pagiのモラトリアム続行中

どこまでもウンコな独りもん生活を送る
自称ファッションヴィクティムのpagiの生活

休んだっていいじゃない

2004-11-22 | food
すべての日常のわずらわしさから解放されて、emiccoのお誕生日のお祝いをしました。
場所は銀座。別にemiccoの就職先を意識してのことではないです。
ただ私がおいしいレストランを紹介したかっただけの話です。
だって本当においしいんだもの。

emiccoがバス遅延のため(長距離移動~♪)30分ほど遅刻している中、
銀座に来たら買わなきゃならねえお土産選びに精を出しました。
銀三のジョトオにするか松屋のミクニにするか悩んで、値段で決めました。(貧乏)
結果、ミクニの先日の塩味クッキーを買ってホクホクで4丁目交差点へ。
そうだ、レストランでビスコッティも買えばいいし~とか思って。

とりあえず鳩居堂へ。きれいな和紙カードに目を奪われる。
手帳がないかしら?と思ってみてたんだけど、横罫だけのノートとかが多くて無理かと。
それじゃ単なるノートだよ…とか思いつつ。私のスケジュール管理は無理。
きれいなカードを買ってクリスマスカードを送らねば。海外にいる友達は喜ぶかな。
そしてワシントンへ。どんなもんかなーと思ってみたんだけど結構良かったよ。
何より良かったのはザナスカのパンプスかな。30k超くらいの靴が半額とか。
たぶん去年のものなんだろうけど、デザインが定番で型落ちだとかどうでもよい。
履いてみるとすごい履き心地もいいんで、次はザナスカのパンプスかなあとか考えてました。

emiccoが来たのでレストランへ直行。
銀座のはずれのファッションビルにあるイタリアンレストランなんだけど、とにかく美味しい所。
ランチコースを頼んで、楽しみに待つ。
好きなサラダだー。オクラとオリーブオイルって合うのだなあと母と話したサラダ。
パスタはえみっこは海鮮、私は猪と栗(!)
お上品なレストランで、量は多い!というわけではないんだけど味は◎。
猪も柔らかいし全然臭くない!栗が甘くて美味しいし。塩味が絶妙だあ。
えみっこのパスタはあさりのだしがよく出たスープがすばらしく美味しい。
全然しょっぱくないし、よくあるペスカトーレじゃなく淡白な塩味ベースのスープ。
互いでcobaし合う姿はまるでお上品とはいえないが、旅の恥は掻き捨て、である。
デザートは互いに相当悩んだ末、
私はマスカルポーネなんたらのクレープベリーソースかけ(名前の記憶が…)、
彼女はイチゴのパフェ。
美味しいミョン。ミョン。ベリーソースが温かいです。シャーベットが冷たいです。
クレープの中のヘーゼルナッツが香ばしいです。ヒロシ、感動してるとです。
えみっこのパフェはすばらしくシャーベットが美味しいです。イチゴじゃイチゴじゃ。
シャーベットの爽やかさとムースのムァっとした感じがバランスよ過ぎです。
ていうか、デザートを食べる前に携帯で写真を撮るお上りさんっぷり、どうにかして下さい。
この田舎もん2人を、どうにかして下さい。キルミー!

レストランは何故か混んでおります。皆さん昼からワインにランチを食ってます。
優雅っていうか、アル中だろう。私にも飲ませてけろ。
そこでえみっこと私はえみっこの進路について、大学のことについて、しみじみ話し合いました。
えみっこも私も最近はなかなかじっくり話し合うこともなかったので久しぶりに楽しかったね。
天気もよくて、食事も美味しくて、本当に満足した。
恋愛の話とかまったくしないのがおかしいところだけど、そんな暇ねえよ!
帰りはそこのレストランのビスコッティを買って帰りました。
美味しいケーキやパンも売ってるんだよ。

