あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

日本共産党大東市議会議員で看護師のあらさき美枝(新崎美枝)が思い、感じる政治のこと

国民健康保険の減免申請 コロナ減免について

2020年06月19日 | 日記
国民健康保険税の納付書が昨日6月18日から被保険者に届いています。

大東市ではコロナ減免と平時から行っている収入減の減免、低所得者減免があります。

それらの受付が始まっています。

密を避けるため、市役所の駐車場にテントをはり、待機はテントで、減免申請の手続きは隣の南館で行われています。


郵送申請50件以上、本日午前中の減免申請は雨の中、約50名が来庁されています。


所得減の減免では減免申請時以前の直近3カ月間の収入で昨年比減の額を算出して所得割が計算し直されて減免が行われます。

しかし、コロナ減免では、1月~現在(6月)までの実収入+7月~12月までの見込みの収入を書かせて昨年より30%減になっているかどうかが審査されます。


例えばAさんの場合、通常のシフト通り働けば毎月12万円程の収入がある。(昨年144万円)

しかし、今回は1月ゼロ、2月7万円、3月12万円、4月12万円、5月9万円、6月8万円であった。(特殊なケースで1月~2月の減は会社の倒産による影響、5月6月の減収はコロナ影響によるもの。収入金額の詳細端数は切り捨てています)

この、6か月間だけで見れば、昨年6か月で72万円の収入から今年は48万円になっており、約33%減である

しかし、残り半年を毎月満額の見込み額12万円を算定すれば、1年間で120万円、約17%減となり、コロナ減免は受けることができなくなる。


30%減であれば、300万円以下の方は保険税が全額免除されるので、とても助かります。
家計や事業の立て直しもしやすくなります。

今回のケースは収入減の減免が適応されると思いますが、収入減の減免は直近3カ月を見るため、全体像を把握したものにはならず、減免額は少額となります。

収入減の半年間、資金繰りが大変で生活への影響は収入が安定した後もしばらく続きます。

やはり、減免基準はもっと上乗せが必要だと感じています。

※減免額の結論を記載できていないのはまだ減免の決定額が通知されていないからです。
しかし、問題提起として必要だと思い、記事にしました。

そもそも、コロナ減免とは?と言う方は下記の厚労省の事務連絡をご参考ください。
【参考資料】
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る 国民健康保険料(税)の減免に対する財政支援について(事 務 連 絡 令和2年4 月8日)
https://www.mhlw.go.jp/content/000620361.pdf

新型コロナウイルス感染症により収入が減少した場合の減免について(大東市のHP)
http://www.city.daito.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/26/an-nai.pdf

コロナ減免の申請用紙




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「マスクについて」教育委員会から小中学校の校長・教頭に出された通知。通知出すだけでいいの?

2020年06月19日 | 日記
6月5日に「白マスクに限定する指導を改めて」という内容で、教育委員会に申し入れを行い、以下の通知が学校長と教頭に送られています。

【マスクについて】
 この間、教育委員会としましては、「原則、マスクを着用」ということを保護者向け文書で通知しており、市販のものを入手することの困難さから「布マスクの作製・使用」についても周知しているところです。また、各公園へ用意できなかった児童生徒等に対してのマスクを配布したところです。
 そのような中、一部で「マスクはしろでないといけない」「マスクは白でなければ受験できない」といった内容を学校から言われたと、この間、複数の保護者等から市教委へ問い合わせが届いています。
 担任レベルなのか、いつのことなのか、果たして本当にそのような内容なのか等、不明な点も多いですが、今般のコロナ禍においては、マスクの色・形等各家庭の事情によるところも多いことから、なにとぞご配慮いただくとともに、マスクが整わない事を理由とした偏見や差別、いじめが生起しないよう、発達段階に応じた指導を引き続きよろしくお願いいたします。




上記のような内容は学校には伝わっているかもしれませんが、保護者や生徒には伝わっていません。
学校の対応としては、生徒・保護者にしっかり説明をすべきです。

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小中学校でのマスク着用を白に限定した指導を改めるよう申し入れを行いました

