レッドソックス優勝。祝田沢。
あらためて「田沢ルール」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131031-00000054-zdn_mkt-ind
・・社会人野球チームの新日本石油ENEOSからメジャーリーグ挑戦の意思を表明したのが2008年9月。日本の多くの球団が「ドラフトの大物」として獲得リストに名前を上げていたが、一刻も早くメジャー入りの夢を実現させたい田澤は日本でのプロ入りに関心すら寄せなかった。
12球団あてにドラフトの指名を回避するように求める文書を早々と送付し、レッドソックスと同年12月に3年総額300万ドル(約3億円)で契約。日本のアマチュア選手が大リーグ昇格の前提となるロースター(40人枠)への登録が保障されるメジャー契約を結んだのは、これが初めてのことだった。
●帰国しても2年間野球ができない「田澤ルール」
日本でプロ入りせずに飛び級でメジャー球団と契約を交わした田澤としては万々歳の入団であったが、これに激怒したのが日本プロ野球界。田澤のようにドラフトを無視してメジャーリーグへ移籍する有力なアマチュア選手が今後も続出すれば、日本プロ野球の空洞化につながり、ひいては崩壊する危険性が出てくるとして制限を設けたのだ。
ドラフトでの指名を拒否して海外のプロ球団と契約を結んだ選手は当該球団を退団した後も大卒・社会人ならば2年間、高卒は3年間、NPB(日本野球機構)の所属球団と契約できない――。
この「田澤ルール」と呼ばれる規定を設けられたことによって田澤は将来的に日本のプロ球団への入団を希望しても2年間、浪人生活を強いられなければ契約できないようになってしまったのである。プロ選手にとって「2年間、何もしない」というのは言うまでもなく死活問題だ。・・
恥ずべきルール。なぜドラフト指名拒否してペナルテイーをあたえられなくてはいけないのか。罪なくして罰せられる、である。
このようなことをやる NPB(日本野球機構)に正義はない。