お花畑のようですが、実はここ川底です。この重信川は、大雨が降った時にしか、水が流れていません。水枯れしているわけではなく、井戸水は、市の上水として利用できるほど豊富です。伏流水というのでしょうか、どうも地下には川が流れているらしいのです。
ムシトリナデシコ ナデシコ科 マンテマ属
いつから、この川底にこの花が咲き始めたのでしょう。まるで人が植えたように、きれいに広がって咲いています。名前はムシトリナデシコですが、いわゆる食虫植物ではありません。茎の上のほうを触るとべたつくところがあり、そこに小さい虫がくっついていることがありますが、消化吸収しているわけではないようです。Wikipediaによると、花の蜜を食べるだけで受粉に関係ない蟻などの昆虫が、花に到達するのを妨げているのだそうです。
時々、白花も見られます。
愛犬花子は、はしゃいで広い川原を走り回っていました。
あー、しんど。水のない川は、暑いのでした。
← ← ← ← 冬は水が流れているのですが、その時ムシトリナデシコは?
この川の様子はこちらの川に似てますねぇ。
普段はほとんど水は流れてないけど
地下水はたくさん水をたたえている。
でもこのような現象は盆地独特のものかと思ってました。
ムシトリナデシコすごいなぁ。
もう数年でピンクの川になるなぁ。
どちらにしても、上部が砂礫層で水が浸み込んでしまい、下部の固い地層の上を流れているということ?
野生のものは、いっきに驚くほど増えて、いっきになくなったりしますよね。
今の状態がムシトリナデシコさんたちにとって、最適なんでしょうね。