2020年06月05日 | 日記
本日、大東市教育委員会に対して、小中学校でのマスク着用を白に限定した指導を改めるよう申し入れを行いました。

小中学校の保護者からマスクを白に限定する指導について違和感や不安、苦痛の声がよせられたため、今回、議員団として申し入れを行いました。

(保護者の声は以下の申し入れ文書に具体的に記入しています。ぜひご参照ください)

新しくなった教育長が対応してくださり、「現状の把握と、指導の理由の把握、行き過ぎた指導があれば改める」としました。

子どもたちには「マスク着用」という事事態がストレスとなっています。その上、白に限定したり、白を付けて来なかったら、体に合わないマスクに付け替えさせられたりと、苦痛を強いられるようでは学習にも影響が出かねません。

ぜひ、改善をお願いしたいです。









大東市教育委員会
教育長 水野達朗 殿


2020年6月5日
日本共産党大東市会議員団
幹事長 天野一之
 新崎美枝


マスク着用を白に限定した指導を改めるよう申し入れます


大東市教育委員会ではより良い教育のために日々ご奮闘されていることに敬意を表します。
コロナ禍での教育は多くの工夫や知識が必要です。新たな価値観で進めていく事も必要となってくる中、マスクを白に限定した、行き過ぎた指導への違和感の声が保護者から上っています。頂いた意見として、「そもそも、マスクは何のために着用するのか」「なぜ白に限定されなければいけないのか」「感染症予防に色や柄は関係ないのではないか」「第2波、第3波がきた時に マスクがまた品薄になり 白マスクが手に入らない状況などになった時 白以外のマスクをしてると 受験も出来ないって、事なのか」と、さまざま不安を訴える声が上がっています。また、「マスクが出回ってるとはいえ まだ高いので 学校が毎日始まると かなりの消費量になるので 経済的にも負担もかかるし 洗い替えの黒やグレーのマスクを 子供らに使用させているのですが 学校からもらった給食用マスクみたいな ガーゼのやつは 小さく耳が痛いと 3年生の息子は付けれません。」などの、白に限定する事への苦痛の声も上がっています。

 それぞれの学校長任せにするのではなく、教育の中で、マスク着用の意味を子どもたちに丁寧に説明する事。そして、白に限定することなく、個々の体に合ったものが着用できるように色や形を限定しない事を市内すべての小中学校へ通達する事を求めます。
 
以上、早急に対処していただきたく申し入れます。



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コロナ疑い患者の送迎を包括支援センターへ丸投げ

2020年06月04日 | 介護保険制度


先日、大東市内でコロナ疑いのA患者がPCR検査を受け、帰宅の送迎について引き受ける事業所が無く、大東市へ相談したところ、大東市からの返答は「地域包括支援センターと居宅介護支援事業所が責任を持って手配する事になっています。」ということでした。

しかし、コロナ疑いの患者の送迎を丸投げされた包括も居宅も戸惑いを隠せないでいました。

新型コロナウイルス感染症が国内であれだけ問題になってきている中で、感染疑いのある患者の送迎について、大東市では何の対策も打っていなかったという事、そして、いざ必要な状況になった時に、大東市は丸投げしたことに、大きな怒りが湧きました。

私はすぐに担当課へ連絡し、感染対策をしながら、送迎する手配を大東市が責任を持つべきだと指摘しました。

そして、今後も同じような状況が出てきたときにスムーズに対応できるように整えておくべきだと要求しました。

しかし、その回答が驚くべきものでした。

回答したのは大東市高齢介護室 高齢支援課 課長の逢坂伸子氏

唾液検査が出来るようになりますので、今後、感染疑いの患者を送迎しなければいけない場面はほとんど出てこないと思います。

私は、ビックリしすぎて、一瞬声が出なかったのですが💦

「唾液検査はいつから実施できる見通しなんですか?6月ですか?」と、とぼけた質問を返すと、

「いつからかは、分かりません」と。

そしてさらに、「唾液検査が始まったらすぐに結果も出るし、疑いの患者を送迎するというケースは発生しないと思います」と。

確かに、唾液検査は6月2日に厚労省が鼻咽頭ぬぐい液を用いたPCR検査結果との一致率を検証した結果を示し、有効であることを示し、「症状発症から9日以内の者については唾液PCR検査を可能」とすることとしました。

