“ノムラの考え”を最も理解している?

2006-09-30 | news

カツノリが現役引退 2軍コーチに (スポーツニッポン) - goo ニュース

  楽天・カツノリ捕手(33)が戦力外通告を受け、今季限りで現役を引退することが28日、分かった。来季は楽天の2軍バッテリーコーチに就任する予定で、本拠地最終戦となる10月1日のロッテ戦後に正式に発表される。来季は就任2年目を迎える父の野村克也監督(71)をコーチとしてバックアップする。また、飯田哲也外野手(38)も戦力外通告を受け、現役引退が決まった。

 父と歩んだ選手人生に幕を閉じる。カツノリはこの日までに球団から戦力外通告を受け、今季限りで現役を引退することを決意。来季からは2軍バッテリーコーチとして、野村イズムを選手に注入することになった。

 95年にドラフト3位で、父の野村克也監督が指揮を執っていたヤクルトに入団。野村監督が阪神監督に就任後は99年オフに阪神に移籍。しかし、弱肩がネックとなり伸び悩んだ。その後は巨人に移籍も04年に自由契約となり、楽天にテスト入団。今季は開幕から2軍落ちを1度も経験していないが、55試合に出場して打率・120、盗塁阻止率・088と体力的な衰えは隠しきれなかった。

 昨オフも野村監督は「カツノリには2軍監督をやらせたい」と話しており、球団側も若手から慕われるカツノリが指導者としての資質を秘めていると判断。この日、米田球団代表は山下和彦2軍バッテリーコーチ(43)に来季の契約を結ばないことを通告。来季は“ノムラの考え”を最も理解しているカツノリが、2軍選手の教育に力を注ぐ。・・・

コメント

他人事ながら,みんな見ている前での公私混同。カツノリ採用と同時に,「山下和彦2軍バッテリーコーチ(43)に来季の契約を結ばないことを通告」とのことだが,それを見ている選手達がどう感じるか,自明。実力主義を貫きフェアーにやらないと,その球団はダメだろう。「“ノムラの考え”を最も理解している」?正直,こんな球団を応援する人の気がしれない。ファンもいるのだし,駒大苫小牧の田中も入団するのだろうから,フェアーにやってもらいたい。

 


上司の命令と美しい国

2006-09-30 | news

岐阜の裏金 元幹部は責任を果たせ http://www.asahi.com/paper/editorial.html

 組織的な裏金隠しを行っていた岐阜県が、再生プログラムを発表した。

 全職員の6割、4400人余りを処分した。過去最高の処分者を出した北海道をはるかに上回る規模だから、驚くほかない。裏金を職員組合の口座に隠すよう促した県の幹部や、受け入れた元組合委員長、使い込んだ元組合幹部ら計4人は懲戒免職になった。カラ出張などの方法で、92年度以降の12年で17億円もの裏金をつくり、監査逃れの工作までしたのだから厳しい処分は当然だ。

 職員の一人は涙を流して懲戒処分を受けた。上司の指示を断れずに不正にかかわった自分の弱さを悔いたのだろうか。

 釈然としないのは、彼らの元上司たちの対応だ。弁護士らの調査チームから「最も責任が重い」と指摘された梶原拓前知事をはじめ、8人の元県幹部のことである。

 県から迫られて申し出た返済額は、8人で計8700万円。管理職OBに求められた8億7千万円の1割に当たる。「1割以上」との要求に対して最低ラインで応え、残りは当時の管理職1400人に呼びかけて、とりまとめるという。

 彼らのかつての部下は懲戒免職になり、平均2千万円の退職金全額を失っている。現役の管理職は800人全員が10年かけて120万~300万円を返す。その痛みとの落差が大きすぎないか。

 「重大な責任を痛感」と会見で言い切った梶原氏だが、申し出た返済額は3千万円で、4期1億8千万円の退職金のごく一部でしかない。

 梶原氏が思い立った全庁調査を押しとどめ、裏金隠しにもかかわった森元恒雄元副知事の負担は1500万円にすぎない。いま参院議員の森元氏は来年の選挙で自民党比例区の公認が決まっている。県議会に呼ばれた際に辞職を求められたが、「反省材料にする」と開き直った。

 損害賠償の請求には、もはや時効が成立し、強制的に取り立てることができない。誤った判断の結果、部下を苦境に追いやりながら自らの身は守ろうとする元幹部たちの呼びかけに、どれほどのOBが応えるのだろう。

