サトウキビ産地の鹿児島県・種子島が危機にひんしている。10アール当たり収量と平均糖度の落ち込みが激しく、農家の手取り額は前年の3分の1に減る見込みだ。昨秋の台風被害が表面化した。糖度低下は同県の喜界島や沖永良部島でも広がっているが、収量にも影響を受けたのが種子島だ。島のサトウキビを全量加工する製糖会社の製糖量も過去60年で最低になりそうだ。JA種子屋久は「このままでは島の基幹産業が成り立たなくなる」と悲鳴を上げる。(日本農業新聞)
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