どんぽのばぶさん61~

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ばぶにとっての2016年ってどんな年だったか ④動画などから

2016-12-30 07:27:53 | ばぶさん童話


You Tubeで今年見つけた感動動画など
先ずは合唱 ベルディの歌劇ナブッコより
https://www.youtube.com/watch?v=J5qi_4DnpKg

続いて対話   佐治晴夫さんと茂木健一郎さんの対話
https://www.youtube.com/watch?v=38FB8qjMWHM

続いて落語  立川志の輔という人の落語「みどりの窓口」
https://www.youtube.com/watch?v=Denc3h1iqlI

続いて ラジオドラマ
FM福岡製作 JFN38局系列 ラジオドラマ 「鉄の河童」 オーディオドラマ
これは聴いていて号泣してしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=8YiyeicEam4
続いて捧腹絶倒のギャグ演奏
https://www.youtube.com/watch?v=BcV19rylSZc

続いてクロアチアのアカペラコーラス
沢山ありすぎて一つに絞り切れません
検索キーワードで「Klapa~」と入力してみてください。どれもこれも全部好きです。

もう一つフィリピンのコーラスグループ
https://www.youtube.com/watch?v=wfOYybYjdms
https://www.youtube.com/watch?v=TNDsNdDqkIY&index=18&list=RDxxxOue3xxa4


一時保育室から 子どものあそびと生活の風景 寸描⑤ トイレに座っておしっこ出た

2016-12-29 23:53:39 | 保育ネタ

保育園の1歳児クラスの子どもと2歳児クラスの子どもに該当する子供たちが混在しています。
1~2歳児の縦割り仲間です。 一日当たりの保育室の定員は10名が上限です。曜日によって登園するメンバーが異なります。その分少々ややこしい面もありますが一方極めて面白い保育です。
日によって2歳児(満3歳のお誕生を迎える子迎えた子)と1歳児(満2歳のお誕生を迎える子迎えた子)の人数の比率が変わります。そしてこの2年間の幅の中で、おむつ生活からパンツ生活へと徐々に移行していきます。順調に移行するお子さんもいれば、おむつとパンツの両刀遣いのお子さんもいます。
そうかと思うとかたくなにトイレに行きたがらない(嫌がる)お子さんもたまに一人二人いるものです。今回はこのメンバーに関連してのお話です。
トイレ排泄に誘って嫌がるお子さんにはそれぞれの理由があります。何がどう嫌なのかどこがどう嫌なのかの謎解きをそのお子さんとともにじっくりと考えてみます。
トイレイコール「怖い」とか「やだ」とか感じているお子さんならば何が象徴的に怖いとかやだとか感じさせているのか思い込んでいるのかを探ってみます。広さ、照明の具合、壁などの装飾、便器の大きさ高さ低さ、便座の寒暖、etc。
トイレという空間や環境だけでなく、生理的な条件や体質、人関係の評価(例えば「おもらし」に対しての叱責や大人の表情や態度)

複数の担当職員による関わり、周囲のお友達などの様子、また、職員とほかのお友達とのやり取りの様子などによって『自分の抱えているトイレ事情の気持ちの転換なり意欲の向上を醸し出せたりきっかけを得たりできる』ところが家庭と保育室との違いでしょう。この利点を最大限生かして家庭と連携を深めます。親御さんにしてみれば自宅での様子と園での様子とその両方の姿を『複眼』で我が子理解を深め捉え返せるという利点があります。