 元は公金である。県庁には7千件を超える抗議電話やメールが届いている。古田肇知事は全額を回収する義務がある。元幹部らに会って県民の憤りを伝え、再考を迫るべきだ。現職にならい、まず梶原氏らが金融機関から借りてでも一括返済し、その後、OBから徴収するくらいの誠意を見せてもらいたい。 ・・・

次は読売の記事

「上司の命令だったのに」県庁裏金問題で免職の前局長http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20060929/20060929ic03-yol.html

 岐阜県庁の裏金問題で、28日付で懲戒免職となった長屋栄・前岐阜振興局長(58)が同日夜、読売新聞の単独インタビューに応じた。

 長屋前局長は、裏金を職員組合に集約することを決めた1998年度当時の県幹部の中で、唯一の現職。「処分は甘んじて受ける」としながらも、「あくまで上司の命を受け、県庁がよくなればとの思いでやった。私的流用などはない」と無念さをにじませた。 ・・・

コメント

たしかに,部下が懲戒免職で,上司がおとがめなし,という法はない。ノブレス・オブリージュという。「全庁調査を押しとどめ、裏金隠しにもかかわった」森元恒雄参議院議員(元副知事)は即時辞職すべきだし,梶原元知事は少なくとも退職金すべて返すべきだろう。それがなければ,とても「尊敬される日本」にはならない。「森元氏は来年の選挙で自民党比例区の公認が決まっている」そうだが,安倍総裁の見解を聞きたい。

 


ナリーグ中地区は大接戦!

2006-09-29 | mlb
アストロズ破竹の9連勝、首位カージナルスに0・5差
田口2四球、カージナルスがけっぷちに

 ナ・リーグ中地区2位のヒューストン・アストロズは28日、敵地でピッツバーグ・パイレーツと対戦。先発の右腕ロイ・オズワルト投手が7回無失点の好投を披露し、3-0で勝利した。アストロズは今季最長の連勝を9に伸ばし、この日敗れた首位セントルイス・カージナルスに0・5ゲーム差まで迫っている。
 
コメント ほんの10日前あった8.5ゲーム差が首位カージナルス7連敗、2位アストロズ9連勝の結果、0.5ゲーム差に。残り3ゲームを残しての大接戦。私は、アストロズのガーナー監督のファンだから、アストロズを応援。ホワイトソックスが負けたので、今年はアストロズに勝たせたい。

表現できないほどエキサイティングな試合

2006-09-27 | mlb

日ハム、1位へあと1勝 チーム一丸、投打で圧倒 (共同通信) - goo ニュース

まさに圧勝だった。眼下の敵を投打で圧倒し、日本ハムがシーズン1位へあと1勝とした。ヒルマン監督は「表現できないほどエキサイティングな試合。選手がこの試合の意味を心得ていた」と興奮を隠さなかった。

先発の八木が、また大一番で輝きを放った。前回登板の18日の楽天戦に続き、チームを首位に浮上させた。7回を3安打無失点の左腕は「新人で大事な試合を投げさせてもらえるのはすごいことだし、その中で勝てて最高」と胸を張った。

8回からは中継ぎの柱の武田久-マイケル中村とつなぐ盤石の無失点リレー。ヒルマン監督は「絶対に落とせない試合。最高の投手を出して勝とうという継投」と説明した。

打線も活気があった。1回に主砲のセギノールが先制2ラン。下位打線からの7回には2死満塁とし、3番・小笠原の走者一掃の三塁打から3連続適時打で一挙5点を奪った。「投げる方も打つ方も全員が力を合わせた勝利」と指揮官。

25年ぶりの優勝へ近づく1位通過は目前。選手会長の金子は、勝利に沸く満員の観衆の前で「後は全身全霊をかけて1位通過を目指す」と必勝を誓った。日本ハムは最高の状態で最終戦に臨む。

コメント

日本ハムが熱闘している。力を出し切ろうとしているのは見ていて気持ちがいい。今年はこのチームに勝たせたい。手あかがつき、かなり色褪せたセリーグと違い、ソフトバンクー西武ー日本ハムの優勝争いはフレッシュで魅力的だ。


