晴れ時々スターウォッチング

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SUNGRAZING COMET

2010年01月03日 | 彗星
小さな彗星がまもなく太陽に突入するようです。

以下「Spaceweather.com(20010/1/3)」の記事より

「SUNGRAZING COMET ALERT:
NASAのSTEREO-Aによって発見された彗星が、
まもなく太陽のすぐそばを通過します。」

「太陽観測衛星(SOHO)画像には、進行中の素晴らしい眺めがあります。
彗星が太陽に接近するアニメーションはこちら→gif

この小さな氷のかけらは果たして生き残ることができるでしょうか?
このドラマは数時間後に、その結末を見ることになります。

この神風彗星はクロイツ群と呼ばれる太陽をかすめる彗星の仲間です。
それらを研究した19世紀のドイツ人の天文学者にちなんで名付けられました。
約2000年前に太陽をかすめてバラバラになった巨大彗星の破片が今でも
毎日太陽のそばを通過して崩壊しています。それらの大部分は見ることが
できないくらい小さいものなので、SOHOの画面にも写ることはありません。
今回の断片は例外と言えるほど大きなものです。

この彗星は1月2日にオーストラリア人のアマチュア天文家アラン・ワトソンが
2009年12月30日にSTEREO-AのHeliospheric Imagerによって得られたイメージ
から発見しました。」

〈管理人補足説明〉
クロイツ群の彗星がまもなく近日点に到達します。

この彗星が太陽をかすめる様子はSOHOの画面では見ることができませんが、
その後、反対側から彗星が出てくれば「生き残った」ということになります。
しかし、この彗星は太陽の熱で蒸発する運命にあると思われます。

その結末は、記事にもあるように数時間後のSOHO画面で確認することが
できます。SOHO画面にはまもなく外合を迎える金星も写っています。

最新画像(2010年1月3日14時42分・日本時間)はこちら→photo

追記:最新画像(2010年1月3日18時18分・日本時間)→photo
追記:拡大率の大きいLASCO C2の画面に入りました。→photo
追記:LASCO C2(20時30分JST)画像→photo
追記:LASCO C2(20時54分JST)画像→photo
追記:LASCO C2(21時06分JST)画像→photo
追記:LASCO C2(21時30分JST)画像→photo
追記:LASCO C2(21時54分JST)画像→photo
追記:LASCO C2(22時31分JST)画像→photo

追記:彗星が太陽に接近・消滅するアニメーションはこちら→gif

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