景色

とおりすぎていく日々のなか
景色のなにかが
わたしに触れる

良い年をお迎えください

2017-12-19 | weblog

一年の最後の月という実感はもてなくても
いつもの郵便ポストの受け口に<年賀状>という
赤いシールを見るといやでも年の暮れを思う
そして暮れのあいさつの詞かけが始まる

今年は最後の詞かけになるのかもしれないという人たち
ワタシの最大のストレスであった人たちとの別れが近い
ひっそり万歳三唱している

そ、ワタシは嫌いだったんよ、アンタたちが
と言いたい人たちともお別れだ、まもなく

あぁ~なんといふ解放感

心をこめて挨拶をしよう




来たる年は

2017-12-14 | weblog

2017年が終わろうとしている
平成29年が終わろうとしている

年を経るごとに西暦と和暦が覚えきらんごとなっていく
仕事上に必要なのはいまだに和暦であるが
日常的には西暦に比重がかたむいている
西暦に統一してほしいと切に願う

一年をふり返るときではあるが
一年一年の時の流れはスピードアップしてばかりだ
さまざまなことがあり、時が流れたが
時の流れが実感できなくなったのは
やはり親が亡くなった時からだろう

ふた親があいついで亡くなり
法事が日常のスケジュールとなり
悲しさよりも雑務に追われ終われ
先月、母の七回忌が終わったことで
父の七回忌までやっとやっとゆっくりできると
なんとも親不孝な思いで安堵しているありさまだ

クリスマスや正月もなんの感慨もよびおこさなくなった
夜の街を彩るイルミネーション
帰宅時のバスの車窓からの眺めにしみじみした日も遠い
遠い昔のようだ

なにをそんなにアンニュイモードにひたっているだろうかと
つっこんでみるが
そういうお年頃なのだろう
きっと