ユダヤの歌

2006-09-26 | music
秋になっても飽きずにマーラーを聴いている。
3番、7番の後、大地の歌。
ワルター&ウィーンフィルの52年モノラル盤。天下の名盤。もとより演奏に不満なし。
しかし、ステレオ盤も一枚ほしい。以前聴いたワルター&コロンビア響盤は,やわらくてよかったが・・

その後、4番と5番。
4番は、手持ちのマゼール&ウィーンフィル盤とインバル&フランクフルト放送交響楽団盤を聴き比べ、マゼール盤でOK。他は必要なしと判断、5番に移る。

私が持っているのは、シノーポリ盤、インバル盤(フランクフルト放送交響楽団)、テンシュテット盤。この順序で聴き直し、インバル盤で急停止。歌謡性十分。旋律の歌わせ方が印象的。その昔購入の参考にした「レコード芸術」には、「ユダヤの歌が聴ける」という意味の記述があった・・気になって、調べたところ、

全体をやや遅目のゆったりしたテンポで通し(トータル72分22秒)ffも抑え気味。そのかわりアダージェットは極めてデリケートで,その他の部分もスコアの指示を時に過度なほど守っている。そのため,独特の屈折したマーラーになった。(「CDジャーナル」データベースより)

とあった。「独特の屈折したマーラー」とはいえ、「スコアの指示を守っている」とのことだから、それを信用すれば、これがマーラーの意図した歌だったのだろう。録音もよく、私としては満足。5番はインバル盤でOK。

平成教育改革の大号令!一番大切なのは心であり、徳育だ!

2006-09-24 | news

安倍政権でこうなる: 首相主導で「教育再生」 (産経Web)2006.09.04 http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/200609/060904b.html

 自民党総裁選で優位に立ち次期首相が確実視されている安倍晋三官房長官は「教育再生」を最重要課題に掲げている。首相直属の「教育改革推進会議」(仮称)を10月にも設置して官邸主導の教育改革を進める考えだ。安倍政権で教育はどう変わるのか-。安倍氏側近の下村博文衆院議員ら3人が参加して8月29日に開かれたシンポジウム「新政権に何を期待するか?」から拾った。

ーとのことで,その3人の主張は?と見ると

≪教員評価を厳格化…下村博文衆院議員≫
 高校卒業は3月だが、大学入学は9月にする。半年のブランクのうち3カ月間は、介護施設などで奉仕活動をしてもらい、その経験がなければ大学に入学させない

 一番大切なのは心であり、徳育だ。そういったものを、推進会議で一気に処方箋(せん)を作って実行に移すことが必要だ。

 ≪カリキュラム見直す…山谷えり子内閣府政務官≫                    安倍官房長官は「今の日本の教育がいいと思っている国民は1人もいないんじゃないか」というほど激しい怒りを持っている。

 ゆとり教育は「ゆるみ教育」になっている。中学の英語の必修単語を507から100に減らした。学力が落ちるに決まっている。

 カリキュラムを実態に応じて見直すことができるのは、文科省ではなく官邸にきちんとした集団を作ることによって初めて実現する。

 ≪“徴農”でニート解決…稲田朋美衆院議員≫
 藤原正彦お茶の水大教授は「真のエリートが1万人いれば日本は救われる」と主張している。

 真のエリートの条件は2つあって、ひとつは芸術や文学など幅広い教養を身に付けて大局観で物事を判断することができる。もうひとつは、いざというときに祖国のために命をささげる覚悟があることと言っている。

 そういう真のエリートを育てる教育をしなければならない。

 それから、若者に農業に就かせる「徴農」を実施すれば、ニート問題は解決する。そういった思い切った施策を盛り込むべきだ。

 教育基本法に愛国心を盛り込むべきだ。愛国心が駄目なら祖国愛と書くべきだと主張したら、衆院法制局が「祖国という言葉は法律になじまない」と言ったが、法律を作るのは官僚ではなく国会議員だ。・・・

コメント

思わずどんなお顔なのか知りたいと思った(最後の稲田朋美氏は実際に確認)。

「一番大切なのは心であり、徳育だ」,だから大学入学予定者に3ヶ月の奉仕活動させるべきだ,下村博文氏は言っている。

稲田朋美氏はそれに輪をかけて,「真のエリートを育てる教育をしなければならない。若者に農業に就かせる「徴農」(ちょうのう)を実施すれば、ニート問題は解決する」と主張する。