私はそこのビルが大好きで、まず2階のコンセントにえみっこを連れていきました。
クラフト感と贅沢感溢れる品揃えです。ここしかないんじゃないかなあ。
大人がかわいいと思える物っていうか、よくある上質カジュアル、とかじゃないですよ。
明らかにアバンギャルドじゃん、てな物もたくさんある。
でもそういう物が好きなものにとっては天国ですよ。
でもまあ何も買う気もなかったから、さらーっと見ていたんだけど靴下マニアえみっこは。
靴下をじーっと見る。私も靴下をじーっと見る。
アンティパストじゃん。かーわいーい。1足買うことにしたぞ。厚手のハイソックス。
えみっこは見送る。大人。鏡だわ鏡。
アクセサリーを勧められるも断る私。大人だわ。ていうか買えないだろう普通。
上の階のアクセサリーを見る。誰か買って頂戴私に!!
なんて素敵なんでしょうか。一点ものだからちゃんと修理を請け負ってくれるそうです。
クリスマス過ぎにまた行ってみようかなー。ブランド名覚えました。ザズウです。
ディプティークでしつこくキャンドルの香りをかぎました。次は香水を買ってみたい。
(今アユーラを使いきろうとして使いまくっている。部屋に撒いている)
うちの近くではアロマキャンドルしか売ってないから、
香水はこういう直営店で買わないといけないのかなあ?
クリスマス限定のかわいいやつからは、インドネシアのにおいがしたぞ。
そしてフラフラと立ち寄ったマリアネリで出会ってしまったー。
高いインポート下着は本当に高いから私には分不相応なんですけど、
私がさんざんっぱら迷って買ったのはばばシャツですからね。(そんなに高くないよ)
踊りのときに着られるようなぴったりとしたばばシャツ。身頃に縫い目がない素晴らしいシャツ。
私はその縫い目がだめで、ばばを裏返して着たりする人間だったので、ナント!と。
ものすごーく迷いましたがラインがもたつかなくてエレガントなので買ったよ。
一番結局長居したのはこの小さな下着やさんでしたね。
次に銀座に行ったらまたここでばばシャツが買いたい。本当に着心地がいいんですよ。

あー、銀座7丁目8丁目ばんざいです。
えみっこにちなんで8丁目の老舗セレクトショップも流してきましたが、
ショップオリジナルのアクセサリーなど、値ごろ感ありで良いですよ。
相変わらずの高級品そろいでしたが、目の保養にはなりますなあ。

その日はそんな感じで解散。次はえみっこの修論が終わったら!
えみっこの財布購入にぜひとも付き合いたいところですなあ。

写真は私の食べたデザートだよー。

セールは楽しいな疲れたな

2004-11-10 | fashion
先週の土曜日は友人れもんさわーと伊勢丹セールに出かけた。
のんびり屋の私たちには珍しく集合は10時だったのだが、
会場の京プラにつくともう人だらけ。
いわゆるハイブランドのセールだったので、お目当てはリスタイルとマギャルリか、と。
あとはリックオーウェンスの靴があればまた見たかったのと、
マルニやマルタンで安ければ何か買いたい、みたいな感じでしたね。
この前行ったクローズドセールではアルディを買ったから、
今回は何を買おうかなと思って楽しんでた。

セールの鉄則。いいと思ったものはとにかくキープくん。
会場入って右手がリブゴーシュでとにかく流して、あー、欲しかったウェッジサンダル発見。
値段も見ずにサイズが合ったからとりあえずキープくん。
これがかわいいんだよー。ごついのに履くとすっきり見えるのだ。案外軽いし。
4階系はまずじっくりとマークを見る。
友達はステラが好きなので、じっくりとステラを見ている。高いんだよね。
おー、マークは昨年の秋冬が激安で出てるじゃん。
とりあえずぶあついカシミアのリブニットとえんじいろのカーディガンをキープくん。
カシミアってこんなにぶあついセーター編む糸だっけ?ってくらい分厚い。
めちゃめちゃあったかそう。値段もちょっと張るが、なんせ定価が定価だ。

