安寿の日記

一日の出来事、思い出など・・

亡き母の短歌(13)

2017年02月02日 | Weblog
朝は風も少しあって寒かったが
段々風も止み少し暖かくなっので、
洗濯後サンルームに布団を干した。

友達の息子さんが闘病していたが、手術が出来る状態にまでなり、
無事手術も成功し退院できた・・という明るい知らせが入った。
病気の種類こそ違うものゝ私も経験者なので、少し精神的に後押ししてあげたのだが、
私に励まさせたと喜んでくれた。
とにかくよかった。本当によかったです。

・・・・・

母の短歌(13)

1  まりなげて子等はとなりの芝生にて よろこび遊ぶひるごはん前

2  五月も早今日は子供の日となって 鯉のぼりだけ意気込んでいる

3  あの家に男の子ありめでたしと 鯉のぼりみてわれもうれしい

4  ふるさとへ錦をかざる人もあり 恥にまみれる人もあります

5  ポストの前で 住所氏名をたしかめる 封書三通はがき三枚

6  同窓会知恵をほめたり顔形 ほめて来たとてばあちゃんは言う

7  国のこと心にかかる父さんは ニュースをじっと聞き入っている

8  人は人鳥には鳥のくるしみも あるだろうなとふと気がついた

9  百迄も生きたら後がつかえます とは言うものゝ死にたくもない
  
10  散るにさえ錦を飾る紅葉(もみじ)ばの すがたに学ぶ老の道かな(大人向け)

最後まで読んでいただき、有難うございます。