外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

大手化粧品会社のAGEs発表・薬学会2日目

2009-03-28 14:46:46 | AGEs

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。


  糖化のTV・CMに関しては 糖化・・・・・TV-CMで初めて確認!
  糖化に関するTV番組は   糖化 ついにテレビの番組に登場
  薬学会のその他の記事は 薬学会、行ってきました
                   食品中AGEsに関する発表が明日、薬学会で   



今日は、午前中外来で、夜は救急当直なので、残念ながら学会はパス。

ほんとは、竹内先生らのポスターを観に行きたかったのですが・・・・。



なので、昨日の報告でも書かせて頂くとしよう。



このような大きな学会となると、

いくつかの会場に分かれて催されている発表をチェックするというのも

体力勝負だなと、昨日、午後のポスター発表をすべて観て周り、感じました。



クマザサ・エキスで免疫が何々・・・とか

八味地黄丸の抗糖尿病作用が・・・とか

レンギョウ葉エキスの抗肥満効果が・・・とか、いろいろ。



日頃よく処方する漢方方剤の名前も、あちこちで見かけては足を止める。



自分の専門領域だったシスプラやら5FUやら温熱療法(ヒートショック蛋白)もあったので、

これらも、じっくり読ませて頂きました。


とにかく演題を眺めてみて、興味を惹かれた内容には立ち止まって目を通す。

そんな時、誰かが質問して演者との質疑応答が始まれば、つい聞き耳をたててしまう。


ナノマテリアルの毒性に関する発表も、やはりありました。

一つは二酸化チタンで細胞死誘導・・・という研究。

もう1つは、自然免疫撹乱作用・・・・。


二酸化チタンは、化粧品に入ってる素材だから、女性には一大事かな?


この話題は、再度、取り上げたいですね。



AGEs関連では、皮膚表皮内でもCMLの蓄積を確認したと、大手化粧品会社が

2題並べて発表しているのを発見。




61歳女性から生検した皮膚を免疫染色してCMLを染め出した写真がありましたね。

これは抄録には記載がないから、やはり発表を観に行かないとダメですね。

残念ながら、写真は撮らないでと言われました。


「AGE readerで測った研究が、海外ではありますけど?」って、質問したかったけれど止めました。

発表演者の同僚さんが、前日の、うちの発表で結構質問してた方だったので、

情報伝わってるだろうと思われましたので。



ま、いずれにしても、こうやって化粧品会社さんなどが、

AGEsを新たなターゲットにしていくんだ
と知りましたね。


大手が一発、テレビでCMを打てば、

AGEsとか抗糖化の認知度なんて、一挙に上がるんだろなぁ。




  糖化のTV・CMに関しては 糖化・・・・・TV-CMで初めて確認!
  糖化に関するTV番組は   糖化 ついにテレビの番組に登場
  薬学会のその他の記事は 薬学会、行ってきました
                   食品中AGEsに関する発表が明日、薬学会で





当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カラメルシロップはAGEではない? (DrMItty)
2010-07-26 06:33:34
北陸大学の竹内先生の食品中のAGEの講演で,「カラメルシロップで色をつけるのはあまり問題ない」とのことでした。でもカラメルシロップは砂糖を火にかけて煮溶かしたもので,もろのAGEでは?
返信する
カラメルについて (AVIN-HMP)
2010-07-26 08:38:06
DrMIttyさん、おはようございます。
コメント、ありがとうございます。

砂糖を熱してのカラメルに、アミノ酸が含まれてくるとAGEsとなりますが、その辺りがどうも微妙なところだそうです。

以下のブログ、AGEsなどを詳しく説明されていますのでいかがでしょうか?

カルメ焼きの糖化とカラメル化
http://ameblo.jp/glycation/entry-10490027343.html

カラメル化と糖化
http://ameblo.jp/glycation/entry-10486743699.html



返信する

コメントを投稿