自称ニートの方々ならずとも,中国・文化大革命時の「下放」,ポルポトの「農村への強制追放」,北朝鮮の強制労働を思いだす主張だ(http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c4%a7%c7%c0)。徴農は「徴兵」からつくったのだろうが,私から見れば大胆な新語。かなり勇敢だ。このひとは,上からの押しつけを全然おそれない。

「今の日本の教育がいいと思っている国民は1人もいないんじゃないか」というほど激しい怒りを安倍氏は持っているそうだ。全体として,官僚に任せておいてはだめだ,この3人のような憂国の政治家が安倍新首相とともに,首相官邸から「教育改革」の大号令を出すべきだ,と主張している。

こういう状況では,大学入学希望者や自他称ニートの方々,教育評価の芳しくない教員の運命は風前のともしびだ。最初の人々には数か月の奉仕活動,2番目の人々には農村への下放,3番目には解雇が待ちかまえている。

個人的には,こういう「改革」を考える人々の思想形成の過程(あたまのしくみ)に興味がある。

(なお,「シンポは、安倍氏のブレーンとされている中西輝政京大教授ー日本核武装を主張ー、八木秀次高崎経済大教授ー男系維持・神武天皇の染色体(Y1)護持を提唱ーが呼びかけ人になっている「『立ち上がれ!日本』ネットワーク」(事務局長・伊藤哲夫日本政策研究センター所長)が主催した」とのこと。)


多田野が四国アイランドリーグにスポット参戦!

2006-09-23 | mlb

多田野、実戦登板に意欲…四国L参戦会見(スポーツ報知)http://hochi.yomiuri.co.jp/mlb/news/20060923-OHT1T00049.htm

 四国アイランドリーグ、徳島にスポット参戦する多田野

 四国アイランドリーグにスポット参加する米大リーグ、アスレチックス傘下3Aサクラメントの多田野数人投手(26)が22日、徳島・鳴門市内で会見した。「今年は右ひざのけがで登板数が少なかった。もう少し投げておきたかった」と、実戦登板の場を求めたと説明。契約は22日から10月12日までで、徳島インディゴソックスに所属する。

 04、05年とインディアンスで活躍した多田野も、今季は3Aパシフィックコースト・リーグで2勝4敗3セーブと、不本意な成績のまま4日に全日程を終えていた。四国リーグも残り6試合と少ないが、「できる限り多く投げたい」と意欲を見せる。ア軍とのマイナー契約は来季まで残っているものの、「ずっとやってきたアメリカで野球がやりたい」と、四国の舞台を復活の足がかりにする。

コメント

 多田野にとって今年は右ひざのけがで不本意なシーズンだった。しかし,かつての東京6大学のエース,力はある。アメリカで腕を磨くこと3年,来年は4年目。いよいよ飛躍の年となりそうだ。写真の表情も「きりっ」としていてよい。楽しみだ(「アメリカで野球がやりたい」とのことだが,勝ちたい球団が国内にあれば,四国に行って強引にアプローチしたら!?)。

野茂 ドミニカ共和国Wリーグ参加へhttp://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2006/09/23/09.html

とのこと。野茂も怪我,手術で不本意な一年だった。周囲には「ひじさえ治ればまだまだできる」という声も強い,とのこと。ドミニカ・ウィンターリーグでの活躍を期待したい。正直,野茂の出ないMLBは興味半減。

 

 


「高利貸し業界と組んでいる」のでは選挙に勝てませんよ

2006-09-23 | news

<消費者金融規制>抗議辞任の後藤田議員講演 野党と連携も [ 09月22日毎日 ]  http://www.excite.co.jp/News/economy/20060922194800/20060923M20.069.html

消費者金融の規制強化に向けた関連法改正案の内容に抗議して内閣府政務官を辞任した後藤田正純衆院議員は22日、東京都内の日本記者クラブで講演し「超党派の議員とともに国会で内容を正していきたい」と述べ、特例高金利や利息制限法の金利区分の変更などについて、野党議員とも連携しながら見直しを求めていく考えを示した。  