しかし、検査結果が出るには1日かかり患者の送迎が必要になる事は容易に想定されます。

今後もコロナ疑いの患者を送迎しなければいけないケースが出てくるでしょう。そういった時の体制はしっかりと整えておくべきです。

病院へ委託するのであれば感染対策のための財政支援が必要でしょう。

ちなみにお隣の東大阪市では体制があると伺っています。

包括や居宅に丸投げし、さらに、不確かな情報を持って今後はその様なケースが発生しないと言い切り、体制を整えようともしない姿勢を改めるべきです。


添付資料:厚労省のHP

(検査に係る厚生労働科学研究の結果について)
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000635988.pdf唾液を用いたPCR

(唾液を用いたPCR検査の導入について)
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000635987.pdf






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2020年度6月一般会計補正予算で気になるもの

2020年06月03日 | 日記
2020年度6月一般会計補正予算で気になるものを抜き出してみました。

市民の皆さんにとって良いものなのか、良くないものなのか。
しっかりチェックしていきたいと思います。

委員会は以下の予定で行われます。
未来づくり委員会6月11日(木)12日(金)
まちづくり委員会6月15日(月)16日(火)


新庁舎整備推進事業  3,399千円
総合窓口やオンライン申請、職員の働き方等様々な場面において、ICTの活用方策を検討し、将来的な庁舎及び行政の在り方について、検討を行う。
ICTを活用した庁舎及び行政の在り方に係る検討について、専門的な見地から助言を求めるため、業務委託を実施する


北条まちづくり推進事業(Ⅱ期)  5,049千円
北条まちづくり第Ⅰ期事業を継承した形で第Ⅱ期構想として更なる広範なエリアでのまちなみ創生を検討するもの


財産活用推進事業(地方創生)  13,295千円
諸福児童センター跡地の民間事業者への貸付に向けて、市による基礎工事等を実施するもの


教育研究推進事業  200千円
大阪府道徳教育推進事業の実践研究校に本市中学校が指定されたため
大阪府からの委託費を受け、実践教育研究校が研究に取り組むために活用する


GIGAスクール推進事業  349,425千円
(一般財源:146,100千円、国補助:20,325千円)

新型コロナウイルス感染症の影響により国の緊急経済対策として、緊急時においても子どもたちの学びの保障ができるよう、ICT環境の早期整備を行う。
 児童・生徒へ一人一台端末の整備(6学年分追加)、家庭でのオンライン学習環境整備、GIGAスクールサポーターの配置
追記:3学年分は2019年度末に補正予算で予算が可決している。


【コロナ経済対策】に関連する補正予算

大東市事業者支援金給付費  298,347千円
新型コロナウイルス感染症により経営に影響を受けているが、国持続化給付金や府市共同休業要請支援金の対象外となる事業者に対し、幅広く支援するため、中小法人及び個人事業者等に市独自の事業者支援金を給付する。


公民連携総合調整事業  5,000千円
民間提案制度を通じて、新型コロナウイルス対応に向けた事業提案を募集し、提案が採用された事業者に対して支援を行うもの


生活安全経費   1,000千円
新型コロナウイルス感染症予防対策として、濃厚接触を防止するため、非接触型の宅配ボックス設置にかかる初期費用の1/2(上限1万円)を補助する。


社会福祉総務経費(障害福祉)  4,678千円
障害者の居場所確保・支援等を実施するため、3密回避の対策を講じて開所する事業所に対し、感染予防策のための備品購入(空気清浄機)に係る助成を行う。


社会福祉総務経費(介護保険)  10,059千円
介護サービスの必要不可欠な高齢者に対しサービス提供を行っている事業所に対し、新型コロナウイルスの感染予防策のための備品(空気清浄機)等に係る助成を行う。







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