Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

アトリエ陶夢の作品や活動紹介、各種陶芸活動、陶の郷づくりを掲載します。

コロナ禍の秋

2020年11月20日 | 旅だより
 11月の始め一年ぶりの有馬
愛犬トムとの旅行の最後となった有馬
あれから2年が過ぎる。
紅葉の中で最後の雄姿を見せてくれた。
思い出の場所。
 
  
 
  通りの家先で置物を見つけた。
フクロウやウサギ
何気なく置いているのが カワイイ

   

 温泉街に降りていくと

そこには、置物のようなふっくらした猫がマンホールの上でじっとしている。
下水には、温泉のあまり湯が流れ、温かい。
人慣れした猫だった。 



宿では、美味しい料理を堪能した。

     
                                                                           

 

トレインキルン築窯講座

2020年11月17日 | 陶芸活動
 トレインキルン

 先日、陶芸の森主催の陶芸講座に参加しました。
今年は、コロナ感染予防のため行事が中止となり、本講座も諦めていたのですが突然に開催のメールが入りました。
トレインキルンというアメリカの陶芸窯づくりと焼成の講座です。

 1回目の講座説明の日は、開催案内に気づかず参加できませんでした。
 内容は、説明と基礎作り作業のようでした。

窯の基礎は、コンクリート基礎の上にコンクリートブロックを一面に敷き詰め、その上に34番レンガを三段に積み上げたものです。
第2回目はその基礎のうえに窯本体のレンガを積み上げる本作業です。

 

 手前の上部分が薪投入口となり、ファイヤーボックス部分となりで奥が煙突部分になります。トレインの名のごとく細長く機関車をイメージさせます。

      

次回、都合で参加できないのですが、銅部分のレンガ積み上げができ完成に近づきそうです。
2月以降4月までに窯だきが予定されています。
どんな焼具合の窯となるのでしょうか楽しみです。
 

赤絵作品づくり

2020年11月16日 | 陶芸作品
上絵付の試み

久しぶりの上絵付作品作りをしました。
前回の作品づくりは、大失敗をし意気消沈してしまいました。
ブクが出たり、発色が悪かったり、つや消し状態であったりと悲惨なものでした。

何が原因なのか!
もう一度、一からやり直してみました。

 絵の具の種類や特徴を正しく知ることから、もう一度学び直しです。



 赤絵については、特にきれいに発色させるためにはガラス板でよく摺って、粒子を非常に細かくすることがポイントになります。

    

 素焼き作品に呉須で絵柄を施した本焼き素地を準備し、上絵付を施します。
今回は、白い素地のみでなく鉄分の多いベースにも赤絵を試みました。



窯づめ後、800℃で焼成しました。

                 
まだまだ、発色に難があります。
本焼き素地の釉薬の工夫も素地土の選択共に工夫がいります。
こんな時、小回りのきく小型の窯が欲しいところです。