気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

ムシトリナデシコ

2010-06-14 21:15:04 | 野山で


 お花畑のようですが、実はここ川底です。この重信川は、大雨が降った時にしか、水が流れていません。水枯れしているわけではなく、井戸水は、市の上水として利用できるほど豊富です。伏流水というのでしょうか、どうも地下には川が流れているらしいのです。


 



 ムシトリナデシコ ナデシコ科 マンテマ属


 



 いつから、この川底にこの花が咲き始めたのでしょう。まるで人が植えたように、きれいに広がって咲いています。名前はムシトリナデシコですが、いわゆる食虫植物ではありません。茎の上のほうを触るとべたつくところがあり、そこに小さい虫がくっついていることがありますが、消化吸収しているわけではないようです。Wikipediaによると、花の蜜を食べるだけで受粉に関係ない蟻などの昆虫が、花に到達するのを妨げているのだそうです。


 



 時々、白花も見られます。


 



 愛犬花子は、はしゃいで広い川原を走り回っていました。


 



 あー、しんど。水のない川は、暑いのでした。


 


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2 コメント

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Quさん、おきばりやすぅ。 (あすちー)
2010-06-15 08:28:36
花子ちゃん、めっちゃ嬉しそうですねぇ。
この川の様子はこちらの川に似てますねぇ。
普段はほとんど水は流れてないけど
地下水はたくさん水をたたえている。
でもこのような現象は盆地独特のものかと思ってました。
ムシトリナデシコすごいなぁ。
もう数年でピンクの川になるなぁ。
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あすちーさん、こんばんは。 (Qu)
2010-06-15 23:35:47
私は扇状地独特のものかと、思っていました。
どちらにしても、上部が砂礫層で水が浸み込んでしまい、下部の固い地層の上を流れているということ?

野生のものは、いっきに驚くほど増えて、いっきになくなったりしますよね。
今の状態がムシトリナデシコさんたちにとって、最適なんでしょうね。
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