4月から週1~2回のペースで通っていたお子さんの中に、トイレを嫌がる、あるいは行きたがらない、あるいは問われればそう「行かない」と宣言する子がいました。そのお子さんとのかかわりを振り返ってみます。
・「嫌なの、そういやなのね」とその気持ちをそのままに受け止め無理強いをしない段階。
・「嫌なの・わかったよ」とあなたの嫌の気持ちの理解者ですよと伝えていく段階。
・「嫌なの、解ったよ、っまいいか、ちょっとだけ座ってみよ」と場所慣れ行為慣れに向けて既成事実の積み上げの段階。お尻で便座に認め印を押してもらう程度の短期滞在型で反応を観察する段階。
   ~季節は巡って冬~
ある日の14:20お昼寝起きに誘ってみました。
「そうだよね、お家のトイレは(便座が)あったかいけど、保育園の(便座)は冷たいんだよね。あのね、冷たい時は『冷たい』って言って座ってごらん」と誘ってみました。
そしたらちっちゃな声で「ちゅめたい」って言いながら便座に座りました。
むむ、どうだろうかな・・・待つこと1~2分。
そしてなんとなんと
かすかな音が『チョロチョロチョロ…』なんとこの子にとって人生最初のトイレ排尿デビューです。他のお子さん方はまだ眠っている最中でしたから私は声と拍手をひそめて「出たねぇ、良かったねぇ。ばんざ~い」私は顔中だけでなく全身笑顔にして絶賛。スマイルに戸惑いつつもお子さんからも笑顔が返ってきました。
おやつも済んで16:09夕方のおトイレに誘ってみました。この時オムツには既に中くらいの量のおしっこが出ていましたが、お昼寝起きの『快挙』を世間話にしながら再び便座に座らせました。50秒ぐらいして排尿成功。しかも今回は、「意識して絞り出しての排尿」だったのです。2回もとなると排尿の意味世界が違ってきます。私は感動して涙がちょちょぎれました。63歳は涙腺が緩くなっているのです。お迎えに来たお母さんにビッグ・ニュースの詳細を報告しました。
いつもよりだいぶ遅くの退勤でした。なんと駅の階段で勤め帰りのお父さんにばったりと出くわしました。既にママさんから携帯で報告を聴いていたとのことでしたが敢えて、ちょっとお時間をいただいて今日の快挙の詳細を再度報告しました。お父さんの目にもうっすら光るものがあったような…。
今日の一件が「小さな自信」となってさらにどんどん自信が増幅していってもらえたらとお正月明けに再会するのがとても楽しみです。

トイレの件はトイレ排泄だけに限定して捉えていたのでは問題の克服には結び付きません。そのお子さんのあそびの様子、食事の食べっぷり、午睡の様子、対人関係での緊張やはしゃぎ加減などなど総合的に把握理解をしていって、そのうえでの排泄の自律の関門なのです。

ばぶにとっての2016年ってどんな年だったか ③

2016-12-29 05:41:45 | ばぶさん童話

加齢とともに変化している体力と現実のギャップ。それでもそれなりにペースダウンしつつ日々のマイペースを模索中です。加齢・老化は一方で『熟成』でもあるのです、熟成が止まると腐敗が始まります。なんとみごとなからくりでしょう。天の神様に感謝です。

今年も新たな希望を抱いて一歩を踏み出しました。そしてその先で出会う様々な失望感。
けれども、安易に言い訳を持ち込んだり、他人に責任転嫁の合理化などしたりしない限りその失望の中に見いだせる『もう一つ先の希望』がいろいろ見い出せることを実感した年でもありました。必要は発明の母ならば、失望は希望の父親。
限りある生をいきているのですから縁あって手にした素材の中に、心の目を凝らして取捨選択と優先順位を仕分けしていけばコツコツと「小さな必然性」が積み上がっていくものです。ここを大事にしています。見えたらいいなぁって思って暮らしていると見えてくるものってあります。

伝えたい思いというものがあってそれが相手に伝わるということは一体どういうことなのでしょう。不特定多数に対して『みなさ~~ん』と呼びかけるよりは、特定のその人にフォーカスした呼びかけが大事なのですね。これと並行して前提条件と思われることは、その相手にこちらの思いを聴き留めてくれる感性や品性があってこそ、こちらの届けたい思いが届くのでしょう。私があって、あなたがいるという関係ではなくて、伝えたいあなたがいて、私がいるという関係なのでしょう。

いそがしい(忙しい)ということばは漢字で書くと立心偏に心と書きますね。あまりの忙しさに心無くす…多忙。貧すれば鈍すという言葉があります。一方、それにもかかわらず健気だなあと感じるのは、たとえ忙しすぎても心失わない人が極極わずかですが、確実にいるのも事実です。貧すれども鈍せない人格・気品、それは一体何がそれを決定づけていくのでしょうか。子育ても終わり、この先は自分育て…と心してからもうじき10年。自分の中にまだまだ見いだせていない自分がいます。