自民党が15日まとめた改正案は、少額・短期の融資に上限を上回る特例金利を認めた。更に、利息制限法の上限金利(15~20%)の金額区分が変更され、融資額によっては現行より上限金利が2~3%上がることになり「規制強化に逆行する」との批判が出ていた。自民党案について後藤田氏は「実質的な上限金利の引き上げで、容認できない。こっそりと入れた印象だ」として、同案のまま法案が出された場合、野党と共闘してでも修正を迫る意向を強調した。  

また、後藤田氏は今年夏に米高官が与謝野馨金融・経済財政担当相と会い、規制強化の検討を慎重に進めるよう求めたことを明らかにし「いろいろな外資系の消費者金融があるからだろう。ただ、金融庁は毅然(きぜん)と対応したと聞いている」と述べた。

コメント

多くの自殺を誘導してきた高金利保存の自民党案に対し超党派で修正を求める,とのこと。後藤田氏は正しい。「高利貸し業界と組んでいる」というのは,自民党にとってPRにならないのではないか。後藤田氏は政治家としてなすべき仕事をしている。


新事実発見!元祖タイガー・ウッズゆかりの道場は

2006-09-22 | literature

少し前,拙稿タイガー・モリと呼ばれた男に「くまさん」から次のコメントをいただいた。

初めまして、くまと申します。
タイガー・モリこと森寅雄先生が若かりし時、剣道の修行をした講談社:野間道場が一年後解体される予定です。
何とか思いとどまって頂けないかと、保存運動をしています。
私も、野間道場の解体について思うことあり、6月24日からブログ日誌を書き始めました。

昨日,その「くまさん」から新事実判明のお知らせ:野間道場は、幕末に幕府がつくった講武所にあった道場が移築されたものだった!

次はそれを伝えるブログ日誌(勝手に転載させていただきます)。http://mykit.jp/pc/sukenojyo/#0921

東京神田ライオンズクラブ様より、9月19日の日記に、大変貴重な情報を頂きました。

そのコメントの内容は、
>神田明神下の道場とは、神田三崎町のことで
>もともとは、神田三崎町 現在の日大図書館のある場所にあった 講武所
>から 移築された はずだとの 連絡がありました。

大変ありがたい情報です。

講武所とは旗本や御家人に剣術や砲術を教えるために江戸幕府が幕末に作った施設のことです。

その講武所には、幕末の色んな剣豪が訪れた事でしょう?

この情報が確かなものか早速、関係各所に連絡をとり、皆様のお力をお借りながら、調べていきたいと思っております。

野間道場が江戸幕府がつくった講武所の道場とはっきりと確認できれば、保存運動の大きな手助けになると思います。

なぜ、野間清治社長が新築でなく、移築にこだわり、音羽に地に野間道場を建てたか?

そのなぞが少しわかるような気がします。

皆様、この件で何か知っていることありましたら情報提供お願い致します。

又詳しいことがわかりましたら、報告いたします。

*  野茂,イチロー以上の「昭和の武蔵」森寅雄(元祖タイガー・ウッズ!)の破天荒な人生は,タイガー・モリと呼ばれた男で簡単に紹介した通りであるが,彼ゆかりの野間道場が1年後に解体される予定とのことで,「くまさん」がその阻止のためがんばっておられる。

野間道場が江戸幕府がつくった講武所の道場であることがはっきり確認できれば,たしかに野間道場は貴重な歴史的建造物になる。がんばれ「くまさん」!

野間道場をつくった野間清治は講談社の創始者で,寅雄には伯父にあたる。彼の祖父が幕末の名剣士森要蔵(戊辰戦争で息子虎尾とともに幕府・会津松平家に殉じた)であり,要蔵は保科家(会津松平家親藩)の剣術指南役だったから,講武所の道場で彼が剣術を教えたことは大いにありうる。野間清治はそれを知っていて,講武所の道場を保存しようとして移築したのだろう。いろいろ都合はあろうが,講談社もこの事情を理解して,父祖の魂のこもった道場を保存する方法を考えてもらいたいものだ。


強制からは,自由でひとを大切にするこころははぐくまれない

2006-09-21 | news

国旗と国歌、義務でない 東京地裁、賠償命令も (共同通信) - goo ニュース

 東京都立高校などの教職員401人が都と都教育委員会を相手に、入学式や卒業式で国旗に向かって起立し、国歌を斉唱する義務がないことの確認などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、既に退職した32人を除く原告に国歌斉唱などの義務がないことを認め、斉唱しないことなどを理由とした処分を禁じ、都に一人当たり3万円の損害賠償も命じた。

