Jリーグヤマザキナビスコカップは予選リーグ第2節を迎え、日産スタジアムではAグループの横浜FMと浦和が対戦。ポンテのPKで先取点を得た浦和が1-0で横浜FMを振り切り勝利した。
前半から試合を支配したのはホームの横浜FM。右サイドの清水と左サイドの田中の両サイドハーフが頻繁にサイドチェンジを繰り返して浦和ゴールに迫った。しかし、なかなか浦和の堅守を崩せない横浜FMは、40分に浦和・原口がPA内に飛び出したところをGK榎本がファウルで止めてしまいPKの判定。このPKをポンテが難なく決めると、後半には横浜FMが2トップを2人とも交代するなど反撃に出る。チャンスを決めることができなかった横浜FMは浦和の前に力及ばず。最後まで1点が遠かった。
まだ高校生の原口が浦和の前線で躍動 決勝点のPKも奪取
ルーキーの山田直 生まれ変わるフィンケ体制の象徴
横浜FMは、兵藤や田中、そして終了間際には松田も攻撃参加して浦和ゴールに迫ったが、決定的な形で彼らの守備を打ち崩せなかった。後半の途中からは、この日3バックの一角を務めた長身DFキムクナンを前線に。しかし、万策尽きたか木村F・マリノス。2トップを入れ替える荒療治も結果には繋がらなかった。
中澤がいなくても俺がいると言わんばかりに松田が体を張る
小椋は攻守の起点に効いていたが・・・
40分に榎本が原口にたまらずファウル
劣勢だった浦和は、このPKをポンテが決めてリードを得る
大勢のサポーターが横浜に詰めかけた浦和は、17歳の原口がポンテの決勝点となったPKを呼び寄せるなど攻撃面で大活躍。ボールに絡む回数も多く、フィンケ新監督の期待を窺わせた。また、左MFの山田直も随所にルーキーらしからぬ良い動きを見せ、守備から切り替わる際に浦和の攻撃を牽引した。守備面では、後半に横浜FMの怒涛の攻撃をGK山岸が再三にわたってファインセーブ。都築に劣らぬ存在感をアピールした。
高原は数少ないチャンスを決められず
機を見て阿部が攻撃参加 持ち前の守備でも勝利に貢献
横浜FMの司令塔・狩野 前線にチャンスボールを供給するも報われず
予選リーグ1節では共に勝利のなかった両チームだったが、この試合ではチームコンセプトの明暗が出たか。はたまた抱える選手質の差か。数少ないチャンスをものにし、しっかり守り勝った浦和。若き将来の旗手2人が躍動したチームからは、昨季リーグ最終節の同カードでの1-6という惨敗劇はリセットされているようだった。
対して、ナビスコ、リーグ共に未だ勝利に恵まれていない横浜FM。まだ戦いは始まったばかりだが、早くも正念場が訪れているのかもしれない。
後半終盤に追い上げた横浜FM 1点が遠かった
開幕ゴールを決めたルーキー渡邊 果敢にシュートを狙っていった
リーグ含めて未だ未勝利の横浜FM トンネルからいつ抜け出せるか
前半から試合を支配したのはホームの横浜FM。右サイドの清水と左サイドの田中の両サイドハーフが頻繁にサイドチェンジを繰り返して浦和ゴールに迫った。しかし、なかなか浦和の堅守を崩せない横浜FMは、40分に浦和・原口がPA内に飛び出したところをGK榎本がファウルで止めてしまいPKの判定。このPKをポンテが難なく決めると、後半には横浜FMが2トップを2人とも交代するなど反撃に出る。チャンスを決めることができなかった横浜FMは浦和の前に力及ばず。最後まで1点が遠かった。
まだ高校生の原口が浦和の前線で躍動 決勝点のPKも奪取
ルーキーの山田直 生まれ変わるフィンケ体制の象徴
横浜FMは、兵藤や田中、そして終了間際には松田も攻撃参加して浦和ゴールに迫ったが、決定的な形で彼らの守備を打ち崩せなかった。後半の途中からは、この日3バックの一角を務めた長身DFキムクナンを前線に。しかし、万策尽きたか木村F・マリノス。2トップを入れ替える荒療治も結果には繋がらなかった。
中澤がいなくても俺がいると言わんばかりに松田が体を張る
小椋は攻守の起点に効いていたが・・・
40分に榎本が原口にたまらずファウル
劣勢だった浦和は、このPKをポンテが決めてリードを得る
大勢のサポーターが横浜に詰めかけた浦和は、17歳の原口がポンテの決勝点となったPKを呼び寄せるなど攻撃面で大活躍。ボールに絡む回数も多く、フィンケ新監督の期待を窺わせた。また、左MFの山田直も随所にルーキーらしからぬ良い動きを見せ、守備から切り替わる際に浦和の攻撃を牽引した。守備面では、後半に横浜FMの怒涛の攻撃をGK山岸が再三にわたってファインセーブ。都築に劣らぬ存在感をアピールした。
高原は数少ないチャンスを決められず
機を見て阿部が攻撃参加 持ち前の守備でも勝利に貢献
横浜FMの司令塔・狩野 前線にチャンスボールを供給するも報われず
予選リーグ1節では共に勝利のなかった両チームだったが、この試合ではチームコンセプトの明暗が出たか。はたまた抱える選手質の差か。数少ないチャンスをものにし、しっかり守り勝った浦和。若き将来の旗手2人が躍動したチームからは、昨季リーグ最終節の同カードでの1-6という惨敗劇はリセットされているようだった。
対して、ナビスコ、リーグ共に未だ勝利に恵まれていない横浜FM。まだ戦いは始まったばかりだが、早くも正念場が訪れているのかもしれない。
後半終盤に追い上げた横浜FM 1点が遠かった
開幕ゴールを決めたルーキー渡邊 果敢にシュートを狙っていった
リーグ含めて未だ未勝利の横浜FM トンネルからいつ抜け出せるか