脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

2009秋冬サッカーギア酔夢譚 -その他メーカー-

2009年08月28日 | 脚で語るサッカーギア
 今週はいろいろなトピックスがあったサッカー界。何よりも衝撃が大きかったのはG大阪・レアンドロの移籍、そして新潟からペドロ・ジュニオールの獲得という一連の流れ。如実にビジネスとしての側面を物語るプロサッカー界の出来事だった。では数日前のエントリーの続きとして、中東へ行ったレアンドロも愛したPUMAの最新ラインアップからチェック。

 
 不朽の名作、パラメヒコのニューカラー。
 秋冬カラーは白地にムードインディゴのライン。
 ダイレクトインジェクションソールが伝統を感じさせる。

 
 同カラーでパラメヒコGCIも同時リリース。
 GCIソールがラインと同じカラーになっている。

 やはり定番のパラメヒコはいつ見ても飽きないデザイン。昨今では白地のアッパーが完全に定着してしまったが、やはり黒×白のスタンダードカラーが最も品格を感じさせる。発売は1985年。既に25年目に突入したこのモデルも来年あたりに記念モデルが出そうな予感がする。

 
 こちらも硬派なデルムンドGCIの秋冬カラー。
 ゴールドのラインとソールを纏い堂々の出で立ち。

 
 デルムンドのHGバージョンはグリーンが新色で登場。
 25本のスタッドが人工芝でのプレーをも可能にする。

 
 「キング」シリーズの系譜を受け継ぐ「リーガXLJ」。
 アッパーのステッチが非常に少ないのが最近の特徴。
 程良いクラシック感を味わいたいのならこれ。

 クラシックな基本コンセプトを大事にするPUMAは、見慣れたデザインを徐々にイノベーションしていくのが巧い。質実剛健とはPUMAのためにある言葉かもしれない。

 
 ミズノはネオグラードウェーブ4を投入。
 ウェーブシリーズが看板となったミズノ。質で勝負だ。

 おそらく日本人に適したワイドラストの採用だけならず、デザインだけでない造り込みの妙などを考えれば、ミズノのサッカーギアは非常に値打ちがある。また、多くの廉価版を揃えているあたりも強い。さすが日本屈指のスポーツメーカーだ。

 
 英国からの刺客・UMBROのニューモデル「スペシアーリHG」。
 先に出た「ENG HG」の量販モデル。
 原点回帰に努めたデザインでUMBROの名作がここに復活。

 ここ数年、デザインで迷走していた感があったUMBRO。ハイテク路線を貫いていたが、ここに来て旗艦モデルでもある往年の名作「スペシアーリ」をブラッシュアップさせた。ハイテク路線ではadidasとNIKEの天下だけに、今後も独自路線でこういった原点回帰の試みが様々なメーカーから見られるのではないだろうか。


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