  難波孝一裁判長は判決理由で「国旗に向かって起立したくない教職員や国歌を斉唱したくない教職員に対し、懲戒処分をしてまで起立させ、斉唱させることは思想良心の自由を侵害する行き過ぎた措置だ。国旗、国歌を自然のうちに国民に定着させるという国旗・国歌法の制度趣旨や学習指導要領の理念に照らし、斉唱などを強制する教職員への職務命令も違法」との判断を示した。

コメント 当然の判決。起立、斉唱を強制する方がどうかしている。個人的には「起立,斉唱」程度はおつきあいしたら,とも思うが,権力をふりかざしての「強制」はアグリだ。この強制は,教育現場に無用な緊張,「戦争状態」を呼び,つけは生徒たちが払う。強制により問題を解決しようとする人々は,教育界にふさわしくないのではないか。強制からは,自由でひとを大切にするこころははぐくまれない。


千葉、悪夢を振り払う1勝

2006-09-21 | soccer

阿部が決めた!ロスタイム決勝PK弾…千葉、連覇へ王手 (サンケイスポーツ) - goo ニュース

(サンケイスポーツ)

 ヤマサキナビスコカップ 準決勝第2戦(20日、フクダ電子アリーナほか)前年覇者の千葉が延長の末に川崎を3-2で振り切り、2年連続の決勝進出を決めた。試合は2-2で90分間を戦い終え、2戦合計4-4(第1戦は2-2)となり延長戦に突入。そして延長後半ロスタイムに日本代表MF阿部勇樹(25)が冷静にPKを沈めた。
・・・

 8月のA3チャンピオンズ杯でのこと。優勝を目前にしたG大阪戦でPKを外した。この失敗が響き0-2で敗れ、優勝も逃した。その影響からか、チームはリーグ戦も9位に低迷。主将として責任を感じ「眠れない日もありました。アマルさんになってからホームで勝ってないし。勝ってすっきり寝たい」とアマル。前監督で恩師の日本代表・オシム監督が視察に訪れた試合で、自らの足で悪夢を振り払った。

 第1戦の乱闘騒ぎで遺恨試合となった第2戦。中東遠征で第1戦は不在だった阿部ら日本代表勢だが、やはり激しい一戦となりイエローカード10枚が出た。そんな中で前半に2点を先行。だが、アマル監督が7月に就任してから5連敗中の“ホームの悪夢”を解くのは簡単ではなかった。後半に2失点して延長突入。「アマルさんに勝利をプレゼントしたい」「決勝に行きたい」の気持ちで走り最後に勝利の女神を振り向かせた。

コメント アマル監督にバトンタッチしてからホーム5連敗はきつかろう、と心配していたが、阿部が「さよならPK」を決めてホーム勝利、ナビスコ杯決勝進出が決まった。まずはめでたい。オシム監督のつくったチームということで、千葉も他チームからライバル視されて大変だろうが、ひたむきないいプレーを続けているようだ。最近伝えられたイギリスサッカー界のスキャンダルとは大違い。

中田氏移籍で裏金?指揮官を告発http://news.goo.ne.jp/news/sponichi/sports/20060921/kfuln20060921002007.html

 元日本代表MF中田英寿氏(29)が昨季まで所属していたボルトンのサム・アラーダイス監督(51)が19日、選手移籍に関する不正な金銭授受疑惑で告発された。英BBC放送の調査報道番組「パノラマ」によるおとり取材で、複数の代理人が裏金を要求する監督と指摘した。05年夏にフィオレンティーナから移籍した中田氏のほか、イスラエル代表DFハイム、オマーン代表GKハブシ獲得の際も裏金が支払われたという。

 細部についてはこれからだろうが、日本のサッカーは拝金主義とは無関係に願いたい。展望を失っているように見えるプロ野球界と違って、日本サッカー界は現在、草の根から成長していける有望な状況にあるのではないか。拝金主義、スター主義に染まることなく、現在のよい流れを大切にしてもらいたい。 


森前総理の秀作俳句

2006-09-19 | news
森の俳句が永田町で話題…エンターテイナーぶり発揮 http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006091927.html

  森喜朗前首相が自民党総裁選に関して詠んだ俳句が、永田町で話題になっている。ユーモラスな話術で人を楽しませることが得意な森氏。俳句でもエンターテイナーぶりを発揮しているが、小泉政権の後見人として苦悩する姿も垣間見せている。