リスタイル系では、残念なことに日本のブランドが扱われてなかった。
安ければミナの小物などをお土産に買いたいと思っていただけに残念しきり。
リックオーウェンスのサンダも扱いがなく、リベンジはできなかった。
続いてマルニのコーナーへ。今回のセールのメインブランドらしい。
確かにコーナーも広いし、販売員も大量投入している。
安いんだよ。全部半値以下じゃない?靴なんか1万円均一、2万円均一やってたし。
かわいいパンプス(1万円)が私のサイズよりハーフサイズ大きく、
サイズを探してもらったけどやっぱりなかった。あれは欲しかったなー。
洋服はコート系に目が行く。去年かわいいと思っていたコートが6万円台。
安いとは思いつつも、私がこの前プロパーで買ったコートよりも高いよ…。
れもんちゃんはモヘアのワンピースとパンプスをキープくん。
彼女は既にマークでもセーターをキープ済。

マギャルリ行くと、皆ここぞとばかりにマノロやルブタンなどを試着している。
おい、伊勢丹顧客よ、下品だぞ。こんなときにしか買えないからって。
私は、この前のセールと大差ねーなーとちょっと引き気味。ブーツは多かったけど。
フリゾーニのブーツはチャックが上がらなくてだめ。かわいいんだけどねえ。
れもんちゃんはルブタン、マノロをキープくん。高いがこれらのブランドなら仕方あるめえ。
バッグを一生懸命見るも、やっぱりランバートソンのバッグがかわいい。でも重い。

ロッシを通ってバッグコーナーへ。
れもんちゃんはここで今期もののルルに目をつける。今期ものラスト1点らしい。
ていうか、伊勢丹しか扱いがない商品で、本当に最後の1点だと販売員は豪語していた。
ルルだけどルルらしくないっていうか、控えめ。
ツイードでドクターズバッグを小型にしてハンドバッグにしたような形。
畜生、ロンドンかぶれめ。彼女はイギリス好きである。

シューマニアーク(僅か什器2台のやる気のなさ)では
昨シーズンのサルトルが激安で売られているも、着脱に難ありで購入を断念。
ていうか、あのフロアーで脱ぎ着するのまじつらかったんだけど。
履くのは簡単なんだよ。ぬげねんだよ!!サルトルブーツの怪。

落ち着いて商品を選び、試着をすると、
やっぱりマークのカーディガンかリブゴーシュのサンダル。
マークのセーター(カシミア)はかなりかわいいのだが、
かなり伸縮がきかない目の詰まった編み方をしているので顔を入れるのが一苦労だ。
着脱に難あり、ということでマイナス1点。
でも着てみると小さめサイズがシルエットもたつかなくてきれいなんだけどね。
そして値段の高さにマイナス1点。
この私がキープした3点の価格差はね、上から
カシミアセーター
(4000)
カーディガン
(4000)
サンダル
ということで、洋服のほうが靴よりずっと高いんですよ。おかしいだろ、って感じだけど。
カーディガンは、小さいころに叔母が編んでくれたようなたっぷりしたニットなんだけど、
とにかくボタンがボコボコついているので、他とは一線を画している。
袖にゆとりがあることと、
つくりがしっかりしているのでジャケットかわりに着られそうなところが良かった。
本当はテーラードジャケットが欲しいと思っていたんだけど、これならジャケットかわりだわ。
えんじ色というのも好きな色だし、生地が分厚いのであったかそう。
サンダルは、履き心地もいいしスタッズ打ちのいかついデザインが私好みだし本当に迷ったんだけど、
いつも靴ばかり買っているから断念しました。
ていうか、コートの支払いが残っていることを思い出したのね。
コートの支払いとれもん金融への返済じゃ首が回らないので、泣く泣くあきらめた。
れもんちゃんはサンダルかわいいかわいいと言っていたけど。

れもんちゃんも吟味した結果マークのセーター、マルニのワンピース、ルルのバッグに選抜。
割と彼女はすんなり決まっていたね。私もそこあたりが妥当な線だとは思った。
ただ、彼女はセリーヌのハイヒールがとても似合っていたから、
セリーヌ買え!買え!と心の中で念じてはいたけれど。

