マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

探偵はBARにいる3

2017-10-30 18:22:02 | 大泉洋・CUE
秋は収穫祭、感謝の季節なのでしょうかね。
プロ野球のファン感謝デーもこの季節ですし、日ごろの感謝を込めたファンイベントというのがあちこちで開かれている気がします。
さてこの週末道新fan-funフェスタというイベントがありまして、まあ私は道新は取ってないんですけど(;^ω^)というか新聞じたいあまり読みませんが(‘◇’)ゞ、読者へ日頃の感謝を込めて色々な企画をやっておりまして、私はミスター(鈴井貴之)さんの講演会「北海道の力」というのと「探偵はBARにいる3」の試写会が当たりまして、行って参りました。
札幌に住んでいるとこのように講演会とか映画の舞台挨拶などで生ミスターに会えることは少なくありません。道新ホールにて約1時間半のお話し。観客の年齢層も高く、固いテーマなので面白いのかしら…と少し心配しましたが、結論、とても面白かったです。
若い頃から奥さまと一緒に事務所を立ち上げ地方に芸能事務所を根付かせ、ローカルテレビ局の番組を全国区にしたミスターの人生は、なぞっていくだけで「北海道の力とは?」というテーマにぴったりなものです。若い頃は北海道のテレビ局の横暴プロデューサー(あまりお仕事をしないあの局ですね。今じゃ後悔していることでしょう)に酷く侮辱されたこと、それが反骨精神を呼び成功を招いたこと。予算やしがらみがないからこそ生まれた水曜どうでしょうの魅力は、常に数字という結果を求められる在京キー局には決して真似できないこと。失敗してもまた挑戦できる土壌があること。自虐的になればなるほどオイシイこと。などなど。アイデア次第で地方であることも武器になる。むしろ今の時代新しいものは地方からしか生まれない、とも。離婚ネタで笑いもずいぶんとりましたし、赤平でのネイチャーな暮らし、どうでしょうの新作の話と内容盛り沢山。まーさすがですねのひと言ですね。

夜は同じ会場で、今度は鬼才須藤プロデューサーを招いてのトークショー付き探偵3の試写会。
こちらは、道新の文化部長さん?か誰かが司会進行だったのですが、この方が慣れてないのか緊張しているのか落ち着きがなくちょっとアレでしたがwさすが須藤さんはお話しも上手で、探偵のファンが喜びそうな裏話や北海道民へのリップサービスなど澱みなくバッチリ。
そして肝心の映画ですね。
私はとにかく「探偵はBARにいる」シリーズの大ファン。
大泉ファンであるとともに、郷土愛にも燃えている私が飛びつかないわけがないのですが、このブログで何度も書いているようにファンだからといって何でも受け入れるわけではなく。特に映画やドラマに関しては一家言ある私は、無条件でなんでも見るわけではございません。
でもこの作品は東さんの原作小説もほとんど全部読んでいるし、映画としても大好きなんで。
1も2もとても気に入っていたので、3を本当に心待ちにしておりました。
いやー面白かった!期待通り!いや以上!一応サスペンスなのでネタばらしをしないようにすると内容についてあまり書けないのですが…泣ける哀しい話なんだけどスカっとするんですよね。
このシリーズはススキノの夜の街を舞台にしたハードボイルド、バディムービーなのですが、笑いありお色気ありの娯楽作で、かつご当地ムービーでもあり。夜の街の映画というと「新宿スワン」なんかがありますがあのゴージャスな派手さともちょっと違う、東京以北最大の歓楽街ではありますが冬は凍てつくように寒く、どこか最果ての侘しさもあり、自分的には「傷だらけの天使」とか「探偵物語」なんかを彷彿とさせるような昭和な雰囲気がもう堪らないんですよね。
今回もキングムーに北大にサッポロファクトリーに道庁に、たくさん名所が出てきますが、ファクトリーでのクライマックスはなんとアトリウムで栗山監督がトークショーをやるという設定。
エキストラで行けばよかったぜ。
特筆すべきは今回のヒロイン北川景子さんの演技。ごめんね正直今までこの方の演技が上手いと思ったことあまりなかったです。でも素晴らしかった。美しくも悲しいヒロインを憂いたっぷりに演じていて、もうね、年末の主演(助演?)女優賞を総ナメしてほしいと思いました。
帰りには助手が大好きという設定の北菓楼の開拓おかきまでお土産でいただき大満足。
大興奮の内に終わった試写会でした。これは封切時も劇場に見に行くと思います。お勧めです。


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