2007東京・中国映画週間 10月21日  『雲水謡』


 

雲水謡

監督:尹力(イン・リー)
出演:陳坤(チェン・クン)徐若瑄(ビビアン・スー)李氷氷(リー・ビンビン)
梁洛施(イザベラ・リョン)楊貴媚(ヤン・クイメイ)

東京国際映画祭にはいくつかの提携企画があります。
この2007東京・中国映画週間も提携企画のひとつです。
そして今年は《2007年「日中文化・スポーツ交流年」》の認定事業として
多くの中国映画祭が催されている中のひとつでもあります。
ちなみに12月の覇王別姫藝術展
《2007年「日中文化・スポーツ交流年」》の認定事業のひとつです。


時代設定は1940年代、場所は台湾、地方出身の医大生陳秋水(陳坤)は
台北で家庭教師宅の歯科医の娘・王碧雲と恋に落ち、結婚の約束をする。
しかし左翼活動家だった秋水は大陸へ逃れて、二人は離れ離れとなる。
その後秋水は朝鮮半島そしてチベットへ軍医として派遣される。
碧雲は台湾に残った秋水の母(楊貴媚)の世話をしながら一生をかけて
秋水を探そうと決意する。
60年後、碧雲の姪、暁芮(梁洛施)は今はアメリカに住む独身の碧雲の代わりに
秋水を探す旅に出る。

壮大なスケールのメロドラマです。
内容をまったく知らなかったのでびっくりでした。
お金もかかっています。
台湾はさすがにロケはなくセットを組んだようですが
香港やチベットはロケを行った模様。
主演の陳坤はちょっと濃い顔立ちの俳優さんでしたが
なんとなくおとなし目でインパクト弱し。
ビビアンのセーラー服姿は30歳過ぎてるのに(爆)
童顔なのであまり違和感がなくてやっぱり驚き。
2006年に中国では大ヒット、アカデミー賞の外国語映画賞の中国代表作品です。
監督は気さくな感じで、サインもしてくれてましたが、
あの年代だとこんな作品になるのでしょうか?

この映画祭はパンフレットも独自のものを配ってますし、
スポンサーもしっかり付いています。
最近の中国関連の文化イベントはおしなべてこんな雰囲気ですね。

映画上映前にオープニング(開会式)があり、来賓・俳優のゲストが登壇。
映画主演の陳坤が来ていたのでファンのグループが小旗を振って歓迎。
写真撮影の制限もなく(事前に注意無し)ファンにとっては喜ばしいことでした。
シネマートでの2回目の上映では陳坤もいくらかリラックスしていたようだったと
後で聞きました。
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