6月16日の夕食後、外に出て空を見ると…
晴れてます!しかも抜群の透明度です。
この好天気は朝まで続くのだろうか?
GPV気象予報で見てみると…、ほひょ!朝まで快晴です!
こりゃ~、千載一遇のチャンス到来です。即、遠征準備です。
ねらいは、もちろんマックノート彗星です。今日を逃すと
撮影はたぶん無理でしょう。
撮影場所は、近場の泉岳にしましょう。
C/2009 R1の高度はステラナビによると
01時30分 7°
01時45分 9°
02時00分 10°
02時15分 12°
02時16分(薄明開始)
です。撮影可能時間は01時45分から02時15分までの約30分間でしょう。
高度が低いので、かなり厳しい撮影になります。
0時00分に家を出発、0時30分に撮影場所到着。
どひゃ~、車を降りると満天の星空です。天の川が色濃く見えます。
泉岳でこれほどの星を見るのは初めてかもしれません。光害がない
北天を見るとりゅう座がくっきり見えます。簡単にたどれます。
北斗七星は1等星のように明るく見えます。カシオペヤ座も…、お!
カシオペヤ座の前を火球が流れました。いや~得した気分です。
おっと早速準備です。まずはロケハンです。C/2009 R1が登ってくる方向が
開けている場所がいいのですが、よく分かりません。時間がないので即設営です。
スキー場のゲレンデなので足場が悪く、しかも斜面です。石突きの下に大きな石を
置いて見ましたが不安定です。がまんしましょう。
さて、時間です。双眼鏡で探すと…、ありました! しか~し、
驚くほど小さい彗星です。妄想しすぎたのかもしれません。尾も見えません。
もっとも、まだ高度は7°なので、大気減光のせいかもしれません。
導入に苦労しましたが、こちらがC/2009 R1のファーストショットです。
2010.6.17 1:46:04 SE200N NIKON D50 ISO1600 30sec
露出をかけてみましょう。
2010.6.17 1:48:13 SE200N NIKON D50 ISO1600 60sec
さらに露出をかけましょう。
2010.6.17 1:54:36 SE200N NIKON D50 ISO1600 120sec
尾はさらに伸びているようです。構図を調整してコンポジット用
写真を撮影しましょう。露出時間は120秒です。
3枚コンポジットした写真はこちら…、やや極軸がずれたようです。
2010.6.17 1:57~2:02 SE200N NIKON D50 ISO1600 120sec
けっこう尾が伸びているようです。尾が画角からはみ出しています。
この写真の画角は対角が1.62°なのでイオンテイルは2°近くある
のかもしれません。
こちらは反転した写真
ほんのわずかですがダストテイルが下に伸びているのが分かります。
撮影時間はあっという間に過ぎて時刻は2時15分です。薄明開始時刻ピッタリに
ホトトギスが鳴き始めました。そのほか鳥の声も聞こえます。そろそろ撮影終了です。
最後にダーク補正用の写真を撮りましょう。撮影中、ひまなので空を見ると…、
ほひょ、何かが光りました。閃光衛星? お、また光った!閃光衛星です。
双眼鏡で見ると5~6等級の人工衛星が数秒おきにフラッシュしていました。
さて、ダーク補正用写真撮影も終わりましたので、撤収して帰りましょう。
彗星の尾がもっと立派だったら、6月27日の夕方、西の空で撮影に挑戦
する予定でしたが、よほど大化けしないかぎり西の空での撮影は無理でしょう。
しかし、突発的なバーストの可能性もあるので推移を見守ることにしましょう。
晴れてます!しかも抜群の透明度です。
この好天気は朝まで続くのだろうか?
GPV気象予報で見てみると…、ほひょ!朝まで快晴です!
こりゃ~、千載一遇のチャンス到来です。即、遠征準備です。
ねらいは、もちろんマックノート彗星です。今日を逃すと
撮影はたぶん無理でしょう。
撮影場所は、近場の泉岳にしましょう。
C/2009 R1の高度はステラナビによると
01時30分 7°
01時45分 9°
02時00分 10°
02時15分 12°
02時16分(薄明開始)
です。撮影可能時間は01時45分から02時15分までの約30分間でしょう。
高度が低いので、かなり厳しい撮影になります。
0時00分に家を出発、0時30分に撮影場所到着。
どひゃ~、車を降りると満天の星空です。天の川が色濃く見えます。
泉岳でこれほどの星を見るのは初めてかもしれません。光害がない
北天を見るとりゅう座がくっきり見えます。簡単にたどれます。
北斗七星は1等星のように明るく見えます。カシオペヤ座も…、お!
カシオペヤ座の前を火球が流れました。いや~得した気分です。
おっと早速準備です。まずはロケハンです。C/2009 R1が登ってくる方向が
開けている場所がいいのですが、よく分かりません。時間がないので即設営です。
スキー場のゲレンデなので足場が悪く、しかも斜面です。石突きの下に大きな石を
置いて見ましたが不安定です。がまんしましょう。
さて、時間です。双眼鏡で探すと…、ありました! しか~し、
驚くほど小さい彗星です。妄想しすぎたのかもしれません。尾も見えません。
もっとも、まだ高度は7°なので、大気減光のせいかもしれません。
導入に苦労しましたが、こちらがC/2009 R1のファーストショットです。
2010.6.17 1:46:04 SE200N NIKON D50 ISO1600 30sec
露出をかけてみましょう。
2010.6.17 1:48:13 SE200N NIKON D50 ISO1600 60sec
さらに露出をかけましょう。
2010.6.17 1:54:36 SE200N NIKON D50 ISO1600 120sec
尾はさらに伸びているようです。構図を調整してコンポジット用
写真を撮影しましょう。露出時間は120秒です。
3枚コンポジットした写真はこちら…、やや極軸がずれたようです。
2010.6.17 1:57~2:02 SE200N NIKON D50 ISO1600 120sec
けっこう尾が伸びているようです。尾が画角からはみ出しています。
この写真の画角は対角が1.62°なのでイオンテイルは2°近くある
のかもしれません。
こちらは反転した写真
ほんのわずかですがダストテイルが下に伸びているのが分かります。
撮影時間はあっという間に過ぎて時刻は2時15分です。薄明開始時刻ピッタリに
ホトトギスが鳴き始めました。そのほか鳥の声も聞こえます。そろそろ撮影終了です。
最後にダーク補正用の写真を撮りましょう。撮影中、ひまなので空を見ると…、
ほひょ、何かが光りました。閃光衛星? お、また光った!閃光衛星です。
双眼鏡で見ると5~6等級の人工衛星が数秒おきにフラッシュしていました。
さて、ダーク補正用写真撮影も終わりましたので、撤収して帰りましょう。
彗星の尾がもっと立派だったら、6月27日の夕方、西の空で撮影に挑戦
する予定でしたが、よほど大化けしないかぎり西の空での撮影は無理でしょう。
しかし、突発的なバーストの可能性もあるので推移を見守ることにしましょう。