ばぶにとっての2016年ってどんな年だったか ②

2016-12-25 14:53:50 | 日々の暮らしの中で

ものづくりのはなし
東日本大震災以来「お金儲け」を最優先のモノづくりをやめて作ることそのものを楽しむものづくりのスタイルに変え6年目に入りました。作ることそのものをあそぶのです。あそび半分で作るというのではありません。可能であれば100%遊びに徹して作り上げたいものです。
製作態度の立ち位置を変えましたら、視点が変わります。視点が変わると素材の見え方や作りたいものの形のイメージが変わります。今まで溜まっていた木っ端の類が創作物の良い素材に生まれ変わってきました。
それと素材という意味では「段ボール」の再発見です。木工作家というよりは段ボール作家というところまで上り詰めてみたいくらいです。段ボールを5枚前後重ねて形状を整えぐるり全体の隅を麻ひもを使って縫い上げていきます。針は最初針金のハンガーだったものをリメイク。適当な長さのUの字型に作って縫っていましたが、縫い付けるときの抵抗が大きくて手や腕やらの体を壊しかねないところまで行きました。そしてこれに換わるものとしてはっと気が付いたのは『ピアノ線』です。縫う前の下穴の開け方も金物屋のショウウインドウのなかにあった大工道具の「クジリ(角利)」、子供の頃畳屋さんが使っている光景が記憶にありました。錐(きり)というか、文房具でいうところの「せんまいどうし」の大親分のようなものです。必要は発明の母。手は第二の脳。とにかく作業量と経験智の蓄積でノウハウが面白いように増大していっています。縫い止め方はボタンホールステッチ(ブランケットステッチ)で一針一針均一になるように縫います。この時の麻ひもの引き具合締め具合が奥深いです。巧みを極めてみたいものです。

ばぶにとっての2016年ってどんな年だったか ①

2016-12-25 14:41:22 | 日々の暮らしの中で

押し並べて言いますと、ものづくりでも、朗読でも、復興支援活動でも保育の仕事でも、やりたいと思っていたことはそれぞれそれなりにかなりやれた一年間でした。
今年を思いつくままに順不同にいろいろ思い起こしてみます。
いろいろな発見、気づき、出会い、希望と戸惑い、失望の中に見出す希望などなどなど。

・掛布団の蛇腹折り 起きぬけに大事にしていることの一つにベットメーキングがあります。朝起きて掛布団が幼虫の抜け殻みたいにトンネルのようになっているままの様子が嫌でたたんで隅に寄せるのです。あるとき思いついたのはこの掛布団を細かい蛇腹折にすると、就寝時シャッターを引き下ろすようにスルスルっと掛けられます。我ながらいい思いつきをしたものだと悦に入っています。

続いては食のはなしです。
・「かぼちゃの煮つけ」を作る頻度が増えました。何故って簡単に作れます。いい加減な調理と調味で毎回同じような手順で、仕上げるのですが、面白いことに結果物は毎回新鮮(?)というか同じような仕上がりにならないのです。奥が深い料理であり趣深い食材なのでしょうね。煮汁が残ります。その残り方もしゃぶしゃぶに残ることもあれば加熱の温度と過熱タイムでほとんど煮汁が残らないこともあります。器を洗うとき上半期は煮汁を捨てていましたが、ある時この煮汁をベースに溶き卵を加えてレンジでチンしてみました。すると思いのほか味わい深い卵蒸し(卵焼き)ができました。今では煮つけの余禄的なレギュラーの一品になりました。
・珈琲豆を手回しミルで粉にして、ドリップコーヒーを入れています。もう40年以上もやっている生活の一部です。町田の鶴川にある自家焙煎屋茜珈琲店で買い求めます。
ここ10年くらい前からドリッパーはメ○タジャパン社の1×1を使い、ペーパーフィルターは同じ会社の1×2を使っています。その理由は1×1のドリッパーに1×1のペーパーで使うと、キャパにゆとりがない為、挽いた粉をミルの引き出しからペーパー内に移す時にせっかくの粉をドリッパーの周囲に若干振り撒いてしまいます。不便に感じていましたのでペーパーを買い足すときにその次からペーパーのほうを一つ大きなサイズのものに替えました。もう粉はこぼれません。
けれどもペーパーとドリッパーの大きさの規格が違うためミシン目に沿ってペーパーの淵を折り曲げると規格の違う両者の相性が芳しくありませんでした。たまたまペーパーの折り方をミシン目にこだわらずに1×1サイズに合うように大胆に折り曲げることを思いつきまして、これがまた実にしっくりと収まる組み合わせに作れるようになりました。これは今年の発見(思い付き)の一つです。
こういうのも脳科学者の言うところのセレンディピティ―なのかもしれませんね。
・トマトの名産地(?)の再発見、今までトマトといえばなんてったって熊本産というこだわりが強かったのですが、この夏のある時期、行きつけのあっちのスーパーでも、こっちのスーパーでも秋田産のトマトがメインに売られていました。試しに買い求め食してみますと、熊本に負けず劣らずの美味。というか、これは生産者の努力と品種改良や生産技術が大幅に進歩した故でしょう。あちこちの県産品のものでも結構旨いということを発見しました。