 この俳句の選者は元プロレスラーで国語の高校教師の資格も持つ馳浩衆院議員。馳氏が編集した「季節感、あふれる情景 白山麓」(北国新聞社出版局発売、左写真)の冒頭を、以下の森氏の俳句が飾るのだ。

 「夏山や総裁選は五里霧中」

本  そりゃそうだろ、と突っ込みたくなる衝動にかられる。常套(じょうとう)句の「一寸先は闇」を総裁選バージョンにすればこうなるか。

 「梅雨空の向こうに白山我ひとり」 

 森氏の地元、石川県にそびえる白山を眺めながら、巨漢の森氏がひとりぽつんとたたずむ。馳氏は「白山を目の前にして無力感を感じている距離感がイイ」。ごもっとも。

 馳氏の「選者の言葉」によると、「故郷の白山と自然をこう、パパッと五七五にまとめていただければ…」と森氏に要請したところ、「かんべんしろよ!」と抵抗したが、最後には「ほんとにもう、調子のいい奴だな!」と応じてくれたという。


 さらに俳句は続く-。

 「永田町汗をしぼりて総裁選」

 「短夜にやせる思いの総裁選」

 この2つは、巨漢の森氏が詠んでいるだけに、なかなか笑える作品。

  最後に、退陣する小泉首相を詠んだ句を。

 「実るほど頭を垂れぬ純一郎」

 恨み節とはまさにこのことか。 

コメント 先日の「プロレス」騒ぎの続き。「ユーモラスな話術で人を楽しませることが得意な森氏」とのこと。妙に媚びたような記者氏のコメントはいただけないが, 「梅雨空の向こうに白山我ひとり」  などかなりいい。まあ大差ないともいえるが,狂信的なキャラよりましか。


しんちゃん豹変のすすめ

2006-09-18 | news

安倍氏の歴史認識が足かせ?日中首脳会談再開難航も(朝鮮日報http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/18/20060918000010.html)  

  日本の次期首相就任が確実視されている安倍晋三官房長官の歴史認識が足かせになり、日中首脳会談の再開は難航をきわめるだろうとの見方が出ている。  

  共同通信は17日、「日本政府が11月中旬に開かれるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の前に日中首脳会談を再開できるよう努力しているが、事実上次期首相の座が確定的な安倍長官の歴史認識のため、再開は難航をきわめるだろう」との見方を示した。共同通信はまた、安倍長官の歴史認識に関する発言に対し、中国で強い懸念の声が上がっていると伝えた。  

 安倍長官は自民党総裁選の候補者討論会などで、中国政府が1972年の日中国交正常化の際、日本に対する戦争賠償請求権を放棄する過程で、日本の戦争指導者と一般国民を区別するという論理を主張したことについて、「そのような問題はもう残っていない」とし、中国が当時とった態度は中国の独自の立場によるものだという考えを表明した。その後も「わたしはその会談の場にいなかったため、どのような主張が飛び交ったのかは分からない」と主張した。  

 共同通信は安倍長官のこうした発言に対し、「中国側は現段階では“安倍長官の発言は総裁選向けのものと受け止めている”とし、表向きには冷静な立場をとっているが、その一方で安倍長官の発言記録を収集し、“首相就任後にこうした発言をした場合、強硬な対応をとる”という方針を検討し始めている」と伝えた。  

 中国政府は戦争賠償請求権を放棄した際、「戦争責任は日本の一部の軍国主義者らにあるものであり、日本の一般国民も被害者だ」という論理を用い、中国国民を説得した。  

 こうした理由から、安倍長官の発言は、中国政府が当時、自国民に対して行った説明の正当性を否定するものと解釈されうるものだ・・・

 コメント :(これは朝鮮日報の記事だが、同様の記事は国内新聞にもあり) 「中国側は現段階では“安倍長官の発言は総裁選向けのものと受け止めている”」ということだから、首相交代を機にぎくしゃくした日中関係を改善したい,という気持ちは双方にあるようだ。しかし、安倍氏の発言は不用意なものだ。「安倍長官の発言は、中国政府が当時、自国民に対して行った説明の正当性を否定するものと解釈されうるものだ」というのはそのとおりだろう。問題の根は,国際的な一般性を欠いた思想(先の戦争は防衛戦争だった)を安倍氏がもっていることにある。この根っこがある限り,同様の問題はこれからも繰り返しあらわれそうだ。

