30日の読売新聞夕刊に久しぶりに建設地を空撮した写真が載っていました。すり鉢型の観覧席が形に成りつつあることに驚いた人も多いのではないでしょうか。
ちなみにこの空撮が行われていた頃、私はいつもの東京体育館のテラスにいました。そして飛んでいる読売新聞のヘリコプターをこちらからも逆に撮影していたのでした。
どうすか。ヘリがバタバタうるさいなあと思いながら狙ってみました。
・・・しかし、ここまで書いたところで新聞の写真をもう一度眺めていたらちょっと違和感が。
写真だと左上にある赤い建物が神宮のスケート場です。ということは写真の左上が北になるんです。建設地の中央にある白い建物の影が西に出ている。ということは太陽は東。
私が写真を撮っていたのは夕方に近い午後4時くらい。テラスは写真の左側にあってその時太陽は背中にありました。・・・・・ってことはこの時のヘリが撮った写真ではない。
ということで、一瞬おおっと思いましたがその後冷静に解析してそうじゃないということが分かりました。嘘書かなくて良かったです。
それにしても本当にずいぶんな急ピッチで工事が進むものです。整地していた頃は半年くらい何も変化がない時もあったのに、上物に入ったらこのピッチ。
白い列はスタンドの階段でしょうけどかなり急な角度です。
新聞記事によると明日がオリンピック開幕式の1,000日前なんだそうです。
今はまだこんな感じでのどかに眺めていますが、もっと形になってきたら本当にこの場所に人がわらわら集まりそうです。
地上で見ても建造物が敷地の端まで迫って来ていることが分かります。旧競技場の時はこちら側は競技場との間に幅50mくらいの公園がありましたから。
その分が丸々建物の大きさの差だとすると、新競技場がどれほどでかいのかってことですね。
どこまで合っているかは分かりませんが敷地間際まで来てるってことは旧競技場の写真で言うとこういう感じではないかと思っています。
敷地で言うと北の外れにある都営大江戸線の国立競技場駅の出口。この風景もこの先がらっとかわるんだろうと思って1枚貼っておきます。