脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

纏いも新たに -09/10欧州クラブ新ユニフォーム-

2009年06月06日 | 脚で語るサッカーギア
 欧州リーグも08/09シーズンに終止符。早くも人事異動に様々な情報が飛び交う中、主力クラブの新ユニフォームが徐々にお披露目されている。サッカーギアファンは要注目!

   
 まずは、NIKE社とは蜜月の関係でもあるバルセロナ。先月欧州王者に輝き、リーガに国王杯を制した最強チームが渾身のモデルチェンジ。昨年のモデルが2色のトーン構成のデザインだっただけに従来の縦縞が新鮮。カラーも鮮やかになり、ここ数年では秀逸なデザインに進化。

   
 アウェイモデルもご覧の通り。ハイトーンの蛍光オレンジに大胆チェンジ。昨年までは蛍光色に近いイエローだったため、こちらも目に堪える輝かしいデザイン。

 噂ではイブラヒモビッチをエトーと引き替えに獲得画策中というバルセロナ。現状のチームに彼が入ることになればまさに鬼に金棒。

   
 そのバルセロナに今季は敵わなかったレアル・マドリーもお馴染みadidasでニューモデルにチェンジ。大変シンプルでレアル・マドリーらしいデザイン。ゴールドのラインが加わり一際目立っている。

   
 2ndモデルもキープコンセプト。肩の3本ラインがサックスブルーに。

 5シーズンに渡ってビジャレアルを率いたチリ出身の名将ペジェグリーニを新監督に迎えたレアル・マドリー。既定路線の新会長にはペレスが返り咲き、バルダーノがGM、ジダンがテクニカル・アドバイザーでチームに復帰。注目は移籍加入が濃厚といわれるカカ。未だにロナウドの獲得にも固執している様子のペレスは、リベリの獲得にも動くと言及した様子。ファン・デルファールトやスナイデル、メッツェルダーあたりが人事整理され“銀河系軍団”の再現がなされるのだろうか。

   
 昨季のCL決勝でモデルチェンジしたチェルシーも来季から新ユニフォームに。adidasのニューコンセプトを踏襲した新デザインはブルー一色ながら、首もとからのラインがアクセント。あまり冒険せずキープコンセプトを貫く改変。

 アンチェロッティを新監督に迎え、来季こそ欧州王座を獲得すべく息荒いであろうブルーズ。抱える選手層はほぼ万全だけに注目はDF陣の層のアップとチェフの後継となる守護神の確保か。モウリーニョリンクで薫陶を受けた数選手の移籍が依然取り沙汰されるが、個人的には現状戦力でアンチェロッティ采配を見てみたい。

   
 プレミアではリバプールの2ndモデルもリニューアル。

 大きな動きがなさそうなリバプールは、ドッセーナや今季で契約が切れるヒーピアなどDF陣の数人の去就が微妙。キーンを早々に売り戻すなど戦略は完璧でなかった今季の借りを返すべく、来季はスタートから勢いに乗りたいところ。

   
 セリエAではACミランもモデルチェンジ。ここ数シーズンでは一番スタイリッシュなロッソネロスタイルに。襟が白という点もポイント。

   
   
 キープコンセプトの2nd及び3rdモデル。来季こそは縁起の良い2ndモデル以外でタイトルを獲りたいところ。

 レオナルドが新監督に就任したミラン。カカのレアル・マドリー移籍が濃厚の中、3位に終わった今季の建て直しがどう進むか注目。クラブの象徴であるマルディーニが引退したが、インザーギがセリエA通算300ゴールを記録するなど改めて存在感の大きさを感じさせている。

   
 ブンデスリーガではバイエルン・ミュンヘンもモデルチェンジ。もちろん鉄板のadidasサプライ。

 クリンスマンがリーグ終盤で解任され、来季はファン・ハール体制になった名門バイエルン。暫定指揮官のハインケスも十分素晴らしい過去の実績だったが、彼自身の諸事情でファン・ハールに望みをかける。リベリの残留は必須課題。昨季の名門復活を感じさせるオーラも影を潜めたバイエルン。百戦錬磨の名将とともにリスタートだ。

   
 コンフェデレーションズカップに臨むイタリア代表もニューモデルが登場。サックスブルーに落ち着いたシンプルなデザイン。飾りっ気のない歴代アズーリのユニフォームの中でもインパクトの強い色合いになっている。

   
 “シンプルイズベスト”といわんばかりのイングランド代表モデルも新作が4月に発表された。どう見ても遠目からはポロシャツにしか見えないが、UMBROがお届けするニュープロダクト。欧州予選でグループ6の首位を走る代表チームは6日にカザフスタンと対戦。


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