2008年頃の御茶ノ水駅。奥の聖橋の右手にはまだ日立製作所の白い本社ビルがありますが、5年後にソラシティに建て替わりました。
神田川の土手の上に張り付くような狭い駅。狭いホームからふたつの改札口のアクセスはすべて階段で、都内のJRの中でも最もバリアフリー化の遅れた駅の一つでした。
見ての通り何か設備を追加しようにもその場所がないんです。
そしてこれが今週2017年9月の御茶ノ水駅。絶賛工事中。川の中に足場を作って護岸の補強をしながら駅の上に人口の地盤を作ろうとしています。
同時に聖橋の補強工事も行われていて、今はあのアーチ橋は白いパネルに囲まれて見えません。
そしてこちらが2020年。完成予想図。なんの面白味もない駅舎ですが、川に向かって全面ガラス張りのように見えます。きっと対岸の緑がきれいでしょう。
ちょっと面白いなと思ったのは、完成予想図で見ると新しい駅舎はちょうど中央のレモン(茶色い画材屋さんのビル)の手前で二層から一層になるんですね。
なのでお茶の水橋から見た風景からもレモンのビルは抹消されない予定です。ちょっとうれしいですね。さだまさしも安心することでしょう。
でも今、橋の上から川に向かって齧りかけの果物を投げ捨てたりして、それを写真に撮られたら、twitter炎上間違いなしですね。