れもんちゃんに会計をお願いしている間、
ああこれで彼女のお買い物額に貢献してしまったとか思っていたけど、
世の中の人って、お金持ちなんだねー。
両手いっぱいに荷物もって、配送を頼んでいる人たくさんいたよ。
オクで転売する人とかいっぱいいるんだろーなーと考えちゃった。

家帰ったら、あらかわいいじゃないと母親からは好評。
マークだよ~と自慢したら、「贅沢すぎ」とからかわれる始末。
れもん金融の取立てが始まるよ~。お悔やみ電報きちゃうよ~。

NO MUSIC NO LIFE

2004-11-10 | music
日曜日に実に久しぶりにライブに行ってきた。
場所は初めてのFAD横浜というところで、F.A.DとはFlower and Dragonだそうです。
せっかく元町のすぐそばなのに、元町には目もくれずライブハウスへ。
時間がなかったんだよね。

入ってみると割りと奥行きのあるハコで、簡単に言うと体育館型だね。もちろん狭いけど。
かなり遅く入ったのですでにお客でギュウギュウ。バーカウンターがどこかが見えん状態。
とにかくトイレを見つけ、仕切りなおすと入り口の対面にカウンター発見。
もう曲が始まっちゃったので指差しでハイネケンをオーダーしました。
1つめのバンドは50cc もりくん(だってこういう名前なんだよ)率いるロックバンド。
出の音楽がベルベットアンダーグラウンドだってだけで私は大興奮。
もりくん、とうとう41になったんだって。でも曲調は胸キュン。
CDほしくなったよー。でも12枚しか持参してなかったそうで、その日は買わず。
ギターのお兄ちゃんはアイコのうしろなどで弾いているそうで、確かにうまいなーと思ったよ。
やっぱりもりくん。踊ってました。
2つめのバンドはJUNIOR。アイリッシュ・ハードコアらしいよ。
すごい人気があったから、もしかしたら私が知らなかっただけなのかもしれないけど。
第一印象はオイ系かなあと。
バナナシェイクスに似てるなーってのと、コブラも入ってるかなとか。
バナナシェイクスみたいにアコーディオン弾く人がいるし、盛り上がりも拳振り上げだったから。
でもこのバンドが他バンドと差別化を図ってるのが、笛吹くお兄ちゃんがいるとこ。
その笛が中心になってアイリッシュサウンド風の旋律を奏でるので、
パンクなんだけどどことなく懐かしいようなめちゃくちゃな印象を与えてた。
笛吹きのお兄ちゃんはかっこよかったし、初めて天高く聳え立つモヒカンを見たし、満足かな。
でもねえボーカルのお兄ちゃんの歌い方が氷室京介ばりに
タチツテトをツァツィツゥツェツォと発音するのには閉口だったな。
最後はまあお目当てのピーズだったんだけど、初めはやる気なかったの。
まったり見よーとか言ってて、荷物も上着も手に持ってたしね。
でも、なんと一曲目が未発表曲の「こじき」
友達と顔見合わせてびっくらこいて、ホール前方のおしくらまんじゅう大会に参戦。
こじきは大好きなんだよー。歌詞のしょーもなさによって発売できなかった名曲こじき。
でもね、あまりこの曲を知らないお客さんが多かったみたいでシュン。
もっとみんなでこじきの大合唱したかったのよ。
この日はなんと超初期の未発表曲「ヤダヨォ」もやってくれたのだ。
家出テープ聞くのがめちゃくちゃ恥ずかしかったとメンバーも言っていたけど、
何せ私も1曲通して聞いたのが初めて。すごいかっこいい曲だったんじゃん。
なんで1枚目に入らなかったのだろうかと、考えてしまいました。
盛り上がりの最高潮は「バカになったのに」だったかな。
まさか私もバカ~をやると思ってなくて、イントロ聞いた瞬間にキャーって。
場内騒然、Aメロからみんな拳振り上げまくって大合唱だ。
わざと抑えたテンポ感のある本編と、はっちゃけまくった後奏のギャップがかっこいい。
高校時代がデジャブで、受験勉強と戦っていた時代を思い出したり。
新曲も2曲やってたね、体に優しいパンク、って言ってたやつは
パンクにならないところの方がブルージーな部分のところがよかった。
パンクとかって私もうついていけないんですよ。体力的に無理よ。
クリスマスの歌、っていってたやつはなんだか胸キュン系のラブソングとみた。
これ時季的にもうすぐ発売するんかね?
クリスマスになんの予定もない腐女子にときめきを与えるかね?
さんざんいろんなこと言っておいて、やっぱりこの日に一番良かったのは「脱線」でした。
脱線の歌詞を聞きながら、メロディを噛み締めながら、やっぱり自分のことを考えてしまった。
これからのこと、今までの大失敗、それでも毎日は過ぎてるってこと。
ピーズはなんでこんなシンプルな言葉に、
聴取者が一人ひとり感じ入ってしまうメッセージをのせられるんだろうなあ。
アンコールはこれまた意外な「カラーゲ」。キャー!
横浜という場所柄、カラーゲという歌詞をシューマイに変えて歌っていました。
1曲だけだったのはなんとも物足りなかったけど、ライブは本当に楽しかったー。