小泉氏の遺産を食べて終わりの短期政権でいいというのなら別だが、そうでなければーつまり自前の政権をつくり維持したいということならば、首相就任の段階で立場を改める必要があろう。(信念は信念としておいておいて)在任中、靖国参拝を控えればよい。(行ったか行かなかったか言わない、などというおよそ一国の指導者にふさわしくないこどもだましはやめて)内外にはっきりそう宣言してもよいのではないか。君子豹変ス、というから、別に問題ではあるまい。国際的に孤立していては、「憲法改正」など夢のまた夢。

 


釋尼妙歓

2006-09-18 | 良寛

良寛さんには妻がいた!系図をもとに研究家が立証 (読売新聞) - goo ニュース

 「良寛禅師」と記された場所には、その前に、女性の法名「釋尼妙歓(しゃくにみょうかん)」と書かれ、順序を入れ替える「下」「上」の文字が書き加えられていた。「釋尼妙歓」には、元の文字が読める状態で訂正する書き込みも施されていた。冨沢さんは「作成者が良寛夫妻の順番を書き間違え、書き直そうとしたが、『上』『下』で済ませた」と分析する。

 また、山本家では戒名に「院」を付けていたことから、この女性は良寛の出家前に離婚したとみられる。冨沢さんは「良寛は出家前、地区のまつりごとにかかわった『名主見習』だった。当時は妻がいたと考えるのが自然」とする。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060917i405.htm

コメント

水上勉「良寛」に,「言い伝え」としてこの女性についての話が書かれていた。名主見習の頃,妻を娶った。しかし,良寛の父に経済問題があり(この女性の実家に借金の申し入れをした),結婚後半年たらずで,彼女は実家に戻された。その後,女の子が生まれたが,生後まもなく亡くなった。彼女も若くして亡くなった。良寛は,修行の後,故郷に戻ったが,たびたびこの女性の実家近くに足を運んだ(親しい友人の住まいが近くにあったということもあるが)。寺の過去帳でこのことを確認しようとしたものの,それが失われていてできなかったーおおよそこのような話だった。

良寛の子供好きはよく知られているが,もし上の話が本当なら,幼くして亡くなったわが子のことが忘れられなかった,ということもあったのかもしれない。また,修行後,あえて故郷に戻った理由もわかる。

系図そのものの信頼性は問題になるだろうが,今回の発見は上の言い伝えを裏付けるもので貴重だと思う。

「釋尼妙歓」という法名も興味深い。「妙」という名前の女性だったのだろうか。


誠実な日本へ(NHKニュースから)

2006-09-15 | news

米議会 靖国参拝に批判相次ぐ (NHKニュース9月15日http://www3.nhk.or.jp/news/2006/09/15/d20060915000034.html

冒頭、共和党長老のハイド外交委員長は、小泉総理大臣の靖国神社参拝に言及し、「アジア・太平洋地域の懸案に対処するには、アメリカと日本をはじめとする同盟国が団結して、事に当たることが必要なのに、歴史の問題が常に立ちはだかってしまう」と述べました。

そして、ハイド委員長は、靖国神社内の展示施設である「遊就館」が「先の大戦はアジアの解放のためだったと説明している」と指摘したうえで、「事実に基づいたものではない。訂正すべきだ」と述べました。

また、民主党のラントス議員は「日本が過去の問題に誠実に対処しないことが、北東アジアの国々の感情を害している。その最たるものが、総理大臣の靖国神社参拝だ」と述べるとともに、「次の総理大臣に求めたいのは、戦争犯罪者に敬意を払うような大国にふさわしくない行動を直ちに取りやめることだ」と述べました。

ブッシュ政権は、アジアの歴史認識の問題には直接関与しないとする姿勢ですが、日本と中国や韓国との関係がぎくしゃくしていることが、北朝鮮をはじめとする地域の問題の解決の足かせになっているとするアメリカ側の不満が表れた形となりました。

コメント

共和党、民主党両方からの批判ですね。「タカ派まつり」などしているのは不誠実で、大国日本にふさわしくない、という指摘。東アジアの平和と安定に日本は責任をもっているーその通りだと思います。