景色

とおりすぎていく日々のなか
景色のなにかが
わたしに触れる

なんじゃもんじゃ

2012-04-27 | weblog


街路樹の新緑がまぶしく風にゆれる
なんじゃもんじゃの花が咲くころだろうと
秘密の場所に行ってみた
白い花が風にゆれていた

いよいよゴールデンウィークが始まる
あちこちひどい渋滞だったし
どこのATMも長蛇の列だと聞いた

関係ないもんね
休みなんか関係ないもんね
いつでんセブン銀行でおろせるから
行列に並ぶこともないもんね

ワタシは毎度の介護帰省だ
またゴミの山と格闘し
ホコリのカタマリをみつけるだろう
喘息でも発症したろか、あてつけに
と思っても咳もでない

ただおもしろいのは
実家にいるとでっかいハナクソがとれるということ
そしてそのハナクソが黒いということ
これがイチバン大きな笑いのネタだ
自虐ネタでもなんでもいい
嘆いてもどうにもならないことは
もう笑うしかないのだ


実事

2012-04-23 | weblog

この年になってやっと源氏物語54帖を読み終え
続いて
<光る源氏の物語>を読み、改めて目からウロコの感動?
やはり与謝野・源氏物語では物足らなくなり

  私たちは、千年前の世界とこうしてつながっているのです

ドナルド・キーン氏の言葉に惹かれて買い求めたものの
巻一で挫折していた潤一郎訳・源氏物語を読み始めた

するする読み進んでいる
オモシロイッタラナイ!
全体像を知った上で読み直すとよくわかる
なによりも
<実事あり>と知った上で読むと言葉の奥深さがよりいっそうわかる

そして
多分
今の年齢だからこそ
源氏物語を面白く読むことができるのだとおもふ

光る君を
時にはバッカジャナイノと突き放し
時にはようくわかるよと寄りそったり
年を取るっていうことは顔のしわもふえるけれど
脳のシワもふえるな



鶯啼山客猶眠

2012-04-21 | weblog

朝から生暖かい風が強く吹きまくっていた
空気がヒンヤリしてくると雨が近い
夕方から雨になった
今夜は一晩中春の嵐の予報だ

仕事の締め切り日が生活の軸になっているが
20日〆という制度に変わってから
カレンダーとのギャップがいまだに埋まらない
区切りがつきにくくてダラダラと過ごしている

朝は必ず布団の上でストレッチをしてから起きるようにしているが
ストレッチのあとに体温をはかってみると
35℃あったからヨシとしよう
ついでにワタシのマイツボにはまったオモチャで
酸素飽和度なんぞも計ってみる
98 問題ナシ
病人でもないのに時々計って遊ぶのが好きだ

この冬は新しいウォーキングコースを開拓した
それはとりぱんにはまり鳥の観察が
マイブームになったからだ
溜め池や川くだりをくりかえし
水鳥マップなんぞもつくってみた

櫻が終わるころ、渡り鳥たちはいなくなった
留鳥のカイツブリの鳴き声だけがけたたましく響きわたり
初めてバンの鳴き声も聴いた
バンの歩いている姿は実に美しい
黒のボディに紅いクチバシそしてなんといっても緑の足!
双眼鏡をのぞきながらとりのなん子女史ではないが
クラクラっとした

桃紅復含宿雨
柳緑更帯春煙
花落家僮未掃
鶯啼山客猶眠

今イチバンのお気に入りだ








つい

2012-04-20 | weblog

クマモンにひかれて
いつも買う牛乳を無視して買ってしまった
クマモンはかわいい

似ている
と毎度勝手なマイ ツボにはまっている

この前までチャン・グンソクと広末涼子だったが
今度は
市川隼人クンとリバー・フェニックスだ
ドラマ放映中の<陽だまりの樹>では時代劇なのに
ちょんまげ姿なのに市原クンをみると
リバー・フェニックスもカツラが似合うやん
と感じ入ってしまう

4月の仕事は終わった
早い
月末からはまた実家に帰省だ
ゴールデンウィークが始まる
どんたくだ
どんたくが終わればもう山笠だ
夏だぞ、もう

月日がたつのが早い
でも実感がともなわない
年のせいなのだろうか

体温が低い
この数日いつ計っても34,8度しかない
今に始まったことではないが
デジタル体温計が壊れていることにしよう
それとも年のせいにしようか
どっちがマシだろう










色々

2012-04-18 | weblog
週明け
バス通りはみごとに八重櫻が満開で
濃いピンク色がどばーっと目にとびこんできた

金曜の帰宅時は遅かったこともあって
櫻の開き具合も気にもしなかった
たった二日見ない間に一気に咲き誇っていた
お見事!
八重櫻だけでなくツツジもサツキもドウダンツツジも
あっちでもこっちでも目に飛びこんできて
季節が急に進んだ気がした
ちゃんと帳尻は合うようにできてるんだ