帰りは友達と電車で
サンボマスターのボーカルにはクンニされたくないだのなんだのと盛り上がっておわりました。

悪魔

2004-11-09 | victim
時々悪魔が顔を出す。

昨日のバイト中も悪魔が顔を出した。
一緒にバイトをした子は本当にいい子なんだけど、時々つかえねーと思ったりもする。
それはベテランさんに○○さんはできないよ、
と話を聞いたことがあったからっていうのもあるし、
本当に私がそう思ってしまうところもあるからなのであって、
とにかく私の中の悪魔が顔を出したのだ。

んなこと言ってねーで伝票数えろゴルァ

とか思った自分がいて、自分でもいやーな気持ちになった。
これはなんだ、嫉妬かー?とか思っちゃったところも沈んだ原因。

あーあ、浮き沈み。悪魔が時々顔を出す。

台風っていつの話?

2004-11-07 | art & craft
先月の台風上陸のときに、母親と歌舞伎を見に行った。
以前の日記で書いた、株主優待のチケットの日だった。
折りしも台風が関東上陸の日、いやーでもなかなかない機会だもの。歌舞伎ははずせない。

当日は朝から雨だったが、嵐の前の静けさといった感じで外はやたらと静かだった。
夜の部のチケットを持っていたので、時間は前もって2時半くらいには家を出た。
電車は順調。めずらしく乗り換えの間もいい。ついてるのーなんて思いつつ。

銀座に降り立つ。まずここで弁当を調達する。
幕の内弁当なんていう言葉もあるくらいだから、観劇に弁当は必須。
なんせ4時半から幕間いれて5時間の長丁場、飯を食わないと体がもたん。
お金のある人たちは歌舞伎座内で予約した幕の内弁当を食べるんだけど、
場所は食堂に移動しなければならないし、5千円くらいだからパス。
せっかく銀座なんだし、デパートだっておいしいものがたくさん売っているのだ!
銀三はいつも行くのでめずらしく松屋いこっかーなんて言って松屋へ。
うーん。おいしそうなお菓子いっぱい。特にミクニのお店がおいしそう。
調理コーナーへ。あれー?あんまりない。銀三の方が良かったかしら?
でも定番だけどなだ万を発見したのでなだ万のお弁当と焼きさばすしを買った。
やっぱりミクニが気になって焼き菓子を二つ買う。このお菓子が数時間後に私的ブームを迎える。

銀座から歩いて東銀座の歌舞伎座へ。まだ昼の部続いている。
この客の出し入れ、大変だろーなー。すごい短時間に客を入れ替えてる。
雨脚は徐々に強くなっている。あーあ、本当はパンプス履きたかったのに雨だから長靴だ。
夜の部に入るためのおばちゃん連中が続々と集まってくる。
いつもは着物の人が多いものだが、やっぱり台風。レインコート姿が目立つ。
金ありそうな人がおおいなー。いつもながら凹むのだ。

