酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

有森か山口なら…

2021-02-12 15:59:18 | スポーツ
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」との発言が国内のみならず海外からも大ひんしゅくを買った森喜朗、「辞める気はない」との強気も崩れ、12日正式に辞意を表明した。

 《東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)=元首相=は12日、自身の女性蔑視発言の責任をとり、辞任を表明した。この日午後、都内で開かれた理事と評議員らによる合同懇談会の冒頭で「今日をもって会長を辞任する。大事なことは、オリンピックを7月に開催すること。私がいることで諸準備の妨げになってはならない」などと述べた。

 森会長は11日、評議員で元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)に就任を打診していたが、退任する森会長自らが後継を指名することに「密室で決まっている」などの批判の声が高まっていた。12日の冒頭の発言では川淵氏への言及はなく「皆様の率直な意見を頂いて、この会が意味のあるものにして欲しい」と述べるにとどめた》=asahi.com=


 開催そのものが不透明感を増している東京五輪はその運営主体のトップ人事が迷走、いよいよ八方ふさがりになってきた。今日中に後任が決まるのかどうか。「組織委は政府とは別の法人」(菅首相)と傍観していた官邸が急に後任人事についてあれこれ言いだしたのも不可解だ。火中の栗というか貧乏くじというか、どなたがなるにせよ前途はいばらの道だ。

 当面最大の問題は後任である。一部には五輪相の橋本聖子という声がある。川渕よりは数段ましだろうが、さて。

 若い人、女性という選択は当然だろう。83歳から84歳へのリレーではトランプ→バイデンを笑えない(w)。若いスポーツ人なら思い浮かぶのは前スポーツ庁長官の鈴木大地、女性なら有森裕子や山口香が思い浮かぶ。当方の一押しは有森かなあ。権威にひれ伏さない強さがあるし、競技への考え方もしっかりしている。山口もいいが、五輪の実績という点で少し足りないかな。

 もうふた昔も前、日本財団の会長だった曾野綾子と自転車振興会の会長・下重明子が対談で「男どもはどうにもならなくなると女に泣きついてくるのよね」などと語っていたのを思い出す。開催の可否も含めてにっちもさっちもいかなくなった東京五輪、女に泣きついてみましょうか。

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