ハワイ領有権も主張できる

2012-11-30 | news

中国「ハワイ領有権も主張できる」 米国務長官、協議の一幕明かす

【ワシントン=犬塚陽介】クリントン米国務長官は11月29日、ワシントン市内で講演した際の質疑応答で、過去に南シナ海の領有権問題を中国と協議した際、中国側が「ハワイ(の領有権)を主張することもできる」と発言したことを明らかにした。長官は「やってみてください。われわれは仲裁機関で領有権を証明する。これこそあなた方に求める対応だ」と応じたという。・・

経済力・軍事力にものを言わせる,という意味だろうが,アウトロー国家が成立しつつあるという証明だろう。
時代錯誤もいいところとも言えるが,現実は現実。 


テレビ朝日モーニングバード

2012-11-29 | news

テレビ朝日が自民党・安倍総裁の経済政策を批判するよう経済学者に強要
(http://www.youtube.com/watch?v=Ak35A8m9o5c)

経済学者がテレビ朝日:モーニングバードという番組で自民党・安倍総裁が発表した経済政策について否定的な発言(「国が破綻する」「ハイパーインフレになる)」をするよう­に強要した事実を激白しています。

ふむ。ネット時代,マスメデイアの「意図」がよくわかるようになったのはよいこと。
投票の質を下げないためにも,このようなことを知っておくことは大事。 
この番組だけではなくテレビ局自身の方針だろう。
視聴者の信頼をつなぎとめるため,テレビ局も姿勢を正す必要があろう。 


小次郎野田まいる?

2012-11-28 | news

<野田首相>「ネット党首討論会」に参加の意向 29日に

 野田佳彦首相は28日、自民党の安倍晋三総裁に申し入れていた党首討論について、安倍氏の求めに応じて、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」で29日に行われる「ネット党首討論会」に参加する意向を表明した。福岡市内で記者団に語った。(毎日新聞)

「何だ,これは?」の世界である。
よくわからないが,与党の党首が野党の党首にノコノコ「挑戦」している。 
安倍さんを「絶対勝てる相手」と踏んでいるのだろうが,傍に人がいないのか?と驚く。
プロレス好きが高じて,アントキノ猪木のつもりか。
原発収束宣言も消費税増税も尖閣も東北復興も全部このレベルで行われたとなると,こちらの首筋が冷たくなる。
 


投票の受け皿成立

2012-11-28 | news

「日本未来の党」結成表明=「卒原発」で勢力結集―嘉田滋賀知事【12衆院選】
小沢・嘉田連合 脱原発で100人超え

「自公民大連立」や「ウルトラ右翼維新の会」に投票しにくいと考えている人々の投票の受け皿ができたようだ。
福島の大事な土地を数百年使えないようにして,首都圏を放射能汚染させた巨大な原発事故への反省が第一にくるのは当然のこと。
「原発事故収束宣言」し,復興費を他に流用させ,2年後の増税法案成立に専念した政府には,愚かさにあきれると同時に怒りを感じる。


安倍武蔵、小次郎野田をニコニコ動画で待つ

2012-11-26 | news

安倍総裁 首相との討論会に「ニコニコ動画」指定

 自民党の安倍晋三総裁は26日午後、野田佳彦首相(民主党代表)との29日の討論会についてインターネット番組がふさわしいとの考えを民主党側に伝えた。インターネット動画中継サイト「ニコニコ動画」の施設を指定し「29日午後8時にお待ちする」とした。
 民主党が討論会を全てのメディアに公開する形で開催するよう要請文書を自民党側に送付したのを受け、文書で回答した。
 回答文書によると、党首討論をインターネット番組で開催する理由に関し「全てのメディアにフルオープンだ。誰でも参加可能で、双方向かつ世界に開かれている」と説明。「首相の『エブリタイムOK』との発言を受けて日程を設けた」と強調した。
 (http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/26/kiji/K20121126004644740.html)

面白い。安倍さんも大成長。 「小次郎敗れたり!」


政権与党が3年間の成果をアピールせず

2012-11-26 | news
変な選挙だ。政権与党が3年間の成果をアピールせず、反省の言葉もなく、野党の党首攻撃に夢中になっている。メディアの報道を見ると、3年間の総括を争点にしない(論点をずらす)野田総理の戦略は成功しているかも。でも、国民は、決して忘れていない。民主党のマニフェストが絵空事だったことを!(http://twitter.com/ichita_y/status/272150131904757760)
 
ふむ。確かにヘン。こんな恥ずかしいことになることはわかっていたのだから、ふつうならそうならないようにする。野田、岡田、前原、枝野の面々は何も考えていないのだろうか。

無意味な討論

2012-11-25 | news

安倍総裁“金融緩和公約は勝負あった”

自民党の安倍総裁は津市で講演し、衆議院選挙の政権公約でデフレ脱却のために日銀法の改正も視野に入れて大胆な金融緩和を行うとしたことを民主党が批判していることについて、「発表してから円は下がり、株価は上がった。『勝負あった』だ」と述べ、政権公約の正しさが証明されたと主張しました。

自民党は先週発表した政権公約で、デフレや円高からの脱却に最優先に取り組むとして、日銀法の改正も視野に入れて大胆な金融緩和を行うとしていますが、野田総理大臣をはじめ民主党は「経済政策として通用しない」などと批判しています。
これについて、自民党の安倍総裁は講演で、「野田総理大臣は『安倍さんが言っている政策は危険だ。インフレになっていいのか』と驚くべき発言をした。デフレのままでいいような発言で、こんな人が経済運営をしていたかと世界が驚くと思う」と述べました。
そのうえで、安倍氏は「政権公約を発表してからどんどん円は下がり、株価は上がった。『勝負あった』だ」と述べ、政権公約の正しさが証明されたと主張しました。

ふむ。先日の「オレは馬鹿正直なのだ」討論で安倍さんに「勝った」と考えたのか,野田氏は安倍氏との討論に乗り気。組し易しとみているのだろう。その安倍氏に一発で「勝負あった」と誇られているのだから,かなり情けない。
昔安倍さんが新米総理のときTVステーションに出演,古館のインタビューをうけたときのことを覚えている。古館氏も「つけ刃」の人だと思うが,その人に迫られてひやひやものだった。 それから数年,安倍さんも勉強したのだろうか,野田氏に完全勝利のようす。
しかし,野田氏ー菅氏もそうだがー長く国会議員をつとめ,経済の勉強をする機会・時間は豊富にあったと思うが,素人同然なのはどういうことだろう。
いずれにせよ,与党の党首が野党の党首にリードされるようでは格好がつかない。 


 


中国,民衆の不満の解消

2012-11-25 | news

「冷めた餃子」の面々…中国・習近平政…

 

7人の政治局常務委員の中の5人までは、江沢民(前国家主席)派か江沢民派に近い人間である。表向きは「習近平政権」となっているが、内実はむしろ、老害の江沢民一派が牛耳る「江沢民傀儡(かいらい)政権」であるといえよう。・・

本欄で指摘してきた通りに今年の春頃から、共産党党内では胡錦濤国家主席が率いる共青団派の若手ホープの汪洋・広東省党書記が先頭に立ち「政治改革」を盛んに唱え、改革推進の機運が高まってきている。汪氏たちの目指す政治改革は政治権力が市場経済に介入して作り上げた腐敗の利権構造にメスを入れ、それを打破することによって国民の政権に対する不満を解消することである。だが、これまで二十数年間、全国で腐敗の利権構造を作り上げ、甘い汁を吸ってきたのはまさに江沢民一派とその関係者だから、彼らは汪氏たちがやろうとする政治改革を許せない。その結果、今夏の段階で一度は固まった、改革派の汪氏と改革派に近い中央組織部長だった李源潮氏の政治局常務委員会入り人事が江氏ら長老たちによって潰され、「政治改革」への流れは見事に封じ込められたのである。すべては江沢民一派の思惑通りの展開となっているが、残された大問題はむしろ、政治改革を断行することによって難局打開の突破口を作る機会を失った習政権がこれから、一体どうやって民衆の不満を解消して政権の維持を図っていくのか、である。

わかりやすい記事。7人の政治局常務委員の中の5人までが前国家主席派。改革派の汪氏が封じられてしまったのか。たしかに,これではよくないマグマが蓄積していくだけ。
日本企業,政府も状況を適切にとらえておく必要がある。