さっさと入場。お弁当の準備もある。準備万端。席は、すごい前じゃん!
花道より下手側だからさすがにはじっこだけど、それでもすごい。全部近いよ。
花道なんて目の前だ。役者がここを通ったらすごいだろうなあとそれだけでも大興奮。
しかもさすがに台風の日。入りがよくなくて私と母の前の席は空だ。
あー、こんなにいいシチュエーションがあるだろうか。最高だなあ。
お隣は下手桟敷席。一人若造がいる。生意気だぞ若造。お茶菓子どんな味だったか、言え!
桟敷席はおそらくよくは見えないだろうとは思うのだが、ステータスのある席だ。
一人ひとり出入り口は別だし、掘りごたつ式でお茶とお茶菓子がつく。
いつかは、と思う席だ。いつかは、ねえ。

この日の公演は見取りといわれるもの。「より取り見取り」の見取りです。
人気のある演目から華やかな幕を抜粋したり、舞踊演目を入れたりしてお客をあきさせない。
これに対して「通し」と呼ばれるものもあるんだけど、これは長い演目を通して演じるもの。
「仮名手本忠臣蔵」などは長い話だから通しで行われたりする。
10月大歌舞伎の演目は、
一幕目、「井伊大老」
二幕目、「源平布引滝 実盛物語」
三幕目、「雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち) 直侍」
でした。
井伊大老は幸四郎の抑制のきいた感情表現が光り、雀右衛門のいじらしさが涙を誘った。
地味といえば相当地味な演目。けれんみがほとんどなく、ほとんど会話劇と言ってもいいくらい。
でも、それが逆に西洋演劇もやっている幸四郎にあっていたのかな。
雀右衛門はその御年にもかかわらず(失礼!)かわいらしい!いじらしい!
井伊直弼が翌日暗殺されることを案じて二人で最後の夜を過ごすという内容なのだけど、
静かな、物悲しいとても良い芝居でした。
このあと、幕間30分。ごはんだごはんだー。お弁当タイム。
んまい!だてになだ万を語ってないね。
お弁当の煮物、甘すぎないです。卵焼き、甘すぎなくておだしがきいとります。
焼きさばすし、くさくありません!あと2貫くらいは食えました。
そして食後に先ほどミクニで買った焼き菓子を1つ頬張る。これが、不思議にうまいのです。
歯がかけるかと思うくらいに硬いんだけど、かめばかむほど味が出る。
甘くないのよ。塩がきいていてナッツに合うし、ナッツ類の油臭さがハーブで抑えられてるの。
次松屋に行っても絶対買うよあれは。久しぶりにはまったお菓子でした。
歌舞伎見るときにはお弁当やお茶菓子の楽しみ。これは欠かせないね。
次、実盛物語。主演は仁左衛門。くー、老いてなおいい男です。
実際は孫もいるくらいなんだけどね。
これもまたさわやかだけど物悲しい物語なのだった。
源平の戦いがモチーフになっていて、ここでは書ききれないくらいにストーリーは複雑!
太郎吉と実盛のやりとり、あっとおどろく瀬尾十郎の過去など見所はいっぱい。
最後に太郎吉が大人になったら自分を討てと約束をして馬に乗って去る実盛の颯爽とした魅力。
あー!!!花道ばんざい。仁左衛門ってなんていい男なんでしょう!
ちなみに、馬も2人の役者が演じる。すごいよ。リアル馬でした。
最後の幕、直侍なんだけどこれがまた泣けるのですよ。
まず圧倒されるのは舞台機構の素晴らしさ。自分の席が下手端で本当についていた。
続く冬の道が本当に奥行きがあるように見えるんだよね。
一場では蕎麦屋を舞台にして江戸の風俗が垣間見られ、直次郎の過去が私たちに知れる。
盲人の丈賀を橋渡しにして直次郎と三千歳とがつかの間愛を確かめる。
しかしかつての仲間の思わぬ裏切りにあい、二人は離れ離れになってしまう。
菊五郎の華が存分に生かされた演目。
隣のおじいちゃんは菊五郎の佇まいの美しさをしきりに賞賛していたし。
私も、あまり好きなタイプの役者ではないのだが、
あのオーラは家柄と名前の重さも併せて彼の大きな魅力になっていると思う。
入谷の街にしんしんと雪が降る舞台、黙阿弥の名調子と美しい浄瑠璃の言葉と旋律。
本当に名作演目だと思った。じーんと感動しました。
私は田之助演ずる賀丈が一番のお気に入り。
盲目の按摩氏なんだけど、気持ちがあったかいんです。