レンゲ畑
菜の花
キツネノボタン
タンポポ
諸葛菜
さまざまな色が視神経を脳細胞を刺激してくる
脳細胞を活性化してくれるといいんだが



平清盛

2012-04-14 | weblog

日曜の夜はNHK大河ドラマが楽しみ
という王道を貫いているわけではない
くっだらないドラマもあるし

平清盛はキャストが発表になってから
楽しみに待っていた
これほど面白いのに
視聴率が悪いのなんのと週刊誌で叩かれているのが
わからない
どうして?

正直松山クンは周りの俳優人が芝居がうますぎて
まだ下手だなぁとは思うけれど
存在感はたいしたものだと思っている

白河法皇を演じた伊藤四郎には本当ににひれふすのみ
鳥羽院を演じる三上クンの一人舞台をみているような醍醐味
小日向文世のうまさ
玉木クンも文句なし
松雪泰子も彼女しかあるまいという役だ

どなたも演技に熱を感じるなか
阿部クンの演技は風をかんじる
本当にうまいわ

松田翔太クン
おにいちゃんもそうだけれど
カエルの子はカエルなんだとしみじみため息がでる



Rain Over Me

2012-04-12 | weblog



Girl my body don't lie
I'm outta my mind
Let it rain over me
I'm rising so high
Out of my mind
So let it rain over me

Ay ay ay
Let it rain over me
Ay ay ay
Let it rain over me

アイアイア~♪ アイアイア~♪
れっつ いっつ れいん おーヴぁー みー
あいあいあー あいあいあー

目下、一番元気になれる歌だ
Marc Anthony 大好きなワタシはノリノリでくちずさむ
ピットブルとかいうお方はまるで知らないし
映像みていてもワタシの視野には入らない
Marc Anthony のかっこいい姿と
なによりもあののびやかな美しい声

スペイン語なんかまるでわからないのに
初めて彼の歌を聴いたとき涙がこぼれた
 
祈り

あえてスペイン語の歌詞を和訳しようとは思わなかった
祈り、それだけを感じたから





落花時節又逢君

2012-04-06 | weblog

春の大嵐が吹き荒れた
櫻の古木が折れてしまった

城内へと向かう櫻並木の小道を
ブルーシートやテーブルや
つまみやらお菓子をかかえて歩く中洲の美女達
燗付けした酒を入れた魔法瓶を大事に抱え持つワタシ

ハラハラと風に舞う花びら
ケータリングの水炊きを具のひとつ残さず
雑炊の米粒ひとつ残さず食べつくし
酒も呑んだビールも飲んだ
隣の花見の輪は何組も交代したのに
半日以上食べて飲んでしゃべって
さすがに口にできるものが一切ナクナリ
やむなく撤収
SMAPメドレーで櫻並木の小道を帰っていった

並木の中の一番の古木が倒れてしまったとニュースでみたとき
2001年のあの時の花見がまたよみがえり
涙腺がゆるんだ

夢のような花見だった
あの時のことは一生の宝物
櫻並木の美しさは映画のワンシーンのように
映像がいつでも脳裏に浮かび上がる

彼女達と初めて遭ったとき
ランチをした
夕飯にはビビンバを食べた

食べ物の味がしたこと
涙がでるほど笑いころげたこと
決して忘れない





マムシグサ

2012-04-02 | weblog

新年度がスタートした
入社式のニュース、記事ばかりだ
身分は嘱託社員とはいえ毎日出社する仕事ではなく
会社にデスクもない
まして契約更改が12月であることから
新しい年の始まりとともにまた仕事ができるという感慨があり
4月1日への感慨はさっぱりだ

櫻はあっというまに満開だ
昨日は終日冷たい氷のような風が吹き荒れて
寒い寒い花見だったろう

山の木々も新芽どき
そして初めて見たぞー
マムシグサの新芽?を
多分ほとんどの人から嫌われているだろう
マムシグサは
ぞっとするほどマムシの模様に似ていると嫌う人は
マムシの怖さを知っている人だろう

ちょと声をヒソメガチニなるが
マムシグサがすきだ
ただ、マムシグサを見つけることができるのは
葉を広げ始めてからだ
それから観察をし始め、最後の最後まで見届けるのが
例年の楽しみになっている

タケノコの皮模様に似たひょろっとした草をみつけた
いやーうれしいな
お初にお目にかかるマムシグサの幼いお姿だ

湿り気味の山中にひっそりとすっくと立つマムシグサ
今年の山行きの楽しみが増えた