20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

ベルギーGP-決勝

2022-08-29 20:25:59 | F1レース
ベルギーのスパ・フランコルシャンで28日、F1第14戦ベルギーGPの決勝レースが行われ、14番グリッドからスタートしたフェルスタッペン(レッドブル)が大逆転で優勝を飾った。



夏休みを挟んで、4週間ぶりにF1グランプリが開催された。夏休みとは言え、その各チームともマシンの改良を施し、休み明けのベルギーGPはシーズン終盤に向けた新しい勢力図が見えてくるレースとして毎年注目される。

27日に行われた公式予選ではフェルスタッペン(レッドブル)がトップタイム、2番手はサインツ(フェラーリ)。以下ペレス(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)と続いたが、フェルスタッペンとルクレールはパワーユニット交換のペナルティでグリッド降格となり、サインツがポールポジションからスタートすることになった。2番グリッドはペレス。そして3番グリッドにスタートが得意なアロンソ(アルピーヌ)。4番グリッドにハミルトン(メルセデス)が並ぶ。フェルスタッペンは14番グリッド、ルクレールは15番グリッドで、タイトルを争う2人が中段グリッドからスタートすることになった。

決勝レースは44周。サインツはスタートでうまくトップを守ったが、やはりアロンソがロケットスタートを決めてペレスの前に出た。ペレスは一瞬行き場を失い、ハミルトンとラッセル(メルセデス)にも先行され5位に転落。しかしハミルトンがアロンソを抜く際に接触し、その混乱からペレスは2位の座を奪い返した。

アロンソは4位にダウン。ハミルトンは接触の影響でリタイヤとなった。

2周目にもアクシデントが発生しマシンがストップ。これでセフティーカーが導入された。この時点でトップはサインツ、2位はペレス。以下ラッセル、アロンソ、ベッテル(アストンマーチン)、リカルド(マクラーレン)のトップ6。フェルスタッペンとルクレールは8位、9位まで順位を上げたが、ルクレールはトラブルでピットインし、最後尾に後退した。

リスタートは5周目。激しい2位争いとなったが順位は変わらず、その間にフェルスタッペンが一気に前を抜き、8周目には3位まで上がってきた。12周目にトップのサインツがピットイン。それと同時にフェルスタッペンはペレスを抜いて一気にトップに浮上してきた。

ペレスは14周目、フェルスタッペンは15周目にピットイン。上位が1度目のピットインを終えた16周目は、トップがサインツ、その5秒後ろにフェルスタッペン、その直後にペレスという順位になった。しかしフェルスタッペンのペースは速く、一気にサインツに追い付き18周目にトップに浮上。サインツは抵抗することもできず、2位に転落した。

その後ペレスもサインツを抜いて2位に浮上。これでレッドブルの1-2体制が築かれた。ここからフェルスタッペンはペレスより1秒近く速いタイムで周回を重ね独走状態に。2回目のピットインでも順位を落とすことなく、3連勝を飾った。前戦では10番グリッドから優勝を飾っており、2戦連続の大逆転優勝。圧倒的な強さを見せつけるレースとなった。

2位はペレスでレッドブルが1-2フィニッシュを達成。3位はサインツで、ラッセルが4位、ルクレールは最後尾から追い上げ、最終的に5位でフィニッシュした。

角田(アルファタウリ)はペナルティでピットスタートとなったが、序盤7位まで順位を上げてきた。しかし2度のタイヤ交換で最終的に13位フィニッシュだったが、途中誰よりも速く走り、3つに分けられたセクターの内、セクター1ではレース中を通じて誰よりも速いタイムを記録する活躍をみせた。

次戦は9月2日から4日の日程で、フェルスタッペンの母国GPとなるF1第15戦オランダGPがザントフォールト・サーキットを舞台に開催される。



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ハンガリーGP-決勝

2022-08-01 20:10:00 | F1レース
ブタペスト郊外のハンガロリンクで31日、F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースが行われ、予選時のトラブルで10番グリッドからスタートしたフェルスタッペン(レッドブル)が大逆転優勝を飾った。



30日に行われた公式予選ではラッセル(メルセデス)が73戦目にして初のポールポジションを獲得。2番手にサインツ(フェラーリ)、3番手にルクレール(フェラーリ)、4番手にハミルトン(メルセデス)と続いた。ランキングトップのフェルスタッペン(レッドブル)は予選Q3でパワーユニットに不調をきたし、最下位の10番手に終わった。

決勝レースは70周。スタートでラッセルはトップを守り、レース序盤はラッセル、サインツ、ルクレール、ハミルトンの順でレースが進んだ。17周目にトップのラッセルがピットイン。このタイミングで5位まで上がっていたフェルスタッペンもピットインしてきた。ともにタイヤをソフトからミディアムに交換。早目のタイヤ交換で後半戦を有利に戦う作戦だ。

上位のタイヤ交換が完了した24周目、ラッセルはトップに返り咲き、ルクレールがそれに続いていた。3位はサインツで、フェルスタッペンが4位、ハミルトンが5位。そのうちルクレール、サインツ、ハミルトンはタイヤをミディアムからミディアムに換えていたが、レース中に2種類以上のタイヤを使う必要があるため、もう1回ピットインすることが確定していた。

27周目、ペースが早いルクレールはトップのラッセルまで1秒以内の差に入れてきた。そして31周目、ルクレールがついにトップに浮上。そこから一気に後続を引き離して独走体制に入った。

2度目のタイヤ交換は、フェルスタッペンが38周目、ルクレールとラッセルが39周目、5位に上がってきていたペレス(レッドブル)が42周目、トップに立っていたサインツが47周目、そして上位勢最後となったハミルトンは51周目にピットインした。選んだタイヤは、遅目のピットインを選んだサインツとハミルトンはソフトタイヤ、ほかはミディアムタイヤ。この差がこのあとのレース展開に大きな影響を与えることとなった。

2位ルクレールと3位ラッセルはタイヤ的には同じ状況だったが、ルクレールはペースが上がらない。その結果ラッセルが54周目に2位に上がってきた。ルクレールはたまらず54周目に3回目のピットインを行いソフトタイヤに変更。6位から挽回を狙った。

この時点でトップはフェルスタッペン。その8秒後方にラッセル、さらに2秒後方にサインツ、そこから7秒ずつ差が空いてハミルトン、ペレス、ルクレールと続いていた。ソフトタイヤを履くハミルトンは3位のサインツより1秒以上速く、あっという間にその差は詰まってきた。そして63周目、ハミルトンはついにサインツを捉えて3位に浮上。さらにはラッセルにも襲いかかり、65周目には2位に上がってきた。しかしこの時点でトップのフェルスタッペンとは10秒以上離れており、残り5周での逆転優勝は難しい状況だった。

フェルスタッペンは幾度ものオーバーテイクとピット戦略のアドバンテージで、10番グリッドからの大逆転で優勝。今季8度目となる勝利を上げた。ハミルトンは前戦に引き続き2位。ラッセルも前戦に引き続き3位でフィニッシュし、メルセデスが連続ダブル表彰台を獲得した。4位はサインツ、5位はペレス、タイヤに苦労したルクレールが6位でチェッカーを受けた。

角田(アルファタウリ)は16番グリッドからスタートし序盤は14位前後を走行していたが、13周目のタイヤ交換直後にスピン。すぐにレースに復帰したものの、その後はペースが上がらず19位でフィニッシュした。

F1はこれで一旦夏休みに入り、第15戦は8月26日から28日の日程で、スパ・フランコルシャンを舞台としたベルギーGPが開催される。






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