全部公演が終わると9時15分くらいだったかな。
気象の悪化の心配もあって、さっさと東銀座の駅へ階段を下りました。
すると運よく東横線との直通電車が来て、おかげさまで菊名まで一本でこれたの。
途中風雨が本当にひどくて、
(東横線ってホームに屋根のない駅がたくさんあるのね)
ずぶ濡れで帰途に着くサラリーマンを見ながらのらくら各駅で帰る親子。
畜生、横浜線に乗り換えてからが徐行運転で時間がかかったけれど無事帰宅。
帰るころには雨もほとんど止んでいて、駅から我が家への道も問題なし。

この日は本当に充実してました。
久しぶりの歌舞伎を、心から堪能しました。

何でもこいだ!

2004-11-07 | beauty
何にも更新していなかった分、今日めちゃくちゃ書きます。
時系列無視、気分の赴くままに更新!

久しぶりに大学にいってね、若い空気を吸ってきたのです。
現役生に混じって、下手な踊りを踊ってきた。
本当に下手だなあと思うんだ、自分で。
ビデオ見てもそうなんだよね。間が持てないっていうか。
私は踊りの素養がないから、それでも割と動きのある踊りを踊るんだけども、
それでも間が持てないんだなあ。
あーあ、もっとうまくなりたいなあ。
まあ、1年近くまったく踊っていなかったので、体もなまりまくっていた。
音楽を聴いたらフリは自然に出てきたので頭はさほど使わなかったが、体がついていかねえ。
きつかったっす。ふらふらしちゃったよ。
要練習です。要フィットネスです。

踊りを踊らなければいけない私が今気にしているのが首周りのケアです。
これって周りの人はいつもしていることなのかもしれないけど、
最近首に化粧水をなじませ、乳液をちょこっとつけて、
首から鎖骨周辺くらいまでマッサージめいたことをしています。
すると今までまったくそういうことをしたことがなかったからか、効果は上々。
かさついてたのがしっとりしているし、首のところがすっきりしたかな、と。
まあ、自画自賛です。

今回なぜビューティーカテゴリにしたかと言えば、クリスマスコフレの話題だよ。(唐突)
きっかけは、大学にいった日に友人emicco(美容王)にゲランのコフレを見せてもらったことだ。
私はゲランは結構好きなんだけど、いつの間にやらemicco(小エミネム)に乗っ取られていたとは。
バッグもかわいいしさ、メテオリットが限定色できれいだしさ、何よりドゥオグロスだよ。
なんでパレット黒いのー???すげえ可愛いじゃないですか。
私はディヴィノーラのあのパッケージ大好きなのよ。それの黒バージョンなんて。
グロスもきれいで、クリスマスパーティー仕様だし。
畜生、emicco(世直しBA指導)、めかしこんでクリスマスパーティーでもするかっ!!

今日は別の友人れもんさわー(これがHNだから仕方ない)と軽く化粧品を流してきた。
クリスマスで可愛いと思ったもの(ゲランのぞく)

YSLのヒョウ柄パウダー
ポール&ジョーのフェイスカラー
マックのリップパレット

かな。マックはかなり熱かった。パレットがかなりかわいいよ。
ヒョウガラはとにかく記念にほしくなる。あれは町田で長く残っていれば買うかもしれない。
こんなもんかー?あとアルビオンの新しいメイクラインがすてきね。
今日見た店には入っていないんだけど、個人的にはアウェイクの限定もいつも気にはなっている。

そうそう、香水のうまい香らせ方を教えてほしい。
私はすぐ消えてしまってだめなんだよなあ。やっぱりアトマイザー常備ですかね??

すごーくどうでもいい日記だわいつもにもまして。