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脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

打倒アディダス、ナイキの新興勢力アドラー!

2007年12月06日 | 脚で語るサッカーギア


 いつの間にやら出ていたアディダスプレデターシリーズの最新版、その名もパワースワーブ。これまでのプレデターファンにも絶対賛否両論の声が上がるだろう。それほどデザインとしては手詰まり感の否めない新作となってしまった。
 もちろんハイテク機能の集合体というのは誰が見ても明らかで、これを履いたら確かにキックの精度が上がりそうだとか、少し上達した気分になるかもしれない。しかしながら、フットボーラーなら本当に気に入った自分だけの揺るぎない1足を貫くのが美学という人も多いだろう。特にプーマのパラメヒコなんかを愛用しているプレーヤーは特にだ。古き良き名品はいつの時代でも愛されるもの。

 最近、昔より目立って顕著なのは“プロのプレーヤーがこれを履いているから”といった宣伝の手法でどこのスポーツメーカーも最新テクノロジーを搭載したシグネチャーモデルにとても力を入れて販売・広告を繰り返している。アディダスならこのプレーヤー、ナイキならこのプレーヤーといった具合に各メーカー共にすっかりシンボルとなる広告塔が存在する。以前にも詳しくこのブログで書いたのだが、市場はすっかりこの二大ブランドの独壇場といってもいい。

 そこで出てきて欲しいのはかつてのドゥンガみたいに「え!?この人がこんなの履いているの!?」なんていう希少ブランドの復活だ。そう最近アパレルのみで復活を期したヤスダなどがいい例である。
 ヤスダまでコアなブランドまでかずともアシックスあたりにはもっと広告塔に力を入れて欲しいものだ。かつてはファン・セバスチャン・ヴェロンとアーロン・ヴィンターが広告塔としてアシックスの名を世界に広めた。カルチョではユニフォームをはじめその存在は決して珍しくないが、それ以外の欧州リーグではあまりアシックスはアパレル、シューズ共に活躍の場を見ることはほぼ皆無だ。

 このアディダス、ナイキの二大勢力に太刀打ちできるブランドの出現はいつになるか。対抗馬はプーマ、アンブロあたりだが、もっと新興勢力の台頭がサッカーギア業界を面白くして欲しいなんてコアなマニアは願っているはず。老舗のアドラーなんかもサッカーダイジェストのサッカーギアカタログに掲載するなら、そろそろシグネチャーモデルを出してもらいたいものだ。できれば日本代表クラスの選手で。中盤のテクニシャンな選手なんか絶対似合うと思うのだが・・・

 なんて筆者がアドラーを推すのは、何を隠そう地元奈良が生み出した名スパイクブランドだから。結構老舗なのだが、いつの間にかホームページもリニューアルされてて秀逸。一度サッカーギアマニアはご覧あれ。
http://www.adler.co.jp/

 奈良にプロクラブができた暁には是非アドラーにサプライしてもらおう!


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (おやじ)
2007-12-07 13:43:40
恥ずかしながら三男坊に買ってしまいました。
アブソリュートのラストカラーは次男坊に・・・
私はファルカスとブラカラのトレシュー。

なんかミーハーですいませんm(__)m

みんなからはアディダスファミリーと呼ばれてます。

『ヤスダ』!!
懐かしいです、高校時代のトレシュー(当時はアップシューズと呼んでいました。)はずっとヤスダでした。

アディダスやナイキ等のサプライヤーがスポーツの華やかな部分を担っていると考えれば、ひとつの文化なのかも知れませんね。

私のようなミーハーはニューモデルが出るたびにどきどきして、「買わなくてわっ!」と言う強迫観念にさらされます。
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Unknown ()
2007-12-07 17:23:31
>おやじさん
こんなヌルい記事に真剣なコメントありがとうございます。

アディダスとナイキは私も好きですよ。フットサル時はムンディアルチームを愛用してます。

ただ最新ハイテクシューズが湯水のようにポンポン発売される中でアディダス、ナイキ、プーマがそれ以外のブランドにかなりの格差をつけてるなと。もっと個性的なブランドも頑張ってほしいものです。

懐かしいブランドが復活して欲しいものです。クロノス、ウ゛ァルスポルト…
懐かしいですね。
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