あそびにいぐべ

次はどごさいぐべ?

’10 SUGO 2DAYS

2010-03-22 23:14:22 | バイク

今朝はうっすら雪化粧でした。

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昼には無くなりましたけど、昨日じゃなくて良かったですね。

ゆうべはパソコンラックに3回ほどヘッドバットして、一人ドリフコントをしながら、

睡魔の限界まで作業し、残りは先ほど完成したのでフォトアルバムにUPしました。

ほとんどが次女の撮影なので使える写真は少ないと思いますが、

900枚あるので1枚くらいは・・・よろしければドゾ。

今回は選手として参加していないので、ずらずらと独り言を言ってみます(いつも独り言か?)

みなさんのブログもチェックさせて頂きますが、コメントは控えさせて頂きます。

ココへの突っ込みは大歓迎ですが

トップライダーの話は他のメディアに任せて、庶民ライダーからいくトコですが、

今回はやはり#19鈴木健二の事から。

DAY1の3周目、中間TCに彼はオンタイムで現れませんでした。

Bクラスと同時位に現れますが、まだTCに入れません。

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(携帯で撮影)

やらかしたようですが、そこからもキチンとオンタイムを守ります。

4周目、普通なら移動を始める観戦ツアー御一行様に囲まれてます。

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(携帯で撮影)

そして、ツアーのお客様の為に、貸切になってしまったXTをこれでもか!って魅せてくれました。

もちろんタイムはDAY1のIAでトップです。

5周目、Bクラスさえ居なくなってホントに一人ぼっち。でも、何も変わずメニューをこなす。

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「リアタイヤのビートが落ちちゃって、ワイヤーまで絡まって、ムースはハミ出すし、

タイヤが外れてはハメてを、6~7回やっちゃいましたよぉ~」って笑顔。

ビートストッパーがフロント用の細い物だったそうです。

「整備不良じゃ自己責任ですね

「その通りです

と、談笑してくれ誰にでも笑顔で答えてくれます。

そしてテスト開始。観客はうちの母ちゃんと次女と怪しいこの親子

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それにスタッフだけでしたが、やはり魅せてくれます。

一緒にタイムチェックをしていたオニイチャンが、「近くで見てきていいすか」

って事で、オンタイムはとっくに過ぎているし、

「あと来るのは遅着の選手だから一度に溜まる事ないし見て来な」って。

でも、ちゃんと仕事してきました→「ken2.3GP」をダウンロード

赤外線で俺の携帯に保存してもらいましたが、

引きの動画はこのエリアで一緒にスタッフしてた逆光さんトコをご覧下さい。

そして、DAY1最後のXTのスタートフラッグは俺が振りました。

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もちろん全開!

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つうか、チャンバーもこんなんなってました。

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残念ながらDAY1は34分のペナルティで最下位になってしまいました。

でも、もちろん最後まで走り抜きました。全開で。

DAY1終了後、「アルヨ」のおじさん登場したようです。

ファイナルクロスは転倒があったのにも関わらず、9秒差で2位でしたが、

DAY2はキッチリトップを獲りました。

このファイナルクロスですが、カントクの方が余裕がある様に見えました。

リズムセクションか最後の下りから左コーナーでインを刺すと思ったし、

この二人がチェッカー受けたら旗振りしなくちゃと、俺は一部始終をしっかり見てました。

リズムセクションでは抜けず(抜かず?)下り始めるその前に・・・

ヤバイ、明らかにコスとのスピードが違う・・・

俺の目に映った宙を舞うバイクは青でした。マジかよ・・・

しかし、スグに復帰してチェッカーを受け、そのままコースアウトして速攻コスのもとへ。

太田兄弟もすげ~勢いで飛んできます。

しかし、あの勢いでも回避するのはサスがです。

俺もスグに行きたいけど任務があるし、早くみんなチェッカー受けてくれないかな・・・

と、そわそわして、「コスが起きないです!」って中嶋さんに叫ぶのが精一杯でした。

救急車が入り、俺が駆けつけた時にはヘルメット取ってました。

そこにはエリちゃんが居たので、ひとまず安心しましたが、

どうやって担架に乗せる?って周りの人に言われたから、

無理に担がないで、足・腕・首をみんなで抑えて固定したまま横に向け、

担架を身体の下に入れ、そのままそっと寝かせました。見よう見まねでしたが、

後で救急隊が来た時にまったく同じ方法だったのでホットしました。

その場でも、救護室でもカントクはずっとそばにいました。

自分だってコスのハンドルが胸にぶつかって、左腕をはらわれて吹っ飛んでるんです。

さらに、ファイナルクロス前にガード類を外したので、肋骨逝っててもおかしくないはず。

なのに「大丈夫っす、大丈夫っす」てしか言いません。

俺は「自分の事も大事なんだから病院に行ってね」って言うのが精一杯でした。

でも今は、コスが異常無かった様に、カントクも異常無いと思います。

やっぱりトップライダーってのは、強靭な肉体を持っているんだと思いました。

もし俺があそこに絡んでいたら、間違いなく入院しているでしょう。

そして、お互いを尊敬しあう彼等は、「カツ丼食ったら元気になったがやぁ、カントクはどうよ」

「僕すかぁ、ちょっと蚊に刺されたアトみたいなのがあるぐらいで平気っすよ」

なんて話たんじゃないかと思います。

コスが倒れているのに、スグ復帰してチェッカーを受けた鈴木健二をあなたはどう思いますか?

もし、そのままピットに戻ってしまうような奴なら、ちょっとガッカリしたでしょう。

しかし、復帰してチェッカーを受けるまでより、チェッカーを受けてからコスのトコに行くまでの

方が速かったんじゃないかと俺は感じました。

やっぱカッコイイよカントク。って俺は思います。

「コスさんが心配で、チェカー受けませんでした」なんて言ったら、

「ああぁ?ふざげんなごぉらぁ」ってコスも言ったんじゃないかな?

レース中の出来事です。どんな事があってもチェッカーを受ける。

走りも、身体も、心も、笑顔も、酒飲みも?

まさにWIDE OPENだと思いました。

「今年は全戦参戦しないんですか?」

「ちょっと難しいですね、バイクもコレ(YZ250ナンバー無し)しか無いし」

でもね、俺はまた日本代表としてISDEに行く日がくると信じてます。

・・・つづく