今日はかわいそうな命名の植物。クマツヅラ科のクサギです。文字通り、葉を揉むと独特の臭いがあります。でも、公平に見て山に咲く花の中ではめだつ美しい花だと思います。これは、白花種?ですが、一般的にはガクの部分が赤紫に色づき、もっと派手な印象です。
こんなにたくさん咲くし、
秋には、めだつ赤いガクとターコイズブルーの実もなります。それなのに、クサギって。「私の好きな花はクサギです。」とは到底言いたくないし、詩にも詠めない、子供の名前にもしたくないですよね。
8月の終わり頃、久万高原町でこんな花をみつけました。アジサイくらいの大きさで、葉はクサギに似ているけれど、花がピンクで球状にまとまって、野性でこんなきれいな花があるのかとやや動揺。そばに寄ってみると花はむしろいい香りがします。葉を折ると、・・・やはりクサギの仲間です。
家に帰って調べると、牡丹クサギ。中国原産で、中国名は臭牡丹、やはり臭の文字がついてしまうのですね。そのあたり一帯、この植物がはえていたので、多分繁殖力旺盛です。
触れさえしなければ丈夫な美人、クサギたちをあなたはどう思われますか。
我が家では、話題豊富な花として
あつかってますねー。
娘をかまうには最高の花ですしー。
http://www.uninavi.jp/blog/flower/entry/post_386.html
あれ?かまわれてる?
実になっても不思議ですしね。
花とぜんぜんちがうやん!
と言うポジションです。なんのこっちゃ。
そうそうアメリカシロヒトリとシロヒトリの違いは
頭の部分の毛かなぁ亜米利加の方がフサフサしてますねん。
牡丹くさぎは、うちの前の空き地にはえてますよ。今まで名前が分からなかったのですが、多分壮だと思います。
それもありですよねえ。
楽しいことって、美しいこと以上に大切かも。
クサギさんには、楽しいヤツだ、というポジションで納得して頂こう。
アメリカさんじゃないほうが、しーんとした美しさがありますよね。
ヒトリシズカとかいう名前だと、人気出るかも。
(一人じゃないっちゅうのに!)
まるお氏は、「どこにでもあらや」と申しておりますので、直接お聞きください。
エーーッ、牡丹クサギがそんなに身近にあったなんて。
今度、写真撮りにいかなくては。