マジョルカピンク

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北海道から世界へ

2017-12-25 21:51:19 | 大谷翔平


クリスマスの今日、大谷翔平選手の公開記者会見に行ってまいりました。
年末で色々慌ただしいのですがどうしても一目会いたくて。
移籍が決まってからはなかなか本人の口から気持ちを聞くことができなかったし、遠くからでもいいから感謝の思いを伝えたいと思って。
記者クラブでの会見があって、アナハイムで入団会見があって、もうそれで終わりだと思っていたのに、わざわざ真冬の札幌に、お別れを言いに来てくれる。行かないわけにはいきません。
今日はとにかく悪天候でね…。本来ならもっとたくさんの方がお別れを言いに来たかったはず。通行止めやJRの運休などでかなりな人が断念したようでそれだけが残念。札幌中心部は言われていたほど酷くなかったのでもったいなかった。
冒頭入団から5年間の軌跡をまとめた長嶋三奈さんナレーションのVTRを見て、もう泣きそうになりました。走馬灯のように甦りますね。
短髪の高校球児がいまや立派な青年に成長しました。
素晴らしい会見でしたね。堅い質疑応答で終わるのかなと思ったら、ちゃんとした退団セレモニーでした。
本人の挨拶から始まったのですが何を言うのかなとファンも緊張して見守っていたらいきなり英語を喋りだして、「!?」
掴みはオッケーって感じですね。ファンは大笑いで、しんみりした雰囲気を払拭してくれました。
賢い青年ですね。涙涙で悲しい会見にしたくないと思ったのでしょう。
代表質問はSTVの岡崎さん、それからHBC、HTB、UHBとおなじみのローカル各局のスポーツ担当アナから質問。
家族的な温かい雰囲気で実になごやか。まさに本拠地、ホームの空気。大谷選手はすべての質問に慎重に言葉を選びながらしっかりと答えてくれました。一番嬉しかったのは、北海道に来たことは回り道ではなかった。良い選択だったと言ってくれたこと。隣の栗山監督も終始ニコニコ。メディアには厳しいことを言い大谷選手を決して褒めませんでしたが、大谷選手曰く、監督室では身体のことを心配したり優しい監督で、厳しさを装って自分を守ってくれたとバラされていましたね。この師弟関係、本当に微笑ましい。
5年前の入団会見の再現で、1球だけ栗山監督に向けてボールを投げてくれました。真っ赤なLAAのユニフォームをまとって。ドームは大いに沸きました。
そのあと、サプライズだったのかな?赤いユニに大谷選手がサインを書いて、栗山監督にプレゼント。監督の嬉しそうなこと。このへん順序がバラバラかもしれませんが…チームメイトたちからのメッセージV、選手会を代表して中島・鍵谷・近藤選手が花束を渡しました。栗山監督からは、感謝の言葉と世界一の選手になれという言葉。最後にはクラウンドを一周してファンに別れを。登場曲に乗せて、明るく手拍子で送りました。最後の最後にはVのあとカメラがロッカールームに切り替わり、レンズに青い文字で「ありがとう」のサインを書くという映画みたいな演出。
帰り際には大谷選手からのメッセージ付きカードをいただきました。

確かに、もうそうそう生では会えないだろうし。もうファイターズの大谷選手ではないのだと思うと、寂しくて寂しくて涙が込み上げてきます。
大谷選手を見守り、応援してきたこの5年間は自分にとってもかけがえのないものでした。
そして、こんな素晴らしい選手を自分のチームのエースとして、クリーンナップとして応援することができた僥倖をかみしめています。なんて贅沢なことだったんだろうと。ファイターズファンて、世界一幸せな野球ファンなんじゃないだろうか。
そしてこれからはロスアンジェルスエンジェルス・オブ・アナハイムのファンが世界一幸せなファンになるんじゃないかな。私たちはまだ若い、道半ばの大谷選手の成長過程を見ました。これからMLBのファンは選手として最も脂がのった最高の時期を目撃することになるでしょうね。それは本当に羨ましいことです。

大谷選手、北海道に来てくれて本当にありがとう。
いつも思うのは、果たしてファイターズに来て、本当に良かったのかな?ということ。
二刀流という唯一無二の選手になりましたが、ひょっとしたら今頃メジャーのローテに入る活躍をしていたかもしれないのです。
規格外であるがゆえに批判も多く、ファンとして心傷むことも多くありました。本当に特別な選手、本物のスーパースター。
決して忘れることは無く、これからもずっとずっと応援し続けます。5年間ありがとうございました。





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