の私を
受け入れた為、受け入れてくれた職場の先輩方や同僚の方々には多大な御苦労を強いて
います。有難いことです。それにつけても皆様方の「忍耐強さ」には敬服の限りを表します。
いずれこのご恩は私に続く高齢者の職員が就職してきた時に恩返ししていきたいと思っています。

さて超高齢化社会の日本です。自分自身の10年後20年後に思いを馳せてみます。
とりあえず自分もその時まで生き続けているであろうと想定します。

現役の後期高齢者のご利用者様の介護を仕事としてかかわっていますと、実にいろいろなタイプの
「後期高齢者」の皆様が居られます。
その意味では、こんな風な後期高齢者になりたいと憧れを抱くような見事な生き方の方もあれば、
あんなふうな後期高齢者にはできればなりたくはないもんだと反面教師的な言動をなさる高齢者もあります。

さて自分はどうでしょう。
高齢者や壮年や青年や少年たちが『お年寄りってかっこいい』『あんなふうなおじいさんに自分もなりたい』
というような憧れの対象になれるような齢の重ね方をしていきたいと思うようになりました。
それは自分たちの未来に対しての一つの希望です。

老化は『劣化』であり『喪失体験』でありますが、その一方で「人としての『熟成』」という
獲得体験のゾーンなのです。これを私も実証をしていきたいと思うようになりました。
そのことが若い世代にとって「老化」を否定的な一面としてのみ捉えたり忌み嫌ったりする対象にせず、
むしろ『老化は憧れ』の対象としてイメージできたなら、未来に対して多少なりとも明るい希望を抱ける日々となる
のでは…と思います。
だって「明日(あした)」は「あかるいひ」とかくのですから、
その明るい日に対して多少なりとも責任を創造していきたいと思います。
 

丸ごと人生の四分の三ポジション(第3クオーター)

2019-07-17 21:15:35 | 華麗なる加齢ライフ
丸ごと人生の四分の三ポジション(第3クオーター)




もう何年も前から15分仮眠というのを生活の中に取り込んでいます。
この方法はたまたま私にとっては実に相性がいいです。
眠れる条件があるときはいつでもどこでも眠くなったら仮眠します。
ただしその時には入眠前に15分後にアラームをセットしてから横になります。
15分というのは1時間(60分)のワンクオーターです。
ひょっこり60進法から「クオーター」という発想に飛躍して
自分の人生丸ごとの時間を考えてみました。

私はこの秋66歳のぞろ目になります。
仮に自分の生涯を88年の寿命と設定してみます。
もしも結果的に88歳より長生きできたらそれはご褒美、おまけとしておきましょう。
88歳というのは「米寿」です。縁起ものです。
88年間をひとくくりと考えると「66」は第3クオーターです。
ここが自分の今のだいたいの立ち位置ということになりそうです。