Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

『せんぱいクラブ』にみるニッポン文化

2014-03-06 23:00:24 | コラム

外国人が作った萌えアニメ「Senpai Club」の第2弾公開(ITmediaの記事より)

近頃スウェーデン製脱力系萌えアニメ『せんぱいクラブ』に夢中です。

(画像クリックで本家のyoutube動画に飛びます)

このアニメ、外国人の持つ日本の(アニメ)文化への愛とカルチャー・ギャップを楽しんでる感じがばしばし伝わってきます。

例えば、題名の『せんぱいクラブ』からしてそうです。
「先輩」という年上に敬意を表す言葉は欧米にはなく、海外でよく話題に上る日本語のひとつ。
よくアニメや漫画のテーマになる学校の部活動も日本独特なところがあります。

劇中でも主人公・ど面罪木ちゃんの血液型を紹介したり、家のドアが観音開きだったり…
特にPART1中盤で流れるOPに彼らのセンスが惜しみなく発揮されてます。

日本人がなにかとしたがるピース・サイン。

(個人的には正面左の百合っ娘の活躍に期待)

『LIGHT CHOCOLATE LIFE LOVE』
耳障りの良い英単語を並べたりするのもJ-POPは大好き。


歌ってる人の「L」の発音がやたらと巻き舌なのは日本人が「L」と「R」の発音ができないところを真似てます。
締めの『クラブ』の『ブ』に妙に力が入っているのも、何にでも母音をつけて発音してしまう日本語の特徴そのままです。 

曲自体も小気味良い転調がキッチュな作品にあっている名作です。


で、最後に提供『MAKEBABI.ES』の文字が。
メーリークリスマスとオムライスもわけわかめですが、英語では「make a baby」という表現はあまりしないと思います。
これはあえて「子どもを作る」という日本語表現の直訳調にしたのかもしれません。
日本人の僕でも「新しい命を育む」ことを「作る」と直接的に表現するのには変に感じるくらいですし。

で、実のところこのアニメを作っている人達はかなり日本文化に詳しそうです。
かといって変に洗練させる気もないところが作品の魅力につながっています。

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